『山弦・One More Music』1999.09.04  Part.1


 さ: 佐橋佳幸
 お: 小倉博和

マスター:9月になって、夏が終わってしまったって感じがします。
     まだ、残暑が厳しい日もありますが、夜になったらもう秋。
     いよいよ山弦のニューレコーディングが、終わりました。
     かなり、いい感じに仕上がったようです。



お: みなさん、こんばんは。
さ: こんばんは。
お: 「山弦のOne More Music、いけいけファンキータイムです。
さ: ・・・どうしました、今日は。元気がいいですね。(笑)
お: 今日はちょっと、元気よく・・・(笑)
さ: 夏ばてぇーーーーーー
お: も、とっくに過ぎ。
さ: 過ぎ。
お: 秋風の、えーー、ね。腰の辺りが、涼しい、今日この頃でございますが・・
さ: なぁーんで、腰が涼しいんだよ。(笑)



オープニングのジングル


さ: あーの、行ってきましたね、ついに。
お: 行って来ましたね。
さ: 山弦の・・・僕らの間では、1.5枚目と言われています、
お: ハンパなアルバムを・・・
さ: (笑)
お: 録りに。
さ: バージョン、1.5っていうことでですねぇ。
お: ねぇ。


さ: 最初、ロサンジェルスに、レコーディングに行くという話でぇ。
お: そうですねぇ。
さ: ロサンジェルスの空港で降りたんですけど。
お: そのつもりで行ったんですけど。

さ: 車に乗って、ずーずーずーーーっと、2時間も・・・
お: 拉致されまして。
さ: (笑)
   ま、今日は、そういった、レコーディングの話なんかも。
お: しましょうかね。
さ: 土産話として・・・
   じゃ、勢いよく、一発、なんか、、、
お: 聴きましょうか?
さ: はいはいはいはい・・・

お: そのスタジオっていうのがですね、えーーー、いろんな方が使っている
   スタジオだったんですが、そのスタジオで・・・
さ: インディゴ・ランチっていう、
お: スタジオなんですが。
   ま、レコーディングしたことのあるアーティストの・・・
   えーー、クルセイダーズってのがございまして・・・
   彼らのアルバムで、『南から来た十字軍』っていうのがあります。
   その1曲目で、『スパイラル』という曲を、聴いてください。




『Spiral』 by Crusaders




お: いやぁ、調子、いいですねぇ。
さ: 調子いいですね。
   あのぉ、クルセイダーズがレコーディングしたっていうよりは、
   このバンドの、キーボードプレーヤーのジョーサンプルさんが・・・
お: いや、なんかね、ジャズ・クルセイダーズってのもね、
   (スタジオに)書いてましたよ。

さ: きっとね、意外と古いんですよね、インディゴ・ランチは。
   もう、ジャンルを問わず・・・
   最近の、コーンとか、新しいバンドも演っていたり・・
   レニー・クラヴィッツもこないだ来たって事だったんで・・・
お: ね。


さ: アンプの数がハンパじゃなかったですよね。
さ: あの、スタジオのオーナーが・・・
お: 死にかけの、ね。
さ: 死にかけじゃない・・・・(笑)
お: すんごいオヤジでしたけど・・・
さ: もんのすごい、いわゆる、ヒッピーだったんだろうなっと。
   夫婦でやってまして・・・

お: どうも、そういう、ギター好き、アンプ好き、ギターエフェクター好き・・・
さ: スタジオのアシスタントの男の子の話では、全部で600あると、
   オーナーが言っていたと・・・・
お: うーーんーーーー。
さ: 600だよぉ、ギターアンプが。どうするつもりなんでしょうか。
お: ねぇ。
さ: でも、エレキギターの録音しに行ったわけじゃないんすよね、山弦なんでね。(笑)


さ: まぁ、あのー、どんなとこかと言いますとですねぇ・・・
お: まずですねぇ、、マリブキャニオンという
さ: とこだったんですよ。空港から北に、サンフランシスコに向かって、
   1時間半くらいかなぁ、、、2時間くらいかなぁ・・・
お: 1時間くらい、あのね、ハイウエーを走って。
さ: 海沿いの。いいとこですよね。
お: ですよね。

さ: キレイな景色だなぁーーーなんて思っていると・・・
お: そうですね、カモメが飛んで・・・
さ: まず、店が無くなってきます。
   そして、家が無くなってきます。
お: どうも、これは、怪しいぞって思っていると、右に、でかい山が見えてきます。

お: そこの、、あれですよね、ハイウエーから山道に入って、
   えんえん、なんかね、車で飛ばして、20分位、走りましたよね。
さ: なんかね、ガードレールもなくって。
   あれぇ、俺みたいな、初心者マークのドライバーにはちょっと・・・
お: ちょっとね・・・・
   落ちると必ず死ぬっていう・・・・(笑)
さ: そうだよね。(笑)必ず死にますね、あれは・・・・(笑)


お: それでですね、ま、ずっと行ってみるとですね・・・
さ: あれ、どの位上がった?
   標高差、7・・・800メートル、あるよね。
お: 1キロ(?)もないですよね・・・
さ: あったり前ですよ・・・・(笑)
お: 800位、あったかもしんないね。
さ: ん、結構・・・高尾山くらいは?東京でいうと・・・
お: あ、もう、全然、あるでしょ。
さ: 楽勝でありました?

お: そこにね、山小屋が、、、ひなびた山小屋が2軒、建ってまして。
さ: まわり、なんにも無かったからね。
お: 一軒がレコーディングスタジオになってて・・・


さ: 「インディゴ・ランチ」ってスタジオの名前の、下のランチってのは、
   「牧場」みたいな意味なんで、どうも怪しいと思ったら、、まず、牛馬が・・・
お: そうですよ、朝起きて、馬の鳴き声で目覚めるっていう・・・(笑)
   これは、どういう事・・・(笑)
さ: 事なんでしょう・・・(笑)

お: 馬の鳴き声ってね、「ひひひひーーん」っていうのはねぇ、
   聞いたことあんですけど・・・
   なんか、ちょっと、盛ってたみたいで・・・(笑)
さ: (笑)
お: 馬がうるさい、うるさい。(笑)
   「ひひひひ・・・ひ、ひ、
さ&お: ひ、ひ、ひひひひーーんん」
さ: みたいなねぇ。(笑)
お: 鳴き続ける馬っていうのは、あんまりねぇ。。ま、いいんですけど・・・
さ: そうなんですよ。あのーー。
お: スゴイ、とこでしたよね。

さ: はい。あの、よく、たとえば、あのーー。
お: ピューマが出るって話ですよ。
さ: そうですよ。
お: 年に2回はピューマを見る。

さ: 動物・・・・
お: 動物王国。(笑)
さ: 王国。(笑)
お: あ、それが言いたかったのね。
   よく、あのーー、野生の王国とか、
さ: そそそそ、そういう番組で見るような感じ・・・
お: コヨーテは出るは、鹿がいまして、
さ: そうね、あとぉーー、リスもいてぇ。。
(続く)

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