10/4(曜)決勝レース

 

ストレートをかっ飛ぶSV-11plus(SUZUKA仕様) やっぱり勘違いしている?

それでは、決勝レースの実況中継いってみましょう。(無線交信)

快晴です!

午後3時30分スタート

市:風強いから気イ付けてなー。

中:ストレート追い風かあ?ルンルン

市:・・・

中:ほんなら、行って来まーす。さあ、何周できるかなー?

(筆者注:チェーンはずれの原因が今一はっきりしていないので、すでにはずれることを覚悟している?!)

ピットロードを加速していくSV-11

中:2コーナーで55キロ。まあまあ伸びるねー。30キロでエンジン・オン。

市:・・・

S字を(意外にも)どんどん登るSV-11

中:おー。チェーンはずれんとちゃんと走るぞー。次、ダンロップカーブ行ってみよー。

市:・・・

中:排ガスが目にしみるー。でも、ちゃんと走ってるから許す!

市:・・・

中:おー。ダンロップも登り切りよったでえー。今からストレートに出まーす。

中:おー。どんどん伸びるでー。振動すごーい。げー、酔ってまうー。

市:・・・

中:おー。伸びる伸びるー。めっちゃさわやかー

市:・・・

2周目

中:うおー。2コーナー手前で70キロ越えたー。

市:・・・

中:うおー。排ガスでラリッてまうー。チェーンはずれんとちゃんと走るぞー。

市:・・・

中:今から最終シケインよー。3周目行ってみよー。

中:うおー。前を行くのはT-Ark!。あれー?カウル無いぞー??その前行くのはFireBallやー。

(筆者注:敬称略。ペコリ m(__)m )

3周目

中:うおー。T-Ark抜くぞー。くー、Fireballには追いつかーん!!

市:2周目ラップ、4分5秒!(おまえ、ちょっと飛ばしすぎと違うかあ?)

中:うおー。2コーナーが混んどるー。げー、追いつくー。げー、アウトに寄るなー、ミラー見ろー。うおー、アウト縁石ギリギリー。きゃー、抜けたあー!!

(筆者注:2コーナー入り口で前走車に追いついて、アウト側の縁石ぎりぎりで間をすり抜けたようです)

4周目

中:うおー。またストレートで抜くぞー。うりゃー、スリップストリームやあー。

(筆者注:やはり勘違いしていますね。マイレッジは燃費を競うレースです。)

中:うおー。今の、写真撮ったあ?ビデオ回ってるう?

市:3周目ラップ、4分フラット!(だから、飛ばしすぎやってば!!)

(筆者注:ハイになってる中島にペースダウンの指示をだしても無意味なことは長いつきあだから知っている。さらに、ハイになってる中島はサインボードの存在も忘れることもよく知っているらしい。)

5周目

S字コーナー

中:あれえ?エンジンかかり悪いぞー。

市:・・・

ダンロップ・コーナー

中:あれえ?回転あがらん!3000以上まわらんでー!

市:・・・(ヤバイ)

中:あー、登り切ったー。おーし、ストレートやでえー。

中:おー。どんどん伸びるー。げー、酔ってまうー。でもさわやかー

(筆者注:この瞬間は、エンジンのことは完全に忘れていますね。)

S字コーナー

中:あれえ?エンジンかかり悪いぞー。

市:・・・

中:あれえ?止まってもうたー。

(筆者注:マシンをおりてエンジンを見ているようです。ありゃりゃ?あっさり始動した模様)

中:まだ走れるー。そりゃ行くぞー。

ダンロップ・コーナー

中:あれえ?また止まってもうたー。エンジン見るねー。

中:かからんなー。セルの回りも悪いでえー。

市:それってオーバーヒートーとちゃうかあ?

中:ホンマやホンマや。さすがマネージャー!

(筆者注:そんなこと言っている場合ではないのですが!)

中:冷やして、何とかストレートまで返って行くからなー。

  おお、アンダーカウルとっちゃえばよく冷える!

  おお、隔壁がウチワがわりになるやんか。パタパタ・・・

(筆者注:彼はアンダーカウルをベリベリはがし、さらにアルミ版の隔壁を取ってシリンダーをパタパタ扇ぎ始めた模様。)

中:おっしゃー、かかったでえー。登ったるでえー。

1速でのろのろとダンロップ・コーナーを登り切ったSV-11.

中:あれえ?アッパーカウルが止まってないぞ。ガムテープはがれてるみたい。

中:うおー、風で巻きあがるー。ひえー、ストレートでカウル飛ばしたらヤバイー、迷惑かけるー、うおー、つかんでやるー、げー、左手しか使えんーーーー。きゃー、スピード乗ってくるーーーーー。ブレーキかけるぞー、げー、50キロ越えてもたーーーーー。えーん、1コーナー迫るー、ひえー、片手運転ブレーキ付きやー、スピンするー・・・・

(筆者注:この後、無線交信は絶叫にかわったようですが、SV-11は無事1・2コーナーをクリアして、S字に向けて慣性走行にうつった模様。)

右手(黒いグローブ)でカウルをつかみ、ストレートを走り抜けるSV-11。すでにリアのアンダーカウルははがされている模様。これで少しはシリンダーが冷えた?

あっというまに6周目

中:あれえ?エンジンかかる。行け行けやー。

(筆者注:エンジンはかかるものの、ふけないゆえ、トロトロとS字の坂を上るSV-11)

中:うおー、S字1コ目クリア!次2コ目!

中:うおー、止まったー。もっぺん冷やすー。

市:もう時間ないぞー。

中:うおー、自力で返りたいんやあー。パタパタ・・・・

(筆者注:また隔壁で扇いでますね。そろそろ焼き付いたんと違うの?)

市:アイドリング上げて無理矢理かけるかあ?

中:をを!!グッドアイデアや、それいただき!

(筆者注:アイドルスクリューを回すドライバーなど持ってないゆえ、隔壁の角をネジ頭につっこんてグリグリ。)

中:をを!!かかったあああ。そりゃいくぞーーーー。

ドドドドド・・・・登り始めるSV-11。・・・・・ガシャン。

中:ありゃあ、今度はチェーンはずれた。

市:まあ、ようやったからその辺にして戻っておいで!

中:へーい。おつかれー。(この言葉の意味はコチラ

(筆者注:そういうワケで、1998年のTeamSVEの戦いは幕を下ろしました。また来年!)

 

それでは、一言づつ今回の反省を・・・・

マネージャー市川:

決勝直前の暖気はいらんかったなあ。

ドライバー中島:

ストレート速かったなあ。

" 実はエースドライバー" 若林:

おまえら、ヘンや!!

(筆者注:やっぱりハズしてますねえ。でも、リタイヤしたのに彼らは明るいですね。)

ただ今の完走率40%(戦績を見る)