2000年HONDAエコノパワーレース中部大会@岡崎 参戦顛末記??    その2はコチラ


全国100万人のエコランエンスーの皆様こんばんは。

 今夜は、疲れて寝込んでるwebマスター中島に代わってワタクシ Team SVE "ゼネラルマネージャー" 市川がレースの模様をレポートいたしましょう。

 

 

 そもそも我がチームは人手が足りません。全員集合しても4人。さらには全員集まったことは過去のレースで一度のみ。今回も当然集まりません。結局中島と市川の2名だけ。さらには時間もないのでマシンの準備もままなりません。今回もヒドイことになっております。悲惨です。でも出場しちゃうんですよねえ。参加することに意義があるとは、かのドラキュラ伯爵のお言葉(ってちょっと違うか?)。

 さてさて、なんでワタクシが遠路はるばる兵庫県西宮市から名神高速をぶっ飛ばして岡崎までやって来たかというと、今回はドライバーを務めるためであります。ふがいないチームの連中では新記録樹立がままならない(とくに中島!)と判断したワタクシは、新記録樹立の詔を発し都を平安に遷都、じゃなくて以後の全レースでドライバーを務めることとしたのであります。(あ、次の鈴鹿マイレッジもね)。ケン・アカバの異名を持つワタクシが乗れば如何に弱小チームといえどもチーム記録更新など朝飯まえ。さらには世界記録更新も夢ではありますまい。なにせワタクシの体にはボンベイ・ブラッドの血が流れておりますので(ウソ)。

 ところがマシンがねえ。5シーズン目を迎えるSV-11は、フレームも駆動系も操舵系もガタガタでありまする。到着早々にはフロントノーズを止めるネジがいかれてノーズが垂れ下がってコンコルド状態。半分眠ってる中島を働かせてようやく決勝走行に間に合わせる始末。いやはや先が思いやられますな。

 
 
まあワタクシの技術を持ってすればどんなマシンでもゴールまで連れていけますが。わはは。
 
 

ほれ、この通り、午前のヒート1ではやばやとチーム新記録樹立です。317.00キロメートル(それにしてもこんな状態でも300キロ以上が出るのに今まで何をやってたんでしょうかねえ。鈴鹿ではもっと出しますよ)。途中チェーンが外れて2分15秒ほどコース上で停止したんですが、ワタクシは沈着冷静がレーシングスーツを着ているような人間なので残り時間を上手に使って時間内にマシンをゴールに連れていきます。途中で中島がラップタイムを計測ミスしてひとり混乱しておったようですが、ワタクシははなからアテにしておりませんので自分の体内時計に従って走るだけです(え?和製アラン・プロストだって?照れるじゃないですか)。

 
 

まあ、この後のヒート2でも色々トラブルが出たんですが、和製ニキ・ラウダぶりを発揮して切り抜けたのは言うまでもないことですね。今夜はこのへんにして続きはまた・・・。参加された皆様。お疲れさまでした。

「レースの世界はウソやハッタリの入り込む余地のない,参加する者全てによって喜びを分かち合えるものだと信じて疑わない」  

市川 "ケン・アカバ" 和彦 記す。 3.Sep.2000. 

 


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