『山弦・One More Music』2000.04.15 Part.1


佐橋: 佐橋佳幸
小倉: 小倉博和

(敬称略)



マスター:(高知県の四万十川の西土佐村のレンタサイクルの話題)


オープニングのジングル


佐橋: 今週もですね、ウチのディレクター、蒲野氏が、
    また、やってしまいました。

小倉: はい。。。
    また、やってくれました。(笑)

佐橋: はい。(笑)  
    今日はですね、元イーグルスの、ドン・ヘンリーさんの、
    5月23日に出るアルバムの中から・・・
    また、ダウンロードしてきてしまいました。

小倉: ・・またやっちゃったのね。。。

佐橋: ちょっとですねぇ、、、えーー。

小倉: でも、聴きたいねぇ、それ。

佐橋: 聴きたいでしょう?
    『ウォーキング・イット』・・・『ウォーキング』って、
    歩く方じゃなくって、働く方ですね・・『ウァーキング・イット(Working It)』
    っていう曲なんですけれど・・・
    なんか、5月23日に、「INSIDE JOB」というアルバムが出るそうなんですが、
    
小倉: 「Inside Job」・・・

佐橋: それをですねぇ、いきなり、えーー

小倉: いきなり、いきますか。

佐橋: いきなり、いっちゃいましょう。

小倉: はい。
    じゃぁ、ドン・ヘンリーで、『Working It』




『Working It』 by  Don Henley

小倉: なるほどぉ。

佐橋: だいぶ・・・

小倉: なんか、ロッド・スチュワートと、ボブ・ディランが混じったというような・・

佐橋: (笑)
    ま、もともと、ちょっと、こう、ブルージーなモノをやりたがっているような
    人なんだろうとは思うんですけど・・・
    今回、この、ギターの人、誰なんだろうね。

小倉: レイヴォーン(?)みたいですね。

佐橋: スティーヴ・レイヴォーンみたいですね。
    最近の、おぐちゃんも言っていたけれど、、、なんだっけ、
    なんとか、ウェイン・シェパードとかぁ、なんとかジョニー・ラングとかぁ、
    若手ぇ〜ブルーズ・マンじゃないかなぁ・・・
    これ、だいぶ、勢い、あるもん。

小倉: やっぱり・・レイヴォーンのフォロワーですね。

佐橋: ねぇ。間違いなく。
    でも、こないだの・・・なんだっけ。

小倉: でも、これも、フィーチャリングしてますよね、ギター。

佐橋: 結構、久しぶりじゃないの?
    5年か、6年ぶり、じゃない?
    毎回、あのー、ベスト版が出てたんですよ、ヘンなジャケットの。
    そこに何曲か、新曲が入っていたりとかぁ・・・

小倉: その間に、イーグルス再結成とかね。

佐橋: あったりとかねぇ・・・

小倉: あれ、でも、かなり歌い方とか、斬新というか、
    レイドバックしてるというか・・・

佐橋: だいぶヘヴィーですね。もう、ほとんど、あれですよ・・・
    マディ・ウォーターズみたいな状態になってますけど・・

小倉: うんうんうん。。。そうだね・・・
    マディ・ウォーターズね・・・(笑)

佐橋: この前の、スティーリー・ダンのも、結局ね、
    あの後発売されて聴いて、すごい良かったんですけれど、
    これも、楽しみですねぇ。

小倉: しかし、あの人達は、ミュージシャンが変わっても、
    録音技術が変わってっても、関係ないですね。

佐橋: ん、ホントに、音楽のチカラは、すごいですねぇ。

小倉: 一本、スジ通ってるっていうか。

佐橋: うん。
    さ、そこでですねぇ、
    あのー、ドン・ヘンリー - 山弦繋がりっていうのを強引に。

小倉: なんですか、それ。(笑)

佐橋: いや、山弦の、「JOY RIDE」っていうアルバムのエンジニアを
    やってくれました、ロサンゼルス在住の、
    ブライアン・シューブルさん、

小倉: はいはいはい。ブライアン、ね。

佐橋: あのー、いまだにメールでのやりとりとか、してて。
    大分、会ってないんですけどぉ、なんか、事あるごとに・・・

小倉: ほぅ。
    優しいヤツなんだよね。

佐橋: 素晴らしい、人柄でですね。。
    彼はね、ドン・ヘンリーの、昔のアルバムとか、アシスタント・・

小倉: はいはいはい。

佐橋: エンジニアなんか、してて、良く知ってるみたいなんですけれども、  
    先月ぐらいに結構話題になっていた映画で、『マグノリア』っていう・・

小倉: はいはいはい。

佐橋: 俺ね、結局、まだ見れてないんですけどぉ、
    あの、例の、フィオナ・アップルの、彼氏が・・・
    ポール・トーマス・アンダーソン・・っていうのかな?

小倉: 監督・・・

佐橋: 監督の、映画で・・・

小倉: トム・クルーズだっけ?

佐橋: が、なんかね、助演男優賞だったかな?とった映画なんですけど、
    このサウンド・トラックがなかなかいいんですよ。
    これね、昔、エイミー・マンっていう、昔、ティル・チューズデイっていう
    バンドのボーカルだった人の、ある曲を元に出来た、映画なんですって。
    だから、曲の持っているストーリー性から派生して脚本が出来た映画らしいん
    ですけれど・・

小倉: なんか、主人公が何人かいて、っていうか、物語がいくつかかあって、
    それが最後に繋がっていく・・

佐橋: そうそうそう。

小倉: パルプ・フィクションみたいな・・
    ちょっと、見てないですね、俺、まだ・・・

佐橋: これね、すごいいいらしいんで、僕も、是非・・

小倉: 渋谷でやってましたね。

佐橋: ねぇ。

小倉: ちょっと、見に行きましょうか・・・

佐橋: で、このエイミー・マンっていう人が、そのままサウンド・トラックも
    やっていて、まぁ、なかなか今だにチャートをにぎわしているみたいなんです
    けれども・・・このアルバムも、ブライアンがエンジニアやっているという・・

小倉: を!なんと!

佐橋: なかなかあいつ・・・・とばしてるね。

小倉: あの、、フィオナ・アップルも、やってたでしょ?

佐橋: フィオナ・アップルも、やってたよ・・・ねぇ。
    山弦と一緒にやってた頃は、まだ、そんなに忙しくなかったんだけどなぁ・・(笑)
    なんか、すっかり・・・・(笑)

小倉: 池田・・・聡さんの、レコーディングとか、ねぇ。

佐橋: ああ、そうそう、僕ら・・

小倉: ねぇ、日本に来て・・・ブライアン・・・
    で、一緒にやったり、しましたよねぇ。

佐橋: うん。日本語、大分覚えて、帰って行ったけど。

小倉: なんか、アンチョコ持ってたね、日本語の。

佐橋: そうそうそう。(笑)
    でも、ああいう、生真面目さが・・・

小倉: [Good Morning]、イコール、オハヨウゴザイマス・・とかさ。(笑)

佐橋: そうそうそう。(笑)
    あの、「元気ですか?」を覚えさすのに、
    「ファンキー・ディスコ」って言ってみろって言ったら・・

小倉: ああ、、、
    「ファンキーディスコ」(「ファ」にアクセントをおいて)

佐橋: 「げんきですかぁ」 (「げ」にアクセントをおいて)

小倉: ホントかぁ・・・(笑)
    なるほど、ねぇ。(笑)

佐橋: なんか、[No problem] を覚えさすのに、
   「月曜日」って言えってっつって・・・

小倉: 「月曜日」?

佐橋: 「マンデーナイト」って言えっていうのと、一緒ですよ・・
    (「もんだいない」・・・)

小倉: (笑)(少し、あきれ気味?(笑))

佐橋: そういうの、一生懸命考えてましたけど。(笑)

小倉: ああ、なるほどねぇ・・・(笑)

佐橋: ・・すいません。。。(笑)
    あの、ドン・ヘンリーさんは、いろいろと都合もありまして、
    全曲・・フルコーラス、かけられなかったんで、ブライアンの仕事で、
    エイミーマンのですね・・・どれかけようかな・・
    じゃぁ、『You Do』って曲を、「マグノリア」のサウンドトラックから
    聴いてください。

小倉: はい。

佐橋: エイミー・マンで、『You Do』




『You Do』 by  エイミー・マン


(Part2へ続く)


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