2003年5月25日のひとりごと(15号)

 

cat07.gif (655 バイト) 心から尊敬します

 

 5/24。今年も、りょうまの養護学校で運動会が行われた。

 りょうまの姿、その他の子供たちの姿。毎年感動する。すばらしい運動会だと思う。

 でも、私が感動するのは、養護学校の先生方の一生懸命な姿、ボランティアの方々の一生懸命な姿はそれに勝るとも劣らない。

 仕事とはいえ、誰にでもできることではないと思う。

 その姿はまさに聖職者そのものであると感じずにはいられない。

 私は、りょうまが生まれるまでは恥ずかしいことに、障害者福祉のことなど頭の片隅にもなかった。

 でも、りょうまが生まれてはじめて、障害にかかわる様々な人々と出会い、そのまじめで一生懸命な姿を知り、自分が恥ずかしくなった。

 親兄弟は直接関係あるから、当たり前と言えば当たり前。でも、先生方は福祉に進路をとり、こうやって仕事をしているのだ。

 これは凄い事だと思う。

 今、私がもう一度学生時代に戻り進路を考えるとすれば、間違いなく障害者福祉に係わる仕事を選ぶだろう。

 先生方、そしてボランティアの方々本当に心から尊敬いたします。

 

 

 cat02.gif (664 バイト) 人を支える心

  

 先週、私の会社の上司から聞いた話を紹介します。

 

 金曜日夜、大阪での出張が終わり、新幹線の最終電車に乗り込んだ上司は新大阪を出発、名古屋も過ぎうとうとしたそうです。

 スーツの上着を窓際のフックに掛け、うとうとしたその時間わずか20分。

 新横浜に着き、しばらくするとそのスーツの内ポケットにあるはずの、財布が無い事に気付いたそうです。

 財布の中には、現金のほかにカード、免許証が入っており、警察に連絡したが、時既に遅く、犯人は東京でカードを280万円引きおろしたあと。

 あまりにも大金の犯行に、愕然として帰った上司。

 そこで待ち受けていた奥さんはこう言ったそうです。

 「刺されなくて良かったじゃない!」

 上司はその言葉を聴いて救われたそうです。

 

 この言葉はなかなか言える言葉じゃないと、私は思います。280万円という大金。愚痴の一つも出るでしょうに・・・。

 この奥さんが、上司を支えているんだなと、つくづく感じることができるエピソードでした。

 やはり、人を支えるのは人の心なのですね。