(敬称略)
佐橋: あのーー、今日、なんでジャージーなセレクトにしようかって 思ったかっつーとですね・・ 小倉: はい。 佐橋: なんか、あのーー、一般的に、 小倉: うん。 佐橋: あんまり、夏の、くそ暑いときに、ジャズはイヤかなっと・・・ 小倉: そうなん・・・いや、でも、あれなんだよね、 なんか、、あのーー、とりあえず・・野外コン・・ 佐橋: ジャズ・フェス・・ 小倉: ジャズ・フェス、多いですよね。 佐橋: そうなんですよ、これ、不思議なんですよ。 小倉: でも、やっぱ、こう、お部屋で聴くにはねぇ。 佐橋: うん。 小倉: 秋のこの夜長は、いいですよね。 佐橋: 『枯葉』とか、そういうのもあんのかな・・・ 小倉: 『Autmun Leaves』ですね。 佐橋: あ、あれはシャンソンだなぁ、もともとは。 小倉: もう一曲いきますかぁ、じゃぁ、? 佐橋: うん。 小倉: 今日は、えーー、秋の夜長、ジャズ、ということで、 サックス、えーー、の方の曲を、もう一曲。 小倉: えー、これはですねぇ、96年・・1996年・・もう、最近のアルバムですが・・ この人も、今、泣きのサックスとしては、もうホント、世界で・・・ 佐橋: もう、なかば、ポップ・スターですけど 小倉: そうですね。おまけに、人格者っていう、ね。 司会もやります、みたいな・・・ 佐橋: (笑) ほんとですよね。 小倉: なんでしたっけ、あの・・・『ナイト・ミュージック・ショー』かな? 佐橋: そうそう。 小倉: の司会でも、 佐橋: お馴染みの・・ 小倉: デヴィッド・サンボーン 佐橋: さん 佐橋: 僕ね、デヴィッド・サンボーンさんから電話貰ったことあんですよ。 小倉: え?? なんですか?それは。 (↑「なんですと?」のアクセントでお読みください) 佐橋: あんですね、昔、坂本龍一さんのコンサートで・・・ 小倉: 道に迷ってしょうがないっていう・・・ 佐橋: そうそう、ここを左曲がって、隣りの角を右・・・ 小倉: (笑) 佐橋: いやいや、そうじゃなくって。(笑) 小倉: あ、坂本龍一さんの、 佐橋: うん。ツアーの時のベース・プレーヤーがぁ、 小倉: はいはいはいはい・・ 佐橋: サンボーンさんのとこのですね、ベース・プレーヤーでぇ。 小倉: はいはい。 なんていう人でしたっけ。 佐橋: えーー、っとねぇ、、クリス・ミーン・ドーキーっつってぇ。 小倉: あ、クリス・ミーン・ドーキー・・・ 佐橋: クリスは、自分もブルーノート・レーベルからアルバム、出してんですけどぉ。 小倉: はい。 佐橋: で、丁度、僕らがツアー中の時に、デヴィッド・サンボーンさんが、ま、 別のバンドで、東京、大阪、まぁ、博多と、ブルーノートのライブで、 来日してたんですよ。 小倉: うん。 佐橋: そんで、その、クリス君と見に行こうよっつって、見に行って、 僕のあのーー、『トラスト・ミー』ってアルバムを渡したらですね、 小倉: はいはい。 佐橋: えーー、まぁ、一応、聴いて貰えたら、たまたま、したら、ね、嬉しいなって くらいの気持ちで渡したんですよ。 小倉: うん。 佐橋: そしたらですねぇ、次の日、朝、電話が鳴りましてですね、 小倉: ほぉ。 佐橋: わーーって、いったら、「デイヴィッドだけど。」って。 小倉: 怒ってた? 佐橋: 「2曲目、よかったぞ。」 小倉: わぁっはっはっはっは・・・(大ウケ) 佐橋: 俺は、夢かと思いましたねぇ。 小倉: 夢じゃないっすか?(笑) 佐橋: でぇ、これから帰ったら・・・ 小倉: 「2曲目、良かったぞ。」って、いいですねぇ・・・(笑) 佐橋: で、電話番号教えて貰ってぇ。 小倉: うん。 佐橋: そいでぇ、、、その次の年に、たまたま、仕事でニューヨークに 行くことがありまして、電話して、 小倉: あ、かけたですか。 佐橋: かけたんですよ、そしたら、奥さんとか、みんなで、メシ食いに行ってですね。 小倉: あ、ホントぉ。すんごい、ファミリーな人だねぇ。 佐橋: でぇ・・・ 小倉: いい人じゃないっすかぁ。 佐橋: おぐちゃんがたまたま選んだ次にかける曲、「リッキー」っていうんでしょ? 小倉: そうそうそうそう。 佐橋: これ、リッキーって、奥さんの名前です。デヴィッドさんの。 小倉: あ、そうなんですねぇ。 佐橋: ま、とりあえず、その曲、聴いてみましょうか。 小倉: そうですね。これはですね、この、ディーン・ブラウンの・・ 佐橋: あ、ギターの人ね。 小倉: そう、変態スパニッシュ・ギター・・ 佐橋: (笑) 変わってるよね。 小倉: あの人、変わってます。 佐橋: ギター、ねぇ。 小倉: ホントに、、、痙攣しながら、弾くっていう・・・ 佐橋: (笑) 小倉: でもね、俺、結構好きなんですよ、ああいうの、ちょっと・・ 佐橋: ねぇ。(笑) 小倉: うん。 佐橋: でも、ブルーズ・フィーリングもあるよね。 小倉: そうです、そうです。 佐橋: ね。 小倉: そうだ、エフェクターの使い方が、もう、凄まじく、変わってんですよね。 佐橋: あぁれ・・ちょっと・・・新しいスタイルだね。 小倉: そう、、、そいで、ギター、弾いてるギターが、 佐橋: うん。 小倉: えーー、ローランドの、あの、ほら、ギター・シンセサイザー、 佐橋: ほぉ。 小倉: の、あの、ストラトタイプのヤツ、あるじゃないすか。 佐橋: うんうんうん。 小倉: あれを弾いてんですよね。 佐橋: あぁ、ドゥー・ビーの人も弾いてた・・ 小倉: そうそうそうそうそうそう・・・ 佐橋: まぁ、ちょっと、専門的な話になっちゃいましたけど。 小倉: はい。それではですね、デヴィッド・サンボーンの、えーーー、 「Songs From The Night Before」という、96年のアルバムから、 えーー、3曲目の、『Rikke』、お送りします。 どうぞ・・・ (B.G.M. 『Rikke』) 小倉: なるほどね。 佐橋: ロマンチックですね。 小倉: やっぱりね。奥さんに・・ 佐橋: うん。 と、思うんですけどね。 小倉: 奥さんに・・ 佐橋: 違うリッキーって女だったらまずいっすねぇ。(笑) 小倉: (笑) 小倉: やりますね。 佐橋: やりますねぇ。(何を?(笑)) 佐橋: んーー、しかも、これ、プロデューサー、あれじゃないの、 リッキー・ピーターソンでしょ? 小倉: あぁ、そうですね。。。。 あ、これはね、、あ、そうだね。 佐橋: 確か、ね。あの・・・ 小倉: オルガンの・・・ 佐橋: オルガン弾きの・・ 小倉: リッキー・ピーターソン・・このバンドの・・ 佐橋: ディヴィッド・サンボーン・バンドのね、 小倉: 要ですよね。 佐橋: ま、いろいろ、ひっかけてるのかもしれないですね。 小倉: なるほど・・・っていうことは・・・これ・・・そうか・・・ (何やら一人で含み笑い) 佐橋: いろんなリッキーさんに、ひっかけてたりして。 小倉: なるほど・・両方いけるっていう・・・(笑) 佐橋: や、それは・・(笑) 小倉: それは、違いますね・・・ 佐橋: (小声で) やばいやばい・・・・(笑) 小倉: 奥さんのね。。。一回、ちょっと、そういう風に、曲、かいてみたい・・ ロマンチックな曲、・・・ 佐橋: 多分ね、そうです・・・誰かに捧げて・・・ 小倉: 誰かに捧げちゃいましょう。 佐橋: 捧げよう。あ、この前の、麻布の猿かなんかに捧げて・・ 小倉: あ、いいですねぇ。 佐橋: (笑) 小倉: どこがいいんですか?(笑) 佐橋: わかんないですけど。(笑) 小倉: えーー、「脱走猿」ね。 佐橋: 「脱走猿」に捧ぐ。 小倉: 「脱走猿に捧ぐ」・・いいですねぇ・・・ 『マンキー』っていう・・・(笑) 佐橋: (笑) 小倉: そのまんまじゃ・・・(笑) 佐橋: ま、えーー・・・ 小倉: 『Get Away Monkey』っていう曲を、じゃぁ、次に、いきましょう・・・ 佐橋: じゃぁ・・・ 小倉: あきれてますね。 佐橋: いやいや・・あの・・ホントにやりかねんなという、(笑) 小倉: (笑) 小倉: でも、あの猿に関しては、何で野生だってみんなが言ってたのかっていうのが 不思議だっていうような意見が、いろんなとこで・・・ 佐橋: 中央線に乗ってきたんじゃないの? 小倉: あ、そうなんだ。 佐橋: 中央線に、なんか、乗ってきたんじゃないかっていう噂が、 小倉: 絶対、飼われてたんじゃないか、どこかでっていう感じ、しますけどねぇ。 佐橋: おかしいですよねぇ。 小倉: おかしいですよね。 佐橋: もう、すっかり話題から、その話題ね、いなくなっちゃったね、世の中から。 小倉: そうですね。 佐橋: 冷たいすね、世間の・・ 小倉: いや、まぁ、しょうがないでしょ。 佐橋: ええ。 小倉: 忘れてください。何もかも。 佐橋: (笑) 小倉: えーー、(笑) それでは。 佐橋: まぁ、みなさんも・・・ マスター:来週はゲストの日ですよね。 佐橋: たまには、あのーー、お葉書、もう少しいただきたいもんですね。 小倉: そうですね・・・・お葉書、待ってます。 佐橋: お葉書、待ってます。 小倉: 孤独です、僕たち。 佐橋: ええ。秋の夜長に・・ 小倉: あの・・・おしかり・・・ご注意、ご鞭撻・・・ 佐橋: はい、よろしくお願いします。 小倉: はい。 佐橋: それじゃ、また、来週ってことで・・・ 小倉: そうですね。 佐橋: 来週は、また、ゲストをお呼びして、お送りしたいと思っています。 小倉: はい。そうですね。 佐橋: お相手は山弦の、佐橋佳幸と、 小倉: 小倉博和でした。 小倉: それでは、ばいちゃぁ〜。 佐橋: さよならぁ〜。 小倉: さよなら〜。さよなら〜。 佐橋: さよならぁ〜。。。 |