BGM: 『月星』
佐橋: あのー、この曲はですね、伊良皆君がさぁ、えーっと、トゥバラーマ大会っ つったっけ、民謡の・・・ 伊良皆: はい、トゥバラーマの大会、ありますね。 佐橋: あれに連れてってくれたじゃない 伊良皆: はい 佐橋: たまたま、その一年に一回の大会が、僕らが滞在中に、ありましたもんねぇ。 小倉: あのー、あれですね、体育館、の前でしたっけ 伊良皆: いや、あれは・・市民会館の 小倉: 野外ですよね 伊良皆: の前の、公園で。 小倉: あ、市民会館か。公園でね。 伊良皆: 毎年やってますね。 小倉: たくさんね、300人くらい、人、が集まって。芝生のね、上で・・。 伊良皆: はい、地ベタに座ってビール飲んだり、酒飲んだりしながら。。。 佐橋: ちょうど去年の、九月、のことだったと思うんですけれど、あの、合宿してたの・・ 伊良皆: はい、そうですね。 佐橋: びっくりしたのが、あの大会で、、、ほら、なんとか大会ってのがあったらさ、 それは、たとえば、歌の良し悪しとかそういうの、競う、わけじゃん?ま、大会だから。 なんだけど、みんなおんなじ(笑) 曲、歌うんだよね。 伊良皆: そうそう。 小倉: メロディがね。 佐橋: メロディが一緒なのね。 伊良皆: 特殊な大会ですよね。メロディは一緒で、毎年、その、歌詞だったりとか、 あと、歌唱だったりとか、そういうのを競うんですよね。 だから、詞の部分、歌詞の部門での賞があったり、あと、全体での、 トータルでの受賞者がいたりっていう感じなんですよね。 小倉: はいはい・・・だから、言ったら、同じメロディなのに、全然、歌詞と歌い上げ方で、ムードが変わるっていうね。 佐橋: うん、うん。まぁ、そう、形式があるのね、なんかね。 で、まぁ、たとえば、あの、石垣出身の人だけじゃなくて、たとえば、なんか、埼玉県出身の人がいたよね。 小倉: ああ・・。 伊良皆: そうそうそう。誰でも参加できるんですよ、日本じゅう。 佐橋: ねぇ。 伊良皆: うん。海外からでも、出来ると思います。 佐橋: そうだよねぇ。でも、そん時にね、ま、広場というか、公園ですか、丁度、これは、台風が、近づいてくる・・・ (笑顔で)嵐の前のっていうやつかなぁ、 小倉: あのー、風がね、すごく強くて。だから、空気が、 佐橋: キレイだったんだよねぇ。 小倉: 澄んでましたよね。 佐橋: うん。それで、くっきり月が、ね。 小倉: はい、ステージの後ろにね、 伊良皆: しっかり登るようにね、あれ、セッティングされてましたね。ステージをね・・・ 小倉: ステージをね。。。 (このあたり、誰かが誰かのコトバを受けて、トークのセッション状態) 佐橋: そうそう。舞台のね、丁度、こう、まぁ、とにかく出演者というか、が、歌ってる、丁度、頭上に、 伊良皆: 月が 佐橋: キレイ〜な、月があがって、その横に、丁度、なんだっけ、、、火星?え?金星? 小倉: 火星ですね。(きっぱり) (この話題は2003年ライブ時に客席から突っ込まれた経験あり) 丁度このこの頃、火星が大接近してたんで、 伊良皆: そうですね。キレイに見えた頃ですね。 佐橋: そう、横にね・・・それで、「月星」かよっていう話なんだけど。 伊良皆: (笑) 伊良皆: ベタベタじゃないですか・・(笑) 佐橋: ベタベタ・・・(笑) BGM: 『花鳥風月』伊良皆: やっぱり、そういう、シンプルなものをテーマにすると、やっぱ、キレイですね。 佐橋: あ、でも、あの景色がねぇ、忘れられなくてね。 でね、ほら、携帯に(笑)、ついてるね、カメラで、撮っちゃったような、写真しか、 残ってないんだけどぉ。 伊良皆: うんうんうん。(笑) 佐橋: まぁ、脳裏にね、今でも焼き付いていますよ。 小倉: その写真が面白いんですけどぉ、すごくやっぱり、月にチカラがあるんで、 サーチライトみたいに見えちゃうんですね。 伊良皆: あぁ・・・・ 佐橋: だから、照明、、 小倉: 照明じゃないかっていうぐらい、キレイな・・・ 佐橋: キレイな・・・ 小倉: まぁ、これはですね、レコーディングは、ねぇ、・・・どんな感じだったっけ、 もう、忘れちゃったんだけど・・・ 飯尾: もう、気持ちいいことしか、覚えてないですねぇ・・ホントにぃ・・・ 小倉: 覚えてないですねぇ・・・ 佐橋: これは・・・なんっていうのかなぁ、ちょっと、そのぉ・・・合宿をして、 その後に、新曲をね、一回、ライブでしばらく演奏して、ツアーしてまわって、 で、いろいろ、こう、こなれて、いろいろ、こう、もんで・・・ それで、それをもとに、またレコーディングスタジオに入ってっていうような段取りを とってったんだけども、 あのー、二人でね、ずーっと、去年、の秋、冬に、ライブで演奏してまわったのね、今の曲とかも。 そうするとそのぉ、やっぱり、そのぉ、ね、おぐちゃん、 さっき言ったような景色が、ぼわぁーっと浮かんでくる訳。 伊良皆: うん、うん、うん。 佐橋: それを録音して、最後に作品になるとか、CDになるまでも、やっぱり、なんかねぇ、こう、離れない・・・ 伊良皆: でも、あれですね、そうやって時間をおいていく中で、曲の中で、全部デフォルメされていくじゃないですか。 光とか、強さとか、・・・ 佐橋: うんうん。ねぇ、そう・・・ 伊良皆: 洗練されていったりとか。それがすっごい、透明感とかも、曲聴いてるとありましたねぇ。 飯尾: ん、なんかねぇ・・ 小倉: 割と、なんかねぇ、みんな、厳かな気分になって、レコーディングしたような覚えがありますね、この曲は。 佐橋: そうだねぇ、なんか、持ってるものがね、そういう自然の力を受けてねぇ、 できあがってるものだからかもしれないけど、 強いねぇ。なんか、ねぇ。 小倉: まぁ、そういう事でですね、もう1曲ね、お送りしたいと思いますがですねぇ、 この曲はですね、仮タイトルはですね・・・ 仮タイトル先に言ってどうすんだって話もありますけれど。(笑) えー、『ハブ大暴れ』(笑) (2003年ライブ時の仮タイトルへのリンク) 佐橋: (笑) 小倉: 仮タイトルだった曲で、『sanba de gumbo』という曲をですね、じゃぁ、聴いてもらいましょう。 佐橋: はいはいはいぃ・・・ 『sanba de gumbo』
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