2002年6月23日のひとりごと(7号)
変わりつつある福祉
ひとりごと1号で障害者福祉に関する現実の不満を述べさせてもらったが、その後様々な変化があった。
自治体の壁に対しどうしようもないと考え、障害者福祉先進都市と言われるY市へのアクションをあきらめ地元K市で何とかならないかアクションを起こした。もちろん養護学校の先生方のアドバイスを受けながらK市にも相談に行き、ついに新たな道が開けた。
その第一弾が、サポートセンターの放課後サポートスタートである。現在は水曜日と隔週土曜日だけであるが何とありがたい事だろう。それまでは、K市はY市と比べ(あることはあったが遠い)遅れていると感じていた。しかし、4月から昨年来夏休み等のサポートをしていただいていた、サポートセンターがついに開始したのである。
第2弾は、学童ホールの入室である。御存知の通り学童ホールは留守宅児を放課後あずかってくれる施設で、門戸は狭い。まして、多動の障害児をみる事など不可能であると諦めていた。しかし、養護学校や市の福祉課の御協力でなんと可能になったのだ。
今回思ったのは、”自分達が訴えないと何も動かない。でも訴えつづける事により何かが動き始める。”ことである。
たまたま、障害児の親になった私。もし、この障害者福祉後進国に風穴を開けることが自分の使命だとしたら、同じ境遇の人々や、理解ある人々と一緒に小さな風穴でも良いので、アクションを起こしたいと思うのであります。
BEST16
ワールドカップサッカー、日本BEST16おめでとう!
これは日本サッカーの歴史において快挙であります。最近のマスコミ報道により”日本は勝てる!”等、煽りに近い報道がありましたが、個人的にはトルコに勝つ可能性は低いと思っておりました。(もちろん勝って欲しかったんですよ)
でも、トルコ対セネガル戦を観た人は気が付いたと思うでしょうが、身体能力が遥かに違うんです。セネガルと日本が戦ったら多分大差で負けたと思います。そして韓国と日本の違いは精神力の違いです。韓国は身体能力日本とさほど変わらないと思います。では何故、延長でも粘り強いのか?もちろん身体能力もありますが、勝とうという気持ちが全然日本とは違う気がします。トルコ戦での終了間近、日本選手の表情、ファールでも良いからボールを取りに行く姿勢、感じられなかったです。そして(戸田選手以外)はきれいなサッカーをしようとしています。
良く考えてみましょう。フランス、アルゼンチン、ポルトガル、ポーランドでさえBEST16に上がれなかったんですよ!
だから日本は充分、健闘したと思います。今の日本ではBEST16は快挙だと思うのです。4年後、精神的にも肉体的にも成長した日本代表がBEST8の壁をブチ破ることを期待してます。