●マリオズセメントファクトリー (ゲームウォッチ ニューワイド)

1983年に発売されたマリオズセメントファクトリーです。
1983年と言えば既にファミコンが発売されてゲームウォッチブームは下火になっており、さすがに当時日本国内でこのゲームをプレーした人はかなり少ないのではないでしょうか?
私もリアルタイムでは全く記憶にないです。
ゲーム内容はあのマリオがセメント工場で働くというものです。マリオを操作しセメントをトラックに積むのが目的です。
■プレー情報
プレー時間: 約15分
熱中度: ★★★★☆
勤労感: ★★★★★
はじめの内は操作も難しいしすぐ死んでぜんぜん面白く無いのですが、やりこんで行くとそのゲーム性の高さが分かってきます。
反対側のホッパーでセメントが溢れそうになって「もう間に合わない!」というピンチに、巧みにエレベーターを渡って間一髪のタイミングで切り抜けたときの快感はくせになりそうです(わざとギリギリまで粘ったりして・・)。
快感度はGAME
Bの方が高いですが、まずはGAME
Aで操作に慣れてからチャレンジすると良いでしょう。
やりこむ程に楽しめる通好みの一品です!
■攻略のコツ
基本は「左回りの移動」だと思ってます。
1 右上のホッパーのセメントを下に移し
2 エレベーターに乗って左上に移動しホッパーのセメントを下に移し
3 左下に移動しホッパーのセメントをトラックに移し
4 右下に移動しホッパーのセメントをトラックに移し
5 右上に戻る
を繰り返します。
下のホッパーに溜めるセメントの数は基本的には2個から3個にするのが効率が良いと思いますが、他のホッパーの状況に応じて臨機応変に対処しなければならないのが単調にならずに楽しめる所以でしょう。ホント良くできてます。
・・・しかし書いてて何ですが「効率」だなんて、実際の仕事をやっている様で身につまされます。マリオの下積み時代(?)を感じさせるちょっと切ないゲームでした。
■一応内容解説
上部左右にあるベルトコンベヤでセメントが流れてきます。
セメントはコンベア下部のホッパーという容器に溜められます。
ホッパーにはセメント3個分しか溜められません。
ですのでホッパー横のレバーを操作してその下のホッパーに移します。下のホッパーに溜まったセメントをさらに下のトラックに移す・・・・を繰り返します。
プレイヤーはマリオを左右にしか操作できないので中央のエレベーター(右のエレベーターは上に進み、左のエレベーターは下に進みます)に乗って上下に移動します。
マリオがエレベーターから落ちたり挟まれたり、セメントがホッパーから溢れるとミスになります。
お分かり頂けますでしょうか。