2004年5月5日のひとりごと(31号)
10年後の自分へ
元気日記148号にも書きましたが、りょうまと5/2の日にこいのぼりで有名な、相模川の高田橋に行ってきました。
何百のこいのぼりが泳ぐ空の下で、りょうまと川原を歩いたり、シートを広げてお弁当を食べたりと、とても楽しい時間でした。
そんな楽しい時間を過ごし、子供たちが好きそうな出店が並ぶ道を通り抜け帰ろうとした時、たまたま通りかかった1つのテントの看板が目に留まり、足を止めました。
その看板には、「10年後の自分に手紙を出してみませんか」と書いてあります。
10年後??、10年後の自分に手紙か・・・・。
そんなこと思いながら、面白そうなので、その10年後の自分に届けることができる『夢レター』のセットを何気ない気持ちで購入したのです。
家に帰り見てみると、どうやらこれは相模原市(神奈川県)市制50周年記念事業の一つのようです。
今、目の前には、まだ何も書かれていない、その『夢レター』があります。
10年。。。。
そういえば、歳を重ねるごとに1年の長さはどんどん短くなってきてる気がします。10年前なんて、まるでつい先日のことのようです。
20年前でさえ、つい先日のように思い出せる。そんな感覚です。
そう考えると、これからの10年なんてあっという間なんだろうと思ってしまいます。
でも、10代・20代の頃、そんなこと思わなかったよなぁ。考えてみればその頃、時間なんて永遠無限大にあると思っていた。
時間の大切さなんて感じたことも無かった、と言うより考えたことさえなかったのです。
りょうまが生まれ、そしてりょうまと過ごし、今は、時間の大切さを感じています。
10年後、
りょうまは19歳。青年のりょうまはどんな風に成長しているんだろう?
私(父)は49歳。今と同じ生活をしているのだろうか?自分はその頃一体何をしているのだろうか?
じい・ばあは80代に突入している。その頃まだ元気なのだろうか?
そう考えると、これからの10年は大きな変化のある、大切な10年になることだろう。
だからこそ、1日1日を大事にしたい。そう思うのです。
りょうまと出会ったことで、以前からある夢を実現させたいと考えている今日この頃。
何も書かれていない、まっさらな『夢レター』を前にして、
10年後の自分に、そんな夢のメッセージを乗せた「そよ風の手紙」を書こうと考える、現在の10歳若い父なのであります。
光とともに・・・高視聴率です!
今日、22時から、ドラマ「光とともに・・・」第4話が放送されましたね。
残念ながら父は、アメリカ出張中のビデオ設定を間違え、第2話を観ることができませんでした。
でも、それ以外の回はすべて観ております。
光君を見ていると、りょうまと重なる部分が多く、数年前までのりょうまを見ているようでドラマを観るたびにグッと来てしまいます。
障害を持たない子供であれば当たり前の様にできることが、全くできないりょうま。
でも、1つ1つ些細なことでも、「出来なかったことが出来た時」のその感動は、多分“言葉では言い表せない感動”とはこのことか!と思うくらいの感動です。
第4話はそんな感動を思い出させてくれました。もちろん今でも、そんな感動の連続です。
で、実際このドラマをどれくらいの人が観ているのか?これは、自閉症息子を持つの父親である私としては、気になるところです。
ネットで調べたところ、しっかりドラマ部門ベスト10に入っているんですね!
ちなみに関東地区においてですが、第2回は、9位。視聴率も16%と、高位置におります。
※データはこちらをご覧ください。http://www.videor.co.jp/data/ratedata/top10.htm
嬉しいですね。100世帯中16世帯が観ているなんて。それも、第2回は確か野球中継が長引いたはず。
そんな中で注目度があるとは、本当に嬉しいことです。
多くの方々に、自閉症という障害を分かってもらいたい。
そういう点で、この高視聴率下がらないことを祈りたいです。
がんばれ!「光とともに・・・」、のスタッフの皆さん。応援しますからね!