第三部 ふたつの-H"(エッジ)
23Fとの邂逅・つかのまの比較テスト・そして....
とある事情から某氏の23F(九州松下製の-H")を 1日預かることに。 しかも新品。(大謎)
箱を見るとなぜか923Fなる大ロゴが。 う、機種間違えたか? と思いきや、 この機種は、販売ルートによって品番が違うとマニュアルに明記してあった。 (パナソニック系:KX-PH23F、 DDIP代理店系:KX-PH923F)
早速、手持ちのJ80と噂のアンテナ長を比べてみると、確かに差は歴然。 フォントやメニュー画面もなかなか凝っていて、J80よりも華やか。
バレない範囲で使い倒そうと画策するが、 新品ゆえに電池が未充電。(涙) やむをえず充電台に立てて明日に備える。
やっぱり箱 これが923Fだ こんなに違うアンテナ長
J80と23Fが同時に手元にあるというまれに見るチャンスを逃すまじと、 通勤経路を使用して、 2機種同時ハンドオーバー試験を敢行。
実施区間は、京成線立石駅→都営浅草線押上・泉岳寺経由→京浜急行線青物横丁駅。 もちろん、都営浅草線は全線地下区間。 進行方向左側ベンチシートに陣取り、右手にJ80、左手に23Fを持って、 両方とも某自動音声のフリーダイヤルに接続し、 両耳から同じガイダンスをステレオ状態で聞きながら試験実施。 結果は以下の通り。(切断発生区間のみ記載)この結果および、2つならべたときのアンテナバーの挙動および音声品質から類推した結果として、 おおむね以下のことがいえる。
本所吾妻橋 → 浅草 J80のみ切断 蔵前 → 浅草橋 J80のみ切断 人形町 → 日本橋 J80のみ切断 東銀座 → 新橋 J80のみ切断 大門 → 三田 J80・23Fともに切断 三田 → 泉岳寺 J80・23Fともに切断 いずれにせよ、これが地下鉄での試験結果だと言うこと自体、 -H"(エッジ)の底力を見せつけられた気がする。
- 受信感度はJ80・23Fともにほぼ互角
- ハンドオーバの閾値は23Fのほうが若干低いように思われる
(23Fのほうが弱くなってもCSを引っ張る、J80は早めにハンドオーバーする)- 23Fのほうが圏外になってから粘る(J80はすぐあきらめて切断状態になる)