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2020年 2月1日



クラウン加温で収量アップ!!

読者の方からコメントを頂き、 「イチゴのクラウン部を局所加温することで 温室全体を加温するのに匹敵する効果が得られる。」ことを教えて頂きました。
https://www.pref.saga.lg.jp/ kiji00310699/3_10699_4_h25seika _04.pdf
送ってもらった資料の一部で、佐賀県の研究レポートです。

その上、その方が試作された局所ヒーターを沢山送っていただきましたので、 写真奥半分のイチゴにセットしました。

小さい株だと局部ヒーターが良く分かります。
園芸バンドで株元に固定してある黒い長方形の真ん中にヒーターがあります。
ヒーターに当てた温度計は25℃を示しています。  隣りの温度計は液温を計っており13℃になっています。


養液は昼夜13℃で制御していますが、 クラウン部の局部ヒーターはAM4:00〜PM8:00までONにしてあります。
タイマー制御の局部ヒーターはUSBタイプ2本、 ACアダプタータイプ1本を使用しています。
タイマーを含めて「自由にお使いください。」ということで送ってきて頂きました。  改めて有難うございます。

まだ設置後1週間しか経ってないのでイチゴに顕著な変化は見られませんが、 各株元には小っちゃい地温温度計を設置してクラウン部の温度を計っています。


各株、花も沢山咲いて赤い実もチラホラ付けていますが、 葉のボリュームが貧弱です。
これは紅葉した葉をカットしているからなのですが、 今後クラウン加温によって紅葉が無くなり緑の葉が生い茂るのを期待しています。

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