『山弦・One More Music』2000.06.24 Part.3


小倉: 小倉博和
佐橋: 佐橋佳幸

(敬称略)



『GOOD STUFF』 by 山弦@高松グランドファーザーズ (5'47'')

演奏始まってすぐに客席から笑い声。
確か、おぐちゃんがなんか、佐橋さんに仕掛けたんですよね。
ノリノリのおぐちゃんは、あの手この手のアドリブを絡ませて佐橋さんに挑んできます。

すました顔で、とぼけた演奏をするおぐちゃん。
「ちょっとぉ、頼むよぉ」って、笑いながら横目で見ている佐橋さん。
もう、この演奏、笑いなしには聴いていられません。
お二人とも、時々、こらえきれずに笑い声、出されてましたよね。

「自由行動」は、基本メロディだけ押さえておいて、おぐちゃん先行で、
アドリブで構成していく約束だったと、ライブの後で佐橋さんから伺いました。
「でもさ、今日は、ホント、おぐちゃん、どこまで行くんだーって、感じで。
 行ったっきり、帰ってこないんだもん。焦っちゃったよぉ。マジで。(笑)」
ともおっしゃっていました。

*

山弦のライブは、ホントに生もの。同じツアー、曲目が同じでも、その日のお二人のコンディション、会場の雰囲気などで全く違った印象になります。昨年の「マンチツアー」、私は、高松、神戸、京都、名古屋と4会場で見ましたが、毎回、全然違ったライブでした・・・ 高松での「GOOD STUFF」は、お二人ともいい感じにお酒(←高松だけ)も入っていて、コンディションも最高。ゆるゆるでノリノリ(←特に、おぐちゃん)。演奏は最高級、観客のSEも雰囲気を伝えていて・・・私の中では文句なし、一等賞の演奏です。もう一度聞くことができて、本当に幸せです。小倉さん、佐橋さん、蒲野さん、安藤さん、エンジニアの荻野谷さん、その他この番組制作にかかわったスタッフのみなさん、本当にありがとうございました。

*

演奏後のMC

会場: 大拍手、歓声

佐橋: いや・・・・(笑)
    やられたぁ・・・(笑)

会場: (笑)

小倉: ふふふふふ・・・(笑)

佐橋: どうもありがとう!高松!

小倉: いぇい!

佐橋: そして、ビールこぼして、ごめんなさい!マスター!

小倉: はっはっは・・(笑)
    ねぇ、マスター。

佐橋: えー、また、なんか、えー、この街で、ね、一緒に演奏出来るの、楽しみにしてます。

小倉: はい。

佐橋: えーっと、グラファン3も、やりたいですね。一緒に、ねぇ。

小倉: そうですね。

佐橋: 山弦ともども、ね。

会場: いえーい!

佐橋: もう、祥子ちゃん、帰っちゃったかな。
    じゃぁ、えーー、またの機会という事で・・・

小倉: (間髪入れず)もう一曲、聴きたい?

会場: いえーーーーーい!!!!

  (佐橋さん、おぐちゃん見ながら苦笑い・・・)

*

・・・ということで、この後、全くプログラムになかった演奏が繰り広げられました。
曲は、、、なんだっけ・・・「Harvest」だっけ?(^^;

と書いていたら、掲示板でフォロー。客席からのリクエストに応えて、「祇園」を演奏してくださったのでした。 Thanks!アンパンガールさん,

で、この時のエピソードをひとつ・・
高松のグラファンは、トイレが、店の外に1つしかないんです。ということで、山弦のお二人は、開演してから、ずっと行けずじまい。 実は、ずっと佐橋さんは、「Nature Calling Me」状態だったそうで、おぐちゃんが、「もう一曲、聴きたい??」って言い出した時には、「おいおい、マジかい。」って、非常に焦ったそうです。でもでも、そこはさすがにプロフェッショナル。しっかり1曲演奏されて、笑顔で退場していかれました。
#バラしちゃって、ごめんなさい。>佐橋さん・・・恩を仇で返してる?(^^;


(CM)

今回は、毎回、蒲野さんが作成している、四国セルラーのCMを一部ご紹介・・
今月いっぱいで高松から引っ越しをする、マスターの友達のOLさん。
今日がウィズC、最後の日。

OL:   今夜で、四国のみなさんとも、お別れか・・・さみしいわね・・・

マスター: うん。そうだね。 そういう君は、引っ越しの準備、すんだのかい?

OL:   まぁね。でもさぁ、ウィズCに来る事も少なくなるなぁって思うと、
      柄にもなく、センチメンタルになっちゃってねぇ・・・

マスター: たまには、電話でもくれたらいいじゃないか・・・・

  (中略)

OL:   あ、もう、行かなくちゃ。今まで、ありがと。
      じゃぁね。バイバイ。

マスター: ありがとう・・ございました。。。

いつもはギャグで終わるこのCMのラスト、マスターのこの一言にすごく心を揺さぶられました。
こちらこそ、「今まで、本当に、ありがとうございました。」


小倉: これ、ただの打ち上げの、酔っぱらいだよね。

佐橋: ははは・・・(笑)

小倉: かなりお酒がすすんでいるようですけれど、ねぇ。

佐橋: そうですね。でも、まぁ・・・

小倉: でも、いい演奏でしたね。

佐橋: このツアー、あの、ツアー中に、えー、この公開録音が、
    高松の、えー、グラファンで、あったんですけれどもですね。

小倉: はい。

佐橋: えー、なかなかですね、白熱の・・

小倉: はい、白熱の、「マンチ!マンチ!!マンチ!!!」ツアーの中からですね、
    これは、「GOOD STUFF」でしたね。

佐橋: はい。

小倉: えーー、っていう訳でですね、また、どっかの機会、みなさん、遊びに来てください。

佐橋: そうですね。
    あのー、別に、このお店がなくなる訳じゃ、ないんですよ。
    お店の閉店っていう訳ではないんです。

小倉: ・・・ね、そうじゃないですね。

佐橋: ええ、山弦も、別に引退する訳じゃ、ないんで。

小倉: そうそう。今日も、まだ、飲んでますけどね。

佐橋: そうです、そうです。もう、毎晩、毎晩、ねぇ。(笑)

小倉: (笑)
    毎晩、打ち上げ、っていう感じですよね。

佐橋: そうですね。
 

佐橋: えーーとぉ、ホントに、長い間応援していただいて、ありがとうございます。

小倉: ありがとうございました。

佐橋: また、なんかの機会の時に、

小倉: そうですね。まったり・・・・風のように・・・

佐橋: まったり・・・・(笑)


小倉:  風のように、いきます・・ね。
    (佐藤竹善さんが評した、山弦のMC

佐橋: はい。

小倉: ありがとうございました、ホントに。

佐橋: えーー、山弦One More Music、えーー、や・・

小倉: お相手は、

佐橋: お相手は、えーー、佐橋佳幸と、

小倉: 小倉博和でした。


マスター:四国セルラー電話の提供でお楽しみいただきました、この番組。
     思い起こせば、多彩なゲスト、興奮の公開録音、そして、このウィズCでの演奏が
     本物のCDになった、「INDIGO MUNCH」。
     そうそう、ハワイロケというのもありましたねぇ。
     四国という場所から、これだけたくさんの事が発信できたこと、とても幸せでした。
     今夜がウィズCからの音楽談義も最後とはいえ、山弦はこれからも、
     ステキなギターを演奏し続けていきますし、あなたが音楽を愛している限り、
     いつかこの場所で、いい音楽をサカナに、おいしいお酒を飲むことも出来るでしょう。
     長い間お聴きいただきまして、ありがとうございます。
     それでは、あなたとの再開を願って、もう一杯・・・・

     



小倉: セルラーさん、

小倉&佐橋: ありがとうございました。

佐橋: えーー

小倉: またねぇ〜

佐橋: 来週からは、えーー。

小倉: はっはっは、来週・・・

佐橋: 新番組、「うどんの国からこんばんは」を、

小倉: はっはっはっはっはっは・・・・(笑)

佐橋: お送りします・・・(笑)

小倉: (笑)

と、One Moreの最後の音は、小倉さんの笑い声でした、とさ。


(Part1へ戻る)*(Part2へ戻る)


Fin


お読みになられての感想など、是非、掲示板 に一言お願いします


山弦 One More Music Top