小倉: それで、朝、ね。二人で、こう、起きて、さぁ、始めるぞって、
佐橋: うん。
小倉: さぁ、やるぞと、気合い、入ってます。
とりあえず録りはじめたらですね、隣の家から、チェーンソーの、高らかな響きが・・
佐橋: ホントに、もう・・・
小倉: あれは、びっくりしましたね。
佐橋: 別荘地で、ま、実際に住んでいらっしゃる方々もいらっしゃると思うんですが・・
小倉: とにかくね、あの、木がね、やっぱり生い茂ってますからね・・
枝をね。きちんと・・・
佐橋: 刈らないといけない・・・
小倉: 刈らないといけない・・
しかもですね、その別荘地は、大体、多分50軒くらいね、連なっているんですけど・・
佐橋: 両隣、もう、いろんなとこであったね。
もう、みんな、一斉に、もう、ガーデナーさんを入れましてですね。
小倉: 4台、5台、あたりまえっていう、世界で、もう・・
佐橋: 高らかに、
小倉: 青空に響き渡るですね、
佐橋: ハーモニー。、チェーンソーの。・・
小倉: あれは、まいりましたね。
佐橋: まいりましたね。僕らがこう、せっかく、しんみりした曲をやって、
チャラーンと終わったかと思ったら、
小倉: はい。
佐橋: 「がぁぁぁぁ〜っ。」
小倉: ま、とにかくしょうがないんで、「チェーンソー待ち」っていう言葉が出来ましたから。
佐橋: そうですね。
小倉: 「今、チェーンソー待ち。」
ま、しょうがないから、うーみん(海?)にでも行ってびーぼー(?)しようかっていう
(業界用語?)
佐橋: もう、休憩しちゃって。(注釈?)
小倉: まぁ、そういうところが、ハワイならではの良さがあるんですが、
佐橋: 米軍ていうのが・・ヘリコプターも、結構・・
小倉: そうそう。チェーンソーが止まったといって、「さぁ、やろう!」
やりだしたと思ったら、今度は、「バラバラバラバラ・・・」
佐橋: 「バラバラバラバラ・・・」「ヘリコプター、来てます。」
ヘリコプター・・・・・・・待ち。
小倉: そして、ジェット機、飛ぶは・・
佐橋: ジェット機・・・大体、何時ごろに何が起こるのかが、わかりましたね。あの時ね。
小倉: あとね、隣にね、住んでました、家族連れが・・・住んで、いらしゃいまして・・
佐橋: いらっしゃいましてぇ・・・
小倉: すごい、あのぉ・・子供がね、二人ほどおりまして、
佐橋: かわいい、ね・・
小倉: この、ガキがですね、
佐橋: うるさいんだ、これが。
小倉: ホントに、うるさいのと、これが、犬とフリスビーやるんですね、これが。
佐橋: もう、犬も、子供も、おおさわぎ・・
小倉: 夕方から、キャンキャン、キャンキャン・・・・もう・・
佐橋: せっかく静かな、いい、こう、ロマンチックな場面で、こう、ぽろ〜んと弾いた瞬間に、
「きゃぁぁぁぁ〜!!」
「わンわンわンわンわンわンわンわン・・・」
小倉: いいですねぇ、その、芸風が・・・(笑)
佐橋: オレ、今、誰かが乗り移ったようですね。
小倉: (笑)
佐橋: なかなか、スピリチュアルな・・・
小倉: というね、なかなか、愉快なレコーディングを、
佐橋: 愉快な、ね。(笑)
小倉: そうね、(笑) 経験しましたが、
佐橋: はい。
小倉: でも、やっぱり、あれだよね、
風とね、このハワイの風と、太陽と、
佐橋: 波の音。あ、そういえば・・・
小倉: そして、空は高くてさ、
佐橋: 気持ち良かったね。開放感が。
小倉: そして、ストレスにならないんだよね。そういう事が。
佐橋: うん。
小倉: そんなところでですね、えー、今日も、じゃぁ、一曲ね、
その、『hawaiian munch』の中から、
佐橋: うん。
小倉: 聴いていただきま
佐橋: しょう。
(kona)
小倉: あれ!? こんなところにギターがあります、、、(笑)
佐橋: あれ、ギターが。。。ギターがあったら、弾きますよ。
小倉: ギター、弾きましょうか。じゃぁ。
佐橋: 弾きますぅ。 今日はですねぇ・・・
小倉: 何、やりますか?
佐橋: えーと、『JOYRIDE』の、
小倉: はいはい。
佐橋: 僕らの1枚目のアルバムの中から、「祇園の恋」という曲をですね、
小倉: あ、いいですね。
佐橋: しっとりと・・
小倉: しっとりとね、
佐橋: はい、お送りしたいと思います。
祇園の恋 (生演奏)
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