元気日記(第166号:世界で一つだけの花)9/5(日)翌早朝更新

 

 

9月に入りましたね。長かった夏休みも終わり、いよいよ学校が始まりました。

振り返ると今年の夏は、日本全体が暑かったですねぇ〜。それと、全国各地で台風をはじめとした自然災害が多かった気がします。

そうお話している現在も沖縄地方は、台風18号の暴風雨域に入っているようで、本当に被害がでないことをお祈りするばかりです。

 

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さて、そよ風親子の夏休みは、父の仕事の都合で大イベントも特になく終わってしまいました。

でもりょうまにとってはいつもの年とは違う夏休みでした。親元を離れ、施設Dで過ごした夏休み。

プールに入れてもらったり、海まで連れて行ってもらったり、散歩をしたり、と彼にとっては新しい環境での夏休みをきっと楽しんだと思います。

気のせいか、このところのりょうまはとても穏やかな表情をしていることが多いです。

新しい環境の変化が苦手な自閉症。慣れるまで時間を要しますが、りょうまは4月から5ヶ月の時間をかけて環境に慣れてきたのでしょう。

そういう点では、とても大きな意味のある夏休み。

今週末に会ったりょうまは、ちょっとだけお兄さんになった気がします。

 

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そんな夏休み、りょうまの鼻歌も絶好調。

先週は“世界で一つだけの花”を歌詞もしっかり出して口ずさんでいたそうな。

この歌は、当然父も大好きな歌(元気日記127号参照)だけど、特に音楽を聴かせているわけではありません。

りょうまは時々、それどこで覚えたの?と思うような歌を口ずさむことがあります。それは、半年前や数年前に良く聴いていた歌であったりすることも多く、びっくりしてしまいます。

時々、言葉も突然発することもあり、(明らかに誰かの物まねですが)、その音に対する記憶力にはドキリ。

口から音を発すると言うことは、りょうまはしっかりと聴いている証拠です。

普段は話しかけたり、呼んだりしても、聞いているのか聞いていないのか分からない態度ですが、実はしっかりと聞いてその記憶は彼の中に蓄積されているのですね。

それだけに、何かを指示する時は必ず、いつも声かけをしてから行動するようにしています。

今はなかなか自分の要求に対して自らの言葉は発しませんが、こちらの言葉の指示に対してはそれを理解し行動することも多くなってきました。

片言でも良いので自らの要求を、言葉や別の形でも表現できたら、どんなに彼にとっても楽なことでしょう。

いつか、彼とのコミュニケーションができる日を楽しみにしている父なのです。

 

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週末は、あいにくの雨模様。

アウトドア派?のりょうまにとって、雨の日のお出かけは、ちょっときびしい。

でも、雨の中でも散歩をしました。傘をさしながらでしたが、やっぱり外は気持ちいいね、りょうま!

川の土手をゆっくりと3キロくらい歩きました。この季節、雨でも外を歩きたくなります。

りょうまはキョロキョロしながら川を眺めたり、傘に当たる雨音を見上げたり、彼なりに楽しんでいる様子。

散歩に来てよかったね。

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りょうまは自分で傘をさせないので、相合傘での散歩です

 

2日連続の雨の週末に、そよ風親子は温水プールに向かうことにしました。

外出前、プールの道具を見せて、“りょうま。プールに行きます。”と言うと、理解しているのかしていないのか表情はいつもどおり。

りょうまを乗せ、プールに向かいます。

プールの近くで信号待ちをしていた時、ふと後ろを振り返ると、そこにはニコニコ顔のりょうまが!

お前、やっぱり分かってたな〜!ということであまりに嬉しそうなのでその顔をパチリ。

当然プールでは、常にニコニコ顔。跳ねたり、プカプカ浮いたり、とても満足顔のりょうまなのでした。

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この笑顔、視線の先にはプールが・・・・、分かってるんだね。

 

いよいよ2学期がスタート。どんな2学期になるのかな?笑顔の多い2学期になるといいな。。。

 

 

※今週、週中でひとりごとを更新しようと思っております。宜しければまた遊びに来てくださいね。

 

 次回は、9/12(日)23:00頃(目標で)更新の予定です。宜しければまたお会いしましょう。