元気日記(第254号:こだわりの功名?)5/21(日)翌早朝更新

 

 

「は〜い、お口を大きく開いて〜!あ〜ん!」

定期的な歯科検診。いわゆる、歯科専用の椅子に座らされたりょうま。

先生の言葉とは裏腹に、スンナリとは口を開きません。

それでも最近では、口を真一文字にした貝のような拒否は無く、看護婦さん助手さんらから、おだてられるとそれなりの口を開くようになりました。

今回も、そんな感じでおだてられたりょうま。まんまと大人の作戦にのせられ、口をあーん・・・。( ̄∇ ̄;) フッフッフッ

その間に、慣れた作業で口の中を素早くチェックする先生。(さすが、慣れてる・・・)

まだ、りょうまの歯は、乳歯と永久歯が混在しています。(今回はどうなのかなぁ?)

診療を終えた先生が、

「お父さん、右上の裏側の永久歯に虫歯がありますね。治療したほうが良いですね。」と、一言。

・・・( ̄▽ ̄;)!!ガーン  心配していた事態発生。。

 

このとき、小学部に入学したばかりの頃を思い出しました。

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りょうまとの新生活を始めて間もない頃、不安定な日が続きました。

突然走り回り、頬っぺたを、バチン・バチンと自分で思い切り叩き泣く姿。春先の季節の変化によるものと思っていました。

りょうまの様子を見て、遊びに来たりょうまのおばさん(父の姉)が、もしや・・・。と言うことで口の中を見てみると虫歯が・・・。

歯医者に行き診てもらうと、先生が、「かわいそうに、よくここまで我慢してましたよ。」と言われるぐらい進行していました。

大人でも我慢できない歯の痛み。“痛い”ものを“痛い”といえない苦しみ。当時のりょうまはどんない辛かったことでしょう。

この時は、本当にりょうまの苦しみを代われるものなら代わりたいと思いました。

まさに母親兼任1年生のその頃の新米父は、それに気付けなかったのです。本当にこの時ほど反省したことはありません。

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そんなわけで、近々歯医者さんでの治療を待つりょうまなのです。

痛くなる前に、早く治してもらおうね。。

 

パンジー花壇ライン.bmp (10678 バイト)

 

大人を意識する行動は、以前から見られたりょうま。

ところが最近、同世代の子供を意識する姿が見られるようです。

といっても、誰にでもではないようで、特定の子に対してみたいですが、ある意味とても嬉しいことです。

その子とは、直接遊んだり、コミュニケーションをとったりと言うことではなく、お互いに一方通行。

意思疎通の違いから、時々ケンカになってしまうこともあるようですが、そんな姿を過去には想像もできず、嬉しくなります。

またその子が散歩に行ってしまったりすると、意識しているせいか納得できないで、かんしゃくを起こす姿もあったようです。

常に、大人に対して意識していたりょうまが、同世代の子を意識している姿。

直接目にしていないので、今でも信じられない姿ですが、父としては、何だか嬉しい出来事なのです。

 

一方、週末。

父の気を引いて、“鬼ごっこ”の様に追いかけさせたい(追いかけられ好きの?)りょうまは、家中の物を倒したり、落としたりして、気を引く行動に出ました。

もちろん、父の喝〜!が入りましたよ!りょうま、それは×

倒したり落としたりした物は、全て元通りに直させ、容器に入っていた物がバラバラになれば、容器の中に入れさせました。

ダメなものはダメ。

いつもは優しい?パパの真剣な顔?に、ヘラヘラしていたりょうまも、ちょっとは感じてくれたようです。

りょうまのヘラヘラ度5から1にダウン。それでも、ヘラヘラはしてましたが・・・まぁ、今回は許してあげましょう。

 

パンジー花壇ライン.bmp (10678 バイト)

 

土曜日。あまりに天気の良さに、そよ風親子が向かった湘南海岸。

海岸に出たりょうまは、波打ち際を行ったり来たり。楽しそうです。

ちょっとだけ肌寒い、梅雨前の5月の海辺を満喫したのです。

いつものように、シャツの捲くり上げて・・・って、余計寒いでしょ!( ̄ー ̄; アノネエ・・

 

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海でこんな姿を見かけたら、それはりょうまかもしれません。。

 

ある意味、このこだわりのせい(おかげ?)で、肌が強くなったと思われる、このところ風邪も引かないりょうまなのです。

怪我の功名ならぬ、“こだわりの功名”かな?(^▽^;)

 

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【お知らせ】その1

もう既に、当ホームページでもお知らせ済みですが、

自閉症の青年を主人公にした「ぼくはうみがみたくなりました」の映画制作に向け、東京・町田の「フリースペースつくしんぼ」を運営されている山下久仁明さんが、動き始めました。

「そよ風の手紙」では、微力ではありますがこの制作に向け、全力で応援いたします。

TOPページの下にある

映画「ぼくはうみがみたくなりました」制作に、みなさんの力を是非貸してください!をクリックしていただけると嬉しいです。

この映画は、皆さんの力無しには、成り立ちません。是非皆さんのお力をお借りしたいです。

宜しくお願いいたします。

 

【お知らせ】その2

映画「ぼくはうみがみたくなりました」の映画化に向け、 Web上で署名活動が始まりました


制作費の協力がなかなか難しい方でも、こちらであれば参加も可能だと思います。

是非、下記の「ぼくはうみがみたくなりました」制作準備実行委員会のHPをご覧いただき、ご賛同頂ける方は署名をお願いいたします。
ハンドルネーム等でもできますので、御気軽に署名できますよ〜。
ちなみに、署名された方の名前はHP上でご紹介されています。(署名の際、名前のネット非公開も可能です。)


目標は1万人です。

制作準備実行委員会のHP⇒http://homepage2.nifty.com/bokuumi/署名の欄からお入りくださいね。

皆さん是非ご協力のほど、宜しくお願いいたします。(^^)

【お知らせ】その3

また、5月6日毎日新聞夕刊にて、今回の映画化に関し掲載されました。

こちらに関しては、父のひとりごとをご覧ください。

 

これらの動きが全国に広がると嬉しいです。(きっとこれからなって行くと思います)

 

既に何名かの方が、この「そよ風の手紙」をご覧頂いた中から、ご協力・ご賛同を頂いているようで、大変嬉しく思います。

間接的ではありますが、この場をお借りし、お礼を申し上げます。ありがとうございました。

皆で成功させましょうね!

 

 

 

 次回更新は、5/28(日)深夜の予定です。宜しければまたお会いしましょう。