●マリオザジャグラー （ゲームウォッチ ニューワイド）
ゲームウォッチ最後の作品であるマリオザジャグラーです。
ゲーム内容がボールのアレンジになっています。
1991年発売ですから、ボールから実に11年が経ったころなんですね。
既にファミコンはおろかスーパーファミコンも発売された時期に海外ではまだゲームウォッチが発売されていたことが驚きです。
GAME AはボールのGAME Bと同じです。
GAME Bは4つの玉をジャグリングします。
ジュゲム(Lakiku), ハンマーブロスら、おなじみの仲間が愉快に盛り上げてくれます。
ゲーム開始時とゲームオーバー時にはスーパーマリオでおなじみの曲が流れます。
【取説より：マリオと愉快な仲間たち】
●プレー情報
プレー時間： 約20分 (GAME B)
難度： ★★★☆☆
見た目の楽しさ： ★★★★★
ボールと違って難度は低め。
3ミスまで許されるのと、3000点でミスクリアされるからです。
このゲームの価値は、どちらかと言うとその見た目の楽しさにあると思います。
ゲームウォッチ最後の作品であることはもちろん、マリオにマッチした明るいカラーリングのボディと可愛いイラスト。おなじみのキャラクターが繰り広げる愉快な動き。
部屋に飾っておきたくなりますね。
初代ボールはストイックなまでのシンプルさとその難度からクールな印象があります（マニアにとってはそこが良いところであります）。
マリオザジャグラーはゲーム性はそのままにエンターテイメント性を高めて万人に愛されるものに仕上がっていると思います。
11年の間にはこれもゲームウォッチ？と思うようなさまざまなシリーズがありますが、最後の作品で原点回帰（＋α）したところに任天堂の美学が感じられます。
ボールともども是非持っていたい一品です。