蒲野:さて、この番組はバレンタイン特集ということで、何はともあれ山弦のお二人とサポートのパーカショニスト、大石真理恵さんにもバレンタインデーの想い出などをお聞きしなくてはいけませんね。まずはやっぱり、小倉さんからです。
(インタビュー)
小倉: バレンタインっていうのはあれでしょ、あのー、女性が男性に、ま、年に一回、愛を告白してもいいっていう日ですよね。別
に・・・ないですけども・・・そうですね・・チョコレートをもらった、、想い出も・・・・ないです。
真理恵: えーーー。(笑)まじぃ?(笑)
小倉: (笑) でも、ほんと、忘れちゃいましたね。でもね。んーー・・・・
小倉: あ、はいはい。
佐橋: はい。(絶妙の合いの手)
小倉: あのー、もらったチョコレートをですね、あのー、小学校の時にですね、そういえば、6年の時にですね、ちょっといただきまして、それをですね、あのー、ポケットにずっと入れててですね、あのー、洗濯の時に、とんでもないことになってですね、
佐橋: (笑)
小倉: 母親に、怒られたっていうのは覚えてますですね。あとは、ちょっと、、、もらいすぎちゃって、もう、想い出にもなんにもなってないというね。
佐橋: わざわざ、ね。
小倉: わざわざ、想い出にすることも・・・でも、ああいうのって、やっぱり、こう、
欲しい人にもらえないんだよね。
佐橋: ああ、、、ね。
真理恵: ね。
小倉: わりとさ、こういっちゃなんだけど、たとえば、その、何年もつきあってたりすると、恒例儀式みたいになっちゃったりするじゃない。
真理恵:ああ、ああ、ああ・・・(よっぽど思い当たるフシがあるらしい)
小倉: 段々、、最初はですね、手作りの、
真理恵:うんうんうん、最初はね。
小倉: 最初は。
佐橋: 凝りに凝った。
小倉: そうそうそう。ウチで作ってきたヤツをね。なんか、名前なんか入って・・・
佐橋: 「ひろかず」
小倉: 「ひろかずさんへ」
真理恵:うわぁぁぁ、うそぉ。
小倉: 「ひろかずへ」
真理恵:えぇぇぇぇ!
小倉: 「フォーエバー」
佐橋: (笑)
真理恵:いやぁぁ・・きゃっっはっはっはっは!!(おおウケ)
小倉: 「ラブ・フォーエバー」
佐橋: (笑)
(真理恵さんは、ひきつけ状態で声も聞こえず)
小倉: それが、徐々にですね、まぁ、ね、春風堂のね、ちょっとイキな・・・最後はですね、不二屋の「ペコちゃん」みたいな・・・(笑)なっちゃって・・・
みなさんですね、やっぱりね、工夫を凝らして、バレンタインは、やっぱり、こう、思いを込めて、渡すようにしてください。
蒲野:という、いかにも小倉さんらしいコメントでした。では、ここでオリーブホールの
山弦ライブから、バレンタイン向けのパートをお聴きいただきましょう。今、丁度聞こえてきたのは、山弦の3枚のアルバムのうち、一番ロマンティックな、「Indigo
Munch」を紹介している所です。
(ライブ会場)
佐橋: 一番、この3枚の中では、なんていうんですか・・・なごみ系の。
小倉: なごみこの・・・・あれ・・なごみ系の、ね。
佐橋: (笑)はいはい。あの、舌、かんじゃった・・・
なごみ系の、ですね。
小倉: もしもですね、会社でイヤな事があった時。
佐橋: なるほど。
小倉: 学校でね、イヤな先生に怒られた時。
佐橋: ふん。
小倉: それからですね、恋人とね、ケンカしちゃったとか、、、そういう時にですね、ウチに帰ってね、アルバムをチラっと聞くとですね、もう、3曲目には、ぐっすり・・・
会場:(笑)
佐橋: それじゃ、困っちゃうんじゃない。(笑)
小倉: でもね、それくらい、安らぎをもたらしてくれるアルバム、、ということで、そのアルバムから、何曲か。
佐橋: ええ。それでですね、何曲か、暖かいのを・・・まずはですね、はっぴぃえんどのカバーで、「夏なんです」というのを聴いてください。
M:夏なんです
M:America
チューニング部分からオンエアしてくださる蒲野さんの編集は、ライブ会場の空気感までも伝えてくださっています。感謝!
静寂の中から紡ぎ出される音たちは、とてもアコースティックギター2本きりだとは思えない無限のひろがりを感じさせてくれます。
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