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2010年 1月9日
明けましておめでとうございます。
夜の冷え込みがかなり厳しくなってきました。
6日の朝、上段塩ビパイプの右端に設置してある液温計は -1度を示し、
養液タンクの水位が極端に下がっています。
塩ビパイプのエンドキャップをはずして中を点検したところ、
なんと塩ビパイプ内の養液が凍結していました。
それで今日は塩ビパイプの寒さ対策を徹底してやります。
まず、北風よけにパイプの左側(北側)に壁をつくりました。
表面には昼間の日光を活用するために反射保温シートを貼っています。
3本の塩ビパイプにも反射保温シートを貼り付けました。
塩ビパイプの後ろにもうひとつ発泡スチロールが置いてありますが、
中には2台のエアーポンプが入っていて塩ビパイプに空気を送っています。
エアーポンプの発熱を逃がさないよう発泡スチロールに入れてあります。
さらに寒さ対策として、発泡スチロールの箱に昔なつかしの豆タンをつかったアンカを入れて、
暖かいエアーレーションが出来ないか試行錯誤してきましたが...結果は凍結で、失敗です。
豆タンアンカは失敗だったので、確実な方法に切り替えることにしました。
熱帯魚用のサーモスタット電気ヒーター(100W)です。
ヒーターは上段塩ビパイプの左端の定植穴から養液中に沈めてあります。
ダイヤルの設定は15度にしてあります。
とりあえずこのヒーター1本で塩ビパイプ3本を温められるか試してみます。
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2010年 1月15日
2号を乗せるベンチの製作に入ります。
寒さ対策にもなり、電気ヒーターの通電時間を短くして省エネになるはずです。
木材(米松)を使って構造体となるメインフレームの部品が出来ました。
強度と耐久性を持たせるために、接合部はすべて木組みのボンド接着です。
加えて、サブフレームとなる細い部品が完成しました。
木材はホワイトウッドです。
メインフレーム部品と一緒に並べてあるので判りにくいですが、
中ほどに並べてある白くて細い部品です。
パソコンの設計図を見ながら寸法を追っていきます。
自分で作るので部品図なしでも大丈夫。
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2010年 1月17日
ひさびさに1号の「あきひめ」です。
一番花の実がうっすらと赤く色づいてきました。 後続隊も成長中です。

こちらは「とよのか」の一番花です。 うっすらと黄色く色づいてきました。
えっ黄色いイチゴ? 黄緑色が赤くなりはじめに黄色く見えるのでしょうか。

1号全景です。 ボリューム的にはこんなに差がついてしまいました。
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2010年 1月19日
メインフレーム、サブフレームが組みあがりました。
後ろ側3本の足にはキャスターが付いています。
前側の3本の足には高さアジャスタが付いています。
これで前側を持ち上げると一人の力で移動することが出来ます。
また、ベランダの床面は排水のために軒先方向に傾斜させてあるのが普通ですが、
前側の高さアジャスタでベンチを水平に調節することができます。
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2010年 1月20日
「ペンキ塗りたて」です。
水性塗料を刷毛塗りで、3回塗っています。
後ろの黒い2枚の板は、メインフレームの下から木ネジで固定するベンチの底板です。
コンパネを切削加工後、同様に塗装してあります。
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2010年 1月22日
日当たりの良いベランダに引っ越しました!!
やっと2号をベランダに移動しました。
まず、塗装が乾いたベンチを息子と2人がかりでベランダに上げました。
2号本体は養液をバケツに抜いてイチゴ30株を現像バットに仮住まいさせた後に、
ホースを外して3本の塩ビパイプを1本づつ引越し。
その後、養液を戻してイチゴたちには各穴に戻ってもらいました。
ななめ後ろから見るとこんな感じ。
3本の塩ビパイプの下には、奥のほうから「揚水ポンプ」「養液タンク」
「エアーポンプ」が収納されています。
黒塗装されていないコンパネ2枚は塩ビパイプ スタンドです。
アングル金具で前後をメインフレームに固定しました。
大変な引越しでしたが、これで1号2号がベランダに並びました。
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2010年 1月30日
1号「あきひめ」です。 一気に赤くなってきました。
名前ラベルが見えなくなるくらいに成長してます。
もうすぐ初めての収穫です。

「とよのか」も追いついてきました。
ちゃんと赤くなってくれました。

ベランダにはイチゴの甘い香りが漂っています。
カバーをしておかないと鳥に食べられてしまいます。