2003年9月15日のひとりごと(19号)
一個人の行動の影響
ご存知の方もおられると思うが、先週の毎日新聞に下記のような記事が書かれた。
<都立M養護学校>「復帰」の教諭 再び職員室研修
先週『そよ風の手紙』にも以下のようなメールを頂いた。
【質問があるのですが、りょうまくんの 就学については 悩みませんでしたか? 養護学校って そんなに可愛そうなところですか? 虐待があるとか 色んなうわさは 聞きますが・・・。】
私は、非常に残念に思う。
ニュース記事だけでは、よく掴み難い。しかし、保護者がこれだけ怒るということに、その内容の重さは想像のつくところである。しかし、残念ながらニュース記事のような行動をする一部の人間が存在することは否めない。この教諭は、日々熱心に頑張る全国の”養護学校の教諭”に対し、一個人の行動では済まされない影響を与えたのである。
一個人の行動は、時として一個人の行動では済まされないこともある。これは全ての人に言えることではないだろうか?
今回のニュースは、身近にいる養護学校の先生方の熱心な姿を知る者としては、ただただ、腹立たしく思うのである。