2002年9月8日のひとりごと(8号)
自分に正直に生きたい
元気日記62号にも書きましたが、2001年9月11日NYで起きた同時多発テロは、あまりにショッキングな出来事でした。
今でも、それは私の人生に大きな波紋を残し、そしてこれからも消えることなく脳裏に刻み込まれて行くことでしょう。
あの日以来、(それまでも同じではありましたが、)それまで以上に、時間の貴重さや、一期一会の出会いの大切さを感じております。
今、我が家の状態を言えば、とても不安定な、いつ壊れてもおかしくない状態と言っても過言ではありません。
高齢の祖父(私の父)。最近妙に痩せてしまい、歳をとったことを実感しています。
高齢の祖母(私の母)。今は、歩くのに杖を使っています。僅か20cmの段差が普通に登れません。階段も1歩づつ這わないと登れません。
そして、りょうま。パニック、自傷、多動、拾い食い、いまだにトイレに行けません。1分と目を離せません。
もし、家族の中の1人でも怪我や病気等で欠ければ、今の生活の継続は難しいのです。
それは、もしかすると明日かもしれないのです。
同時多発テロ以来、人生って何なんだろう?などと、りょうまの寝たあとの僅かな時間で考えることもありました。
そこで出た自分なりの結論が、
・今を精一杯生きる。悔いの残らない様に。
・自分に正直に生きたい。 と、いうものでした。
今の自分の境遇でなくても、例えば明日、何かの事故に遭い死んでしまうかもしれない。本当に明日のことなど誰にもわからないのです。
だからこそ、今日を、毎日を、精一杯生きたい。そして、自分に正直に生きたい。そう思うのです。
笑っても、泣いても、誰もが一度きりの人生なのですから。