マスター:もう、本格的な梅雨ですね。 高知県の早明浦ダムに雨が降らないと、あとで渇水で大変なんですよね。 さ: 昔、とあるコンサートで、ちょっと、骨折したことがありまして・・・ お: なんか、ギター弾いたまま、、というか、弾いた形のまま、倒れたっていう噂を・・ さ: (笑) あ、いやね・・・(笑) マスター: 雨の歌って言うのも芸がないし・・・ 泣きのギターっていうのもいいかもしれませんね。 お: みんな、演出かと思ったっていう・・・(笑) さ: いやいやいや・・・(笑) いわゆる、本編最後の盛り上がり・・・ あと2曲で、「じゃーねー」っていう、 お: 言ってみれば、「かきまわし」っていうところですね。 さ: はいはい、そこの場面でですねぇ、飛び降りて、で、ひいて、 また、そこの立ち位置に、ぴょんっと飛び乗ったら、そこに、 曲順表・・・ お: はいはいはいはい・・・ さ: が、ガムテープで貼ってあって、、、 お: あぁーー、滑るんだよね。 さ: その上に着地したら、破れちゃって・・・ お: うあぁ・・そりゃ、かわいそうですね・・・ さ: こりゃいけないって思って、右手で弦をパッてネックを掴んで押さえて、 左手で手をついたんですよ。 「あぁ、転んじゃった、カッコ悪い・・」とか思ったんだけど、 そのまま、じゃぁ、あぁ、次を弾きだそうとしたら、手があがんないんですよ。 さ: あんね、直ってからが大変なんですよ、骨折っていうのは。 お: あーー。 さ: チョーキング、出来ない・・・ お: あ、そっか、握力なくなっちゃってるからね。 さ: ん、筋力が、落ちちゃっててね・・・ さ: そんなこんなで、話は飛びましたけれども。 お: 骨折話にしますか、今晩は。 さ: 今日は痛い話・・・(笑) お: 痛い話・・・(笑) さ: やめようよ・・・(笑) お: それじゃ、俺も、、、 あれは・・・・キングの、護国寺のスタジオ・・・ 最近、新しくなったじゃないですか。 さ: はいはいはい。エヴァンゲリオンでね、すっかり儲かって・・・ ま、いいんですけれど・・・(笑) お: 古い方のスタジオで・・・ さ: はい。 お: エレベーター、すっごい、ごっついんですよ。 さ: 俺ね、行ったことないのよ、キング。 お: あ、ホント? さ: うん、キングレコードの仕事、したことないかもしんない。。。 お: あれね、多分ね、昭和・・・30年代に建ったビルじゃないかなって 思うんだけど、とにかく壁も厚くて、エレベーターとか、むちゃくちゃ しっかりしてるヤツで。 さ: うんうん。 お: その頃は、丁度ね、セッションギタリスト始めた頃で、割と、アシスタントの 人とかもいないで、自分でこう、機材、運んでたんですよ。 さ: はいはいはいはい。 お: それで、アンプのケースを出そうとしたときに、エレベーターからね。 エレベーターに積んで、あそこ、、、6階?スタジオ、6階まで上がりました。 えー、エレベーターが開きました。 そんで、なんだかんだ、ちょっといろいろやりながら、出ようとしたときに、 エレベーターが閉まってきたんです。 さ: うん。 お: でも、普通、エレベーターっていうのは、閉まってきても、人がいると、 ぱぁーっと開くじゃないですか。 さ: もいっかい、戻ってくれるよね。 お: その頭があるから、全然心配せず、そのまま行ってたんです。 そしたらですね、もんのすごい勢いで、、、 なんかホラ、サンドイッチみたいな、、、、、 ドアを側面から見た話をしてるんですけど。。 さ: はいはいはいはい。 お: サンドイッチみたいな状態で、真ん中にびよーーーんって引っ込むとこが あるじゃないですか。 さ: うんうん、あるある。 お: あれにあたると、引っ込むんですけれど。。。ドアがもう一度開きはじめる? さ: 仕組みになってんのね? お: なってんだけど、そこで、指・・・左手の、中指ね。。。 さ: ・・・それ、薬指じゃない?おぐちゃん・・・ お: あ、これ、薬指・・・これが、お父さん、これがお母さん・・・ (ギャグはもう)いいですね、もう。(笑) さ: ああ、、(笑) お: で、薬指をですね、その・・・びょーんと、あの。。なんていいましょうか、 安全ダンパーとでもいいましょうか。。 さ: ああ、わかりました。(笑) お: その、安全ダンパーに、指が、いかない、ところ? あの、サンドイッチで言えば、パンの部分ね。 さ: パンの部分・・・・(笑) お: パンの部分が、ものすごく分厚いんです。 さ: なるほどぉ。6枚切り、みたいなぁ・・・(笑) お: そそそ。 あれでねぇ、アンプのケースとぉ、パンの、、まだ言ってる・・・(笑) その、側面とで、思いっきり挟まれまして。 さ: 折れたでしょ、それ。 お: いや、ねぇ・・・ さ: その後、だって、ギター弾かないといけないんじゃない。 お: 弾きましたよ。 さ: 中指、使わずに?(笑) お: いやいや、、中指、使わないと弾けないフレーズだったんで。 さ: あ、ほんとぉ。(笑) お: 中指をぐっと押さえた瞬間に、なんか、「ごりょ」、「ごりっ」っていうか、 中でこう、動いている感じなんですよね。 さ: うわっ、いってぇーーー お: ものすっっごく、痛くてぇ。 さ: はい。 お: ・・・・泣きながら、帰りました。 謝って。 「今日は弾けません。」 そんで、お医者さん行ったらですね、亀裂骨折。 さ: まじ? お: はぁい、マジですよ。 さ: 気をつけないと・・・指とか、腕とか、ねぇ。 お: それはいいんですけど、ま、梅雨の話ですね。戻りますけど。 さ: 痛いんですよ。 お: ま、みなさん、エレベーターでは気をつけてください。 さ: そういう話じゃないんだよ。(笑) お: 酔っぱらっちゃいましたね。 さ: はいはいはい・・・ |