『山弦・One More Music』2000.03.11 Part.1


佐橋: 佐橋佳幸
小倉: 小倉博和

(敬称略)



マスター:3月にもなるとさすがに春めいてきますが、そろそろ、
     高知県のおおかた町では、ホエール・ウォッチングの季節になるようですね。
     鯨を近くで見たいというのは山々ですが、4時間も小さな船に揺られると
     いうのは、大丈夫でしょうかね・・・


小倉: えーー、みなさん、こんばんにゃ。
    今日も始まりました、山弦、One More Musicでございます・・・

佐橋: 今、ついたのよ、おぐちゃん。
    (息せき切って走ってきたって感じで)

小倉: ねぇ!

佐橋: 今日、武道館でさ。

小倉: よかったね。

佐橋: すごい速さでしょ?

小倉: うん。

佐橋: 武道館終わって・・・

小倉: 俺、今日途中で抜けてきたからね。

佐橋: もう、高松まで
    おぐちゃんも見に来てくれてて。

小倉: そう。

佐橋: あーー、っもう、疲れ・・(笑)
    長かったでしょう、今日も。

小倉: ウチは、家族総出で、行ってました。

佐橋: あ、ねぇ、そんで、あの、あれですよね、今、あのぅ・・・

小倉: 死んだおじいさんまで、来てた。

佐橋: (笑)

小倉: 怖いよね・・・・(笑)

#冒頭から、すごいボケの応酬・・・(笑)



オープニングのジングル


小倉: どうですか、佐野さん。

佐橋: ええ、やっと、これで今日、最終日でした。

小倉: ねぇ。なんか、ありました?いろいろと・・・・

佐橋: いろいろな、事件はですねぇ・・・

小倉: でも、長いよねぇ、3時間半、演っちゃうっていう・・・

佐橋: えーっとね、今日はさすがに、武道館、終演時間キツイんで、
    3時間で終わりましたけれども。

#実際は、 7:00 PM開演ということもあって、10:30PMくらいまで演っていたそうです。(^^;

↑すいません、終演時間は10:00pm きっかりだったそうです。(Thanks たけうちさん)
 「3時間で終わった」っていうのは、、ホントだったんですね。佐橋さん、すいませーん。

佐橋: 各地でいろいろな事件が、ありましたよ。

小倉: ありましたか、やっぱり。

佐橋: いきなり。

小倉: うん。

佐橋: 例によって、曲順にない曲を、突然後ろを振り向いて、

小倉: 始め出す。

佐橋: 始め出して、、、みんなも目点・・・とかね。

小倉: あっらぁ〜、そういうとき、どうするんですか?

佐橋: そのまましばらく聴いてて、途中からなんとかして入るんですよ。(笑)

小倉: (小声で)また、すごい・・・

佐橋: 全員、アレンジ能力がないと、ジャムれない、という・・・(笑)

小倉: プロデュース能力がないと、ね・・・

佐橋: ま、そんなような事も含めてですね、いろいろと、、

小倉: もう、やっぱ、バンドっていう感じですね、すでにね。

佐橋: もう、ずーっと、ああやってやってないと、難しいですけれど・・

佐橋: あのー、今回、20周年って事だったんで、懐かしい曲も
    だいぶやりましてですねぇ。
    えーーとぉ、もう、だいぶ、レアな選曲でしたけれどもぉ・・・

小倉: アレンジなんかもね、昔のままやったり・・・

佐橋: はい。
    関西の方にはどうも、馴染みがあるらしいんですが、
    僕も、えー、キーボードのKyonさんに紹介されてぇ、今回のツアーで
    初めて会ったんですけれど・・・
    ブラック・ボトム・ブラス・バンドっていう・・・

小倉: はいはいはいはいはい。。。。

佐橋: あのー、ブラスバンドがあって、あの、スーザン・ホーンまでいるというような、
    バンドなんですけれど・・・

小倉: 元気、ですよね。

佐橋: うん。
    そこの5人がね、ホーンセクションの5人が一緒に回ったんで、
    なかなか、賑やかでしたよ。

小倉: 飲むでしょう、彼らは・・・

佐橋: よく知ってますねぇ。飲むんですよぉ・・・

小倉: うん、絶対、飲みそうだもの。

佐橋: ねぇ、そうなんですけど・・・
    あのぉ、トランペットのね、ミッチーってヤツが、あのーー、
    関西地区で、ラジオ番組をやってて、だいぶん面白い番組をやってる
    らしいんですけど、今度、山弦、出せって、言っときましたから、一応。

# 毎週火曜日 KBS京都ラジオ1143KHz 24:30〜25:00
『Hello!ミュージック・ラヴァー』だそうです。(Thanks あびさん!)

小倉: いいですねぇ・・・
    スーザン・ホーンと、ギター2本という・・・

佐橋: すごいな、それ・・・(笑)
    こーんな、低い音と・・・

小倉: そういうの、やりたいですね。。。そう。

佐橋: ウクレレがいいんじゃないですか、こっちは。

小倉: あ、いいですね。

佐橋: 間に、中域の楽器がまるでない、という。

小倉: それ、やりましょう。

佐橋: (笑)

小倉: あ、Kyonさんといえば、僕は、あれですよ・・・リスぺクト。

佐橋: 終わった・・・あ、おぐちゃんも、ちょうど終わった・・・

小倉: ええ、終わりました。(忌野)清志郎さんのね。

#2000年3月3日武道館で行われました

佐橋: 佐野さんは20周年でしたけどぉ・・

小倉: 30周年ですからねぇ・・・

佐橋: (笑いながら)30周年なんだねぇ。

小倉: うん・・・・30年っていったら、すごいですよ。

佐橋: すんごいお祭りだったんでしょ?僕、行けなかったけど。

小倉: ホントに・・・・1歳の人が31歳。

佐橋: (笑)

小倉: 30歳の人が60歳という、ね。
    90歳の人は、いないっていうぐらい・・・ね。

佐橋: やめ・・・なぁんですかぁ・・・(爆笑)
    縁起でもない。

小倉: (笑)とんでもない・・・ね。
    30年ですからねぇ。

佐橋: ホントだねぇ。

小倉: 『僕の好きな先生』っていう曲がありましたよねぇ。

佐橋: ありました、ありました。

小倉: 今回は、やんなかったけど。
    あれなんか、俺・・・・小学校の時、聴いてたからね。
    小学校の、6年の時に、、流行ってましたから・・・

佐橋: また、出演者もウジャウジャいたから、楽屋も大変だったんじゃないですか?

小倉: うん、大変でしたよ。

佐橋: 弁当の数。

小倉: うーーーん。。。。
    ・・・・2個、食べちゃう人もいました。

佐橋: (笑)2個、食べちゃう人・・・(笑)

小倉: うん、2個食べちゃう・・・

佐橋: そうですかぁ・・・
   
小倉: やっぱり、凄かったですよ・・・
    誰が凄かったっていっても、やっぱりですね、

佐橋: うん。

小倉: (一息おいて) 
    Pタ←カタカナの、タ)さん。

佐橋: うっぷ・・・(笑)

(二人で、声を押し殺して笑っている)

小倉: あぁ、ごめんなさい。

佐橋: M上Pタさんですね?

小倉: M上・・・(笑)

佐橋: えーー。

小倉: K原さんも・・・・今回も・・・(笑)

佐橋: (笑)

小倉: あの・・・竹中さんと、ね・・・

佐橋: 竹中尚人(チャー)さんと、

小倉: 一緒に・・・

佐橋: あの、ホントに、清志郎さんって、あの、なんていうかな、
    1個の、R&Bの世界にぐーっとこだわってやってるわりに、
    人脈というか・・・

小倉: スティーヴ・クロッパー、来てましたからね。

佐橋: すんごいですよね・・・・ホンモノ。

小倉: そうです。

佐橋: (ドレミファの)ソ、ミーーーって、やってた?

小倉: やってたよぉ・・・

佐橋: (笑)

小倉: 「ドック・オブ・ザ・ベイ」を、スティーヴ・クロッパーとやったっていう・・

佐橋: すごいじゃないですか。

小倉: (笑)

佐橋: ラ、ドーーーって、やってましたぁ?

小倉: やってましたよぉ。

佐橋: ラドーーー、ソミーーー、ですから、もう、全部。

小倉: うん。ホントに、なんか、ね。
    ケンタッキーの、人形かと思いましたよ。

佐橋: (笑)
    かた焼きそばみたいな音だったでしょ?

#・・・どんな音やねん!!

小倉: んー、いい音してるよねぇ・・・

#と、最後にフォローをするおぐちゃん。

佐橋: テレキャスター、欲しかったでしょ?

小倉: テレキャスター・・・買っちゃったじゃないですか、ホラ、二人で・・・

佐橋: ん?

小倉: あの、山弦で・・・ロス行った時に・・・

佐橋: あー、そっか、そっか。おぐちゃん、買っちゃったんだよねー。

小倉: うん、あれが、いいんですよ・・・うんうん。。。

#1996年の7月、「JOY RIDE」のミックス・ダウン で、渡米した際の話でしょうか?
 確か、二人で同じテレキャスを買ったんだけど、佐橋さんのは
 壊れちゃったって聞いた気がするんだけど・・・
 とにかく、佐橋さん、この事、すっかり忘れておられたようですね。。。

佐橋: なんてって・・・

小倉: なんていう事でですねぇ・・

佐橋: ちょっと、ここで一曲。
    先週はひなまつりにちなんで、女性シンガー・ソング・ライターの特集でもあり、
    キツイ話の特集でもあったんですけれども。(笑)

小倉: (笑)

佐橋: えーーと、丁度、バリー・マンっていうですね、ライチャース・ブラザーズの
    『ふられた気持ち』から、いろんな名曲を書いてる、作曲家であり、自分も、
    シンガー・ソング・ライターとしてやっている方が、最近、新譜を出しまして。
    ひと月くらい、前でしょうか。

小倉: うん。

佐橋: えーーっとね、おぐちゃんと、昔、大貫妙子さんと一緒にやった、
    『Somewhere Out There』っていう曲をね、自演してるんですよ。

小倉: あ、『Somewhere・・・』彼が書いた曲なの?

佐橋: そうなの、そうそう。

小倉: 映画音楽、だよね。

佐橋: そうそう。
    それで、この曲をね、ちょっと聴きたいなぁって思って、持ってきました。

小倉: いいですね。

佐橋: えー、じゃぁ聴いてください。
    バリー・マンで、『Somewhere Out There』




『Somewhere Out There』 by Barry Mann


番組でオンエアされた曲については、
     公式HPミュージックリストで蒲野さんが詳しく解説してくださっています。


(Part2へ続く)


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