15th Anniversary presents
山弦(小倉博和+佐橋佳幸)
山弦の十五周年、中年漂流記〜急流、濁流、乗ってケ漂流
C Set

渋谷公会堂改め ccレモンホール その1




今日はいよいよ山弦ツアーファイナル。新装したての渋谷公会堂。
5年ほど前にFM802で「(大阪)フェスティバルホールで山弦ライブをする」
なーんて話が冗談として交わされていたけれど、
今日はそれが現実になっちゃった日でもあります。。。

入り口には、数々のお祝いのお花が。
渡辺美里さん、小谷美紗子さん、Music On TV、ユニバーサルJ、FM802・・・
お祝いムードが一気盛り上がってきます。

会場には、Far East Club のビデオカメラが、ざっとみただけでも3台。
(望:DVD化)

開演はほぼ定刻どおり。
二人とも、いつものラフな装いとはちがい、お洒落にスーツを着こなしています。
おぐちゃんは、ストライプのシャツがめちゃカッコいい。
ヘアスタイルも新作。、全体にソバージュっぽいパーマで薄い茶系のカラーも。
佐橋さんは、髪の毛にラメをまぶして、キラキラクロスのペンダントとおそろ。
二人とも、軽くメークをしている感じ。(いつもよりお肌の色艶がよいのです))

まずは、二人で。

01.Song For James  
(O:K.ヤイリ100RF−G → バリトンG → K.ヤイリ100RF−G
 S:ΩGC01→ ウクレレ → ΩGC01)
 ツアー中と同じく、ループマシンを使用してのパフォーマンス。

ここで、司会の萩原健太さん登場。
第一部は、山弦の歴史をたどりながら、ゲストとのコラボレーションを披露していく仕掛けのよう。
山弦の二人の椅子の後ろに、一段高い椅子がセッティングされます。
をを、山弦の方がフロント!? あれだけのゲスト陣が山弦の後ろで歌うの!?
これって、ある意味、スゴいかも・・・・


山弦二人揃ってで、世の中に初めて認知されたといえば・・・という前フリで、
一人目からサプライズゲストの登場。
今、佐橋さんがバンマスでツアー敢行中の、藤井フミヤさん!会場、大興奮!


02. True Love
(0: YAMAHA サイレントギター(赤)12弦モデル S:テイラー 薄い色のアコギ)
おぐちゃんが佐橋さんのJ-50を借りて、J-50二本で録音されたアコースティックバージョンが、
シングル「女神(エロス)94.4発売」に収録されています。


山弦二人がニューヨークで曲作り合宿をしていたときのエピソードを紹介して、次に
登場したのが、村田陽一さん(TB)率いる、西村浩二さん(TP)、
山本拓夫さん(今日はバリトンS)の、ソリッドブラスの面々。

03. EL LOCO 
(O: K.ヤイリ100RF−G   S: マーティンを膝においてスライド) with BAND
ソリッドブラスのニューヨークでのライブに山弦が押しかけライブを行った!
この時この曲やクロマをやっていたそう。
ブラスの入った EL LOCO、ど迫力!メチャメチャかっこ良かった〜!


「そして、山弦としてのアルバムを出す前に、この人とのアルバムの方が先に出ちゃった・・」
うわっ!来ました!コアな(?)ファンにとっては、今日のメインイベント!
平松八千代さん登場!SOY、復活です!

04. ひなぎく 
(O:K.ヤイリ100RF−G   S:タコマのスモールギター)
山弦とのリハでは泣いてしまったというやっちー。
今日は感情を抑えながら、曲に集中しているといった感じ。気迫が伝わってきます。
もう、私も、隣の友人Oさんも、もうずっとボロボロ泣きっぱなし。
やっぱり、SOYは素晴らしい。健太さんも絶賛。


次は、いろいろな人のカバーをよくやっていた、「カバーヤクザ(C)健太さん」な時代。(笑)
コンピものによく参加していた2004年頃。
この頃カバーをした人・・ということで、鈴木雅之さん登場。
真っ白い、ラメラメなスーツにサングラス・・・超ド派手・・・
なぜ、山弦でマーチンさん?・・・
その昔、大井町のシブヤ楽器(録音スタジオ)の自動販売機の前で、
その頃まだアマチュアだった佐橋さん、
ちょっと硬派な(ダウンタウンブギウギバンド)録音をしてたマーチンさんに、
「おい、100円、ちょっと貸せ」と脅されたとか。(笑)
「あの時、僕、どうやって帰ったんだろう・・電車賃、もってかれちゃったんだもん。」(笑)
で、マーチンさんがその時やってたのが、、、、で、いきなり演奏が始まる・・・

05−1. スモーキン・ブギ 
(O:K.ヤイリ100RF−G   S:ΩGC01)
話のネタで突然、という感じの演奏だったけど、山弦のコーラスもバッチリ。
実はだいぶ練習した?(笑)

で、その時に 大瀧詠一さんもスタジオに来ていた・・という流れで、

05-2. Tシャツに口紅 
(O:K.ヤイリ100RF−G   S:ΩGC01)
山弦One More Music でマーチンさんがゲストだった時のセッションが
この曲だったですよね、確か・・(ラジオレポ、未編集で、すみません。。(^^;)


「そして、鈴木雅之さんコンピには、Guilty という曲で参加したんですが、
この曲を歌った本家本元のアーティストも...」
と、ここまで健太さんが言ったときに、会場からは大歓声。
今日二人目のサプライズ、小田和正さんの登場です。

06. Guilty 
(O:テイラーT5(赤)  S:ΩGC01)
健太さん、「スリリングな空気」と表現されていましたが、
本当に、ピンと張り詰めるような、圧倒される迫力がありました。
でも佐橋さん、「この曲、むつかしー!」とお嘆き。(笑)


「ライブでいい演奏をしたら、その時の演奏をCDにしちゃった男がいます。」
を、大阪城ホールでのライブをシングルカップリングにした、あの人かな?
#その後、アルバムにも収録
そう、CYF4に山弦が参加した、佐藤竹善さんです。(ホールインワン男(c)佐橋サン)

07. HOTEL CALIFORNIA  
(O:K.ヤイリ100RF−G   S:ヤイリガット)
この二人でなくては出来ない、ベタな選曲だった、と竹善さん。
以前のライブの時のスコアが出てきた、と佐橋さん。(さすが、整理整頓のA型)
スコアタイトルは、「オタルカニクイムラ」。頭は、「小倉、スペインソロ・From LA」
・・・楽しかったリハの様子が目に浮かびます・・(笑)

今日は真理恵さん抜き、山弦二人だけのバッキング。
もう、おぐちゃんの「スペインソロ」が、ハンパなくカッコいい。
二人の演奏に聞きほれてた竹善さん、最後に叫ぶ「アディオス!」のきめ台詞、
言い忘れてしまっておぐちゃんに指摘されてた模様。(笑)


「カバーヤクザな山弦の曲を、逆にカバーしてしまった人がいます・・・」(笑)
大貫妙子さん登場です。
「私、山弦大好きだから、誰かにカバーされる前にやらなきゃって思って、
GIONに勝手に詞をつけちゃったの。」(笑)

08. あなたを思うと 
(O:マーティン黒  S:ΩGC01) with BAND


そして、この頃にもう一人カバー関係でコラボレートした人・・
宮沢和史さん登場。
私の周囲からは、黄色い歓声。「わ、髪、長い!!宮沢さぁ〜ん!!」
もともとは本田美奈子さんへの提供曲を、セルフカバーした楽曲。
宮沢さん、ちょっと言葉に詰まるシーンもあって、会場も一瞬敬けんな空気に。

09.僕の部屋で暮らそう 
(O:K.ヤイリ100RF−G   S:ヤイリガット) with BAND
目の前で山弦が演奏して、宮沢さんが歌っている・・
まさか、この曲を生でこうやって聴けるとは思ってもみなかった・・感動。


「もう、この人は、呼び込んでしまった方がいいですね。」と健太さん。
我らが棟梁、佐野元春さんの登場。
開演前から、佐野さんのギターのローディの方がセッティングに参加されていたので
期待をしていたのですが、佐野さん、アコギを持っての登場です。(喜)
「思い切ったセットだね。」・・舞台の配置について指摘する初めてのゲスト、佐野元春。
やっぱ、自然体なのね、と妙に納得。(^^;
「佐橋君とはいつも会っているけれど、おぐちゃんとは、香川でのFM以来だね。」
佐野さんとおぐちゃんは、FM香川での山弦OMM以来だったことが判明。
#その時の模様は、ラジオレポのページを参照してください。

10. Some Day 
(0: YAMAHA サイレントギター(赤)12弦モデル S:テイラー 薄い色のアコギ)
佐野さん、(リハの)演奏後に「新しいバージョンのSome Dayが、出来たね。」とおっしゃっていたそう。
是非、またコラボっていただきたいですね、ホント。


ここで、つい最近のコラボレーションとして・・・
「世代間のギャップを越えたコラボ」と紹介する健太さん。
スキマスイッチの登場です。

11.奏(かなで)
 (O:K.ヤイリ100RF−G   S:ΩGC01)
小倉:「この曲は、テンポが大事だからね。。シンタ、頭ふって、テンポとってよ。」
最初から最後まで、アフロヘアをいじられるシンタ君。
それにしても、どうしてこの曲が選ばれたのか、今だに判りません。
山弦との接点をご存知の方、教えてください〜!


そして、もう一人、山弦の曲をカバーした人は・・
そう、槇原敬之さんの登場です。
マッキー:「今日、二人に会ったときに、「松本零士でーす」って挨拶したの。」(笑)
佐橋  :「僕、「宮沢賢治でーす」って返したんだけどね。」
マッキー:「もう、この方々とは、自然体でいられるっていうか、すごく楽なんですよね。
      ほんと、ほっとするというか・・・嬉しかった〜」
この微妙な時期に、このトーク。
心から山弦を信頼している、マッキーの普段着の様子が感じられて、
すごくほほ笑ましい気分になりました。 曲はもちろん、

12. 島育ち〜人の歩く道〜 
(O:K.ヤイリ100RF−G   S:テイラーカッタウエイ コア) with BAND
山弦の「島そだち」の原風景を、見事に再現した歌詞。
目の前に、青い海が広がり、そこへ続く一本道を走っている気分になります。
マッキーの、この曲への愛情をひしひしと感じました。

ゲストコーナーは、ここまで。
あとは、一気に山弦とバンド「Great Guys」のステージです。





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