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2010年 10月1日



2号に30株のイチゴ苗を定植しました。

今年も来ましたイチゴのシーズン!! 今年もイチゴ苗を買ってきました。 ランナーから苗をとるのは今後の課題です。
今年の銘柄は、上段が「アイベリー」10株、中段が「あまおう」10株、 下段が「べにほっぺ」10株の30株です。






2010年 10月2日



中段下段は、まだ葉の色が若草色で幼い苗のようです。 3種類とも初めての銘柄なので成長が楽しみです。 去年は相当出遅れましたが、今年はまだ10月始め、一番よい時期のスタートです。










2010年 10月10日



4株に輪紋病が発生しました。

ネットで調べてところ、以下のことが判りました。
輪紋病は葉にこげ茶色の同心円の病斑が生じます。 中心は赤褐色の円で枯れた状態です。 病状が進むと葉に穴が開いたり、 複数の病斑が繋がり葉の周囲まで広がって褐色になり枯れていきます。
対処法は、密集していると発症しやすいので葉が重ならないように間引く。 日当たりと風通しを良くして葉がいつも乾燥しているようにする。

上の写真の「べにほっぺ」全景です。 葉はほとんど重なってないし、乾燥してるんですが...

「アイベリー」です。 苗を購入したときは斑点は無かったのですが、 病原菌が付いていて土耕から水耕に変わったストレスで発病したのでしょうか。

「あまおう」です。 ちなみに病原菌は糸状菌で病斑の上に胞子が発生し飛び散って伝染するとありますので、 病斑のできた葉はすべて切り落とします。

これも「あまおう」です。 イチゴの病気の中では症状は比較的軽いようなので様子を見ます。



2010年 10月11日



イチゴ専用農ビを張りました。

メーカー(MKVドリーム)から直接買うと巾135cm 長さ100m が最低ロットです。 ビニールハウス用なので当然でしょうが私には5m で充分です。 近くのJAに頼んでメーカーから5m だけ取寄せてもらいました。
以前から張ってあった防鳥ネットの上に重ねて張っています。 理由は春になって温室が必要なくなったら農ビだけ外せばいいからです。
ちなみにイチゴ専用農ビはイチゴの色づきを良くするため紫外線を良く通します。


2010年 10月27日



3株が枯れてしまいました。

輪紋病が発生した4株のうち3株が枯れてしまいました。 ちょっとあまく見ていました。 でも残る1株は回復し、他に感染することはありませんでした。
そのほかに生理障害によるチップバーン(葉先枯)が発生しました。 チップバーンは脱水症状やカルシウム不足で発生するようです。 脱水症状についていろいろ考えてみましたが、 どれも幼い苗なので根が短く養液にたっぷり浸かってないのかもしれません。 養液の水位を上げて、追加する養液はカルシウムの割合を増やしてみます。

なかでも重症なのが2株あります。 こちら「あまおう」。

こちら「アイベリー」です。




2010年 10月28日



養液水位を上げるセッティングにしました。

上段の塩ビパイプからオーバーフローする位置を、 取っ手付エンドキャップを回転させて高くしました。 下段も同様に、反時計回りに30度ほど回転してます。 中段は反対側なのでみえませんが同じセッティングにしました。
養液水位が上がった分、養液を追加する訳ですが、 養液レシピは大塚ハウス2号を標準の25cc から45cc に増やしてみます。 カルシウムの調節は大塚ハウス2号で行います。

《養液濃度》
水:10リットルに対して
アミノ1号:25cc
大塚ハウス2号:25cc → 45cc (20cc の増量ですが、 既存の養液に薄められるので大丈夫です。)
大塚ハウス5号:2.5cc

ちなみに今まではこのセッティング。 養液水位は塩ビパイプの半分くらいです。

さらに、このセッティングは最低水位です。


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