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2015年 5月16日
初めての胚軸切断!!
5月1日の写真ですが、
アニバーサリーメロンの苗がモヤシみたいに徒長してしまいました。
全部の種が発芽するまで遮光していたので
最後の1株(左手前)以外は全て徒長してます。
胚軸切断については前々からいろんな方のブログを拝見して知識だけはあったので
この際実践してみようと思います。
その上、胚軸切断によって組織内に微生物が定着し
病害虫に対しての抵抗性が強くなるそうです。

5/13の写真です。
右手前の株の本葉が半分くらいの大きさになってきました。

胚軸切断の時期はウリ科の植物では本葉が0.5枚のころとあります。
丁度いい頃合いです。

カッティングシートの上で「俎板の鯉」状態です。
かなりの徒長ですね。

カッターナイフをアルコール消毒してスパッといきました。
やはり無残な光景です。

カットしたら直ぐに水に浸して十分水分を吸わせます。
このヤクルト容器にはピンホールを開けていません。
水に浸す時間は2時間くらいで、水温は23〜28℃に保ちます。
参考文献:キャンディのブログ

5/15の写真です。
左奥が1番に手術した株、中央奥が2番目、右奥が3番目、中央手前が4番目です。
3番目と4番目が萎れています。
5番目では浸してやる水を新しくしてやると萎れませんでした。
水は1株ごとに取り替えた方が良さそうです。
5/16 今朝の写真です。
5株の胚軸切断を行いましたが、
3番目と4番目も精気を取り戻し全部うまく行きました。
左から2番目は徒長してない株なのですが、こうして見ると徒長してるように見えます。
でも、比較のために1株は胚軸切断しないで育てていこうと思います。
循環している養液はec1.2です。
液温は発根するまで23〜28℃に保ちます。
ベランダ側からも撮影しました。
この後、5〜7日で新芽が伸び始めたらそれが発根した印になります。
また、胚軸切断では2週間かけて生長した自根を捨てたわけですから
前後両方合わせて3週間くらいのロスタイムになりますが、
根が更新されることでその後の生長スピードは自根より良くなるそうです。
病害虫にも強くなるということなので
徒長でなくても積極的にやった方が良いかもしれません。