『山弦・One More Music』1999.10.16  Part.2



 佐橋: 佐橋佳幸
 小倉: 小倉博和
 中西: 中西圭三

(敬称略)


小倉: これは、あの、先に発売になる・・・

中西: そう、あのーー、ま、ドラマの事もありつつですね、

小倉: なるほどね。

中西: マキシ・・・これも、先に出るのも、マキシ・シングルだったりしたんですよ。

佐橋: (笑)

中西: 何も、そんな、後から荒行が待ってるっていうのに・・(笑)

佐橋: 荒行が・・・(笑)

中西: 「マキシじゃなくても」と思ったんですけれど。

小倉: 好きですねぇ、『荒行』。(笑)

佐橋: 『荒行』(笑)

中西: すごいですよ、もう、滝の中・・・(笑)

小倉: マキシも作ってんだね。(笑)

中西: そう。千本ノックもいいとこですよ。

小倉: いいとこですねぇ。。

佐橋: これが、こう、ホントに、しっとりしたバラードなんでぇ、

小倉: うん。

佐橋: これが、もう、新しいアルバムっていうのがですねぇ、

    バラードアルバムなんだなぁ、これが。

小倉: あ、いいですねぇ。一枚の、バラード・アルバムなんだねぇ。

中西: そう、そうなん、そうなんですよ・・・

佐橋: このぉ、バラード・アルバムっていうのがねぇ、

    結構、大変なんですよ。

中西: (笑)

小倉: あぁ〜〜〜、っていうのは?

佐橋: 僕は、、、2曲、やったのかな?

中西: はい。

佐橋: んっと、2曲、やらしてもらったんですけどぉ、

    あのぉ〜、、、

小倉: たしかに・・・バラードで一枚・・キツイっすよね・・

中西: そう。

小倉: メロディーも、ねぇ。

中西: そうですよ、どうやって、こう、変化を、つけていこうかなって

    いうのも、あんですけど。

    でも、基本的には、ベイシックに・・バラードの血の方が、

    多いと思うんですよ。だから、あのーー、バリエーションっていうのが、

    例えば、じゃぁ、あのぉ、ボビー・コールドウェルのアルバムなんか聴いてても、

    一面、ボビー・コールドウェルだけど、ま、なんか、その中にも

    メロディなりのこう、バリエーションがあってぇ、、

小倉: うんうん。

佐橋: イメージとしては、ねぇ。

中西: サウンドがころころ違う訳じゃないけど、一枚通して楽しめたりとか、

小倉: うんうん。。。

中西: するから、そういう形で、まぁ、いいのであろうと。

佐橋: いいのであろうと。

中西: という風に思って、作りましたけど。

    結構、でも、いろいろ、サウンドのパターンは、

佐橋: あるよねぇ。

中西: うん、あると思います。

小倉: やっぱ、バラードはねぇ。

佐橋: うん。

小倉: サウンド・パターンも、いろいろあるっていうのも、あるんだけど、

    やっぱ、メロディーで、ちゃんと・・・

中西: そうなんですよ。

小倉: 違いをつけていかないといけないという・・・

    あの・・・

中西: リズムでもってけない・・・

小倉: リズムでもってけない・・・

中西: あ、、

佐橋: なぁんだ、譲り合い・・・

小倉: を、、、、ハッピー・アイスクリーム(まじ声)

佐橋: ハッピーほうれんそう・・・

小倉: ハッピーほうれんそうって・・(笑)

佐橋: (笑)

(何か、二人でギャグってるけど、聞き取り不可能・・・)

中西: (動じず)結構、すぐ盛り上がりたいタイプなんでね。

    あのーー、大体、バラード作っても、最初はこっそり始まるんだけど、

小倉: うんうん。

中西: こっそり始めようかと思っても、最後はやっぱ、盛り上がってないとっていう・・

小倉: ああ、なるほどね。 やっぱ、物語がちゃんと、ね。

中西: バニー・マニロウスタイルっていうんですけど。

小倉&佐橋: (笑)

中西: 最初はピアノ弾いて、座ってんだけど、最後には、立ってんの。

佐橋: ああ、、うんうん。

小倉: なるほどね。

佐橋: 最後はもう、明かりがつきっぱなし(笑)

小倉: ミラーボール回ってんの。んで、客席、降りちゃう・・

佐橋: そうそうそう。

中西: あと、もう一回座るのが気恥ずかしい。

小倉&佐橋: (笑)

小倉: いいですね。 もう一回座るのが気恥ずかしい・・(笑)

    なんて状態までいっちゃったんだろうっていう・・(笑)

佐橋: 曲順、考えときゃよかったと。。(笑)

小倉: いやぁ、いいですねぇ・・・

佐橋: これね、あのーー、圭三くんは、あの、かなりのAORマニアで。

小倉: おたくで。

佐橋: なんですねぇ・・・もう・・・

小倉: ボビー・コールドウェル、ね。

佐橋: の話も、今、ぽろっと出ましたけど。

    あの、なかなかどうして、ウチ行くと、大変なことなってんですよ、

    やっぱ、CDとか。

小倉: あーーー、ねぇ。

    

佐橋: そいで・・・・あのぉ、そういう匂いが強いですね、今回のアルバムは・・

中西: そ!。ホントに、そういう、好きな音楽に・・・しか、作れないですからね、

    こう、無理して、なんかやってもね。

小倉: そうねぇ・・・

中西: ちょっと、ジャズっぽいのも一曲ね、

佐橋: あ、そっか・・・

中西: やってみようかって思って、頑張ってやったのもあるんですけどね。

    ニュアンス出すのが、なかなか難しくて。だけど、ま、そういう・・・

小倉: 声がね。

佐橋: もう、Blue eyed Soul声。(笑)

中西: (笑)

佐橋: そう、しかもね、音域が異常に広くて、高いんですよ。

小倉: ツヤのある・・・

佐橋: だって、上の『ド』とか、普通なんだよ。

小倉: え”・・・地声で・・・?

佐橋: 地声・・

小倉: 地声っていいよね。(笑) あ、裏声じゃ・・・

中西: 女の子のキーですよね。

小倉: そうですよね、女の子のキーですね。

    女の子で・・そうですね、普通、Cっつったら、もう、

    女の子の一番高いあたりですね。

佐橋: 高い方まで、いっちゃうですよね、もうね、、だから、面白いですよ、

    もう、それ自体がサウンドに、非常に、釘(?)付けになるっていうか・・

小倉: うんうん。

佐橋: なぁんて事を、話しつつですねぇ・・・

小倉: うんうん。。。

佐橋: ここの店、なんでもあるんですけど、

中西: はいはい。

佐橋: あ、AOR、得意分野ですよ、この店は。

中西: なるほど。

佐橋: なんか、一曲、聴きましょうよ。

小倉: マスターの目が、輝いておりますよ。

佐橋: マスターも、もう、なんでも出すぞってな・・

中西: あのーー、やっぱり、すきな・・・・

    スティーブン・ビショップを、今日は聴いて貰おうと・・

佐橋: あーーー、、、いいですねぇ・・・

小倉: どぉ??マスター??いいかなぁ?

    スティーブン・ビショップだよ??

中西&佐橋: (笑)

小倉: なんですか?(笑)

佐橋: これは、あれですね、フィル・コリンズが・・

中西: そうそう、映画ん中で・・『ホワイト・ナイツ』かなぁ・・

佐橋: 映画・・・なんだっけ、ねぇ。

小倉: 『ホワイト・ナイツ』だと。。。

中西: ねぇ。多分、そうだと思う・・

    それの、あの、オリジナル版といいますか、ねぇ。

    スティーブン・ビショップが、作った本人が歌ってるヤツで、

    これがなかなか・・・あの、いいんですよ。

佐橋: じゃぁ、、、『Seperate Lives』聴いてください。



『Seperate Lives』  by  Stephen Bishop






佐橋: 僕も、スティーブン・ビショップ、大好きなんですけど。

    一回、ライブ、見に行ったことあんですよ。

中西: あります、僕も行きました。

佐橋: あ、行った?

中西: キリン・・キリン・クラブじゃばかった・・・

佐橋: そうそうそう・・あの・・

中西: ナベサダさんが、こう・・

小倉: はいはいはいはい・・グラバスじゃなくて・・キリン・・

中西: キリン・・なんとかクラブっていった・・

(このへん、みんなかぶりまくり。。。さすがは飲み屋話(笑))

佐橋: あのね、ナベ・・渡辺貞夫さんが、あの、いろんな向こうの

    アーティストとぉ、いろんな・・

小倉: はいはいはいはい、スタジオライブやるっていう・・

佐橋: いや、っというかねぇ、番組じゃなくってねぇ、コンサート・・

中西: コンサートだよね、渋谷だったですよ。

佐橋: そう、渋谷でねぇ、、昔、「ミドリヤ」だたとこなんですけどねぇ、、

    まぁ、いいんですけど。。(笑)

中西: (笑)

佐橋: ソロで、弾き語りやったのよねぇ。

中西: 打ち込みの機材かなんか、持ってきてて、

佐橋: そうそう。

中西: なんか、シーケンサーみたいなんをポンと押して、

    それに合わせて弾くっていう・・

小倉: へぇ〜〜、アコースティック?

中西: ちょっと、ダイボーギ(?)っぽいでしたけど・・・

    でもね、良かったですよ。

小倉: へぇ〜〜〜(ちょっと話題に乗れなくて淋しそうなおぐちゃん)

佐橋: あまーーい声なのに、、、

中西: やさしくマイクにクチを近づけて歌うのかと思ったら、

小倉: うんうんうん・・・

佐橋: すーーごい声量なの。

小倉: あ、なるほど、、そうなの・・

中西: びっくりした。

小倉: 見ないとわかんないこと、ありますねぇ・・

佐橋: 見ないと・・・わかんないですねぇ・・

小倉: 僕らも、あれですよね、、今度の、1.5枚目のアルバムで、

    一曲、カバーしてるんですよね。

佐橋: そうなんですよ、今度の山弦のアルバムでねぇ、一曲、実は、

    スティーブン・ビショップ・・・

中西: あぁ、、そう。

佐橋: うん、やってんですよ。

佐橋: ま、そんなこんなでですね・・・


マスター:中西圭三さん、やっぱり最初からにぎやかでしたね。

     来週も、中西圭三さんがいらっしゃいます。

     どうぞ、お楽しみに。

     あなたも、もし良かったら、メッセージでウィズ・Cに

     遊びにきてください。

     山弦へのファンレター、リクエスト、質問など、なんでも結構です。




佐橋: えーーっと、来週もですね、、、

小倉: そう、このまま終わるには、さみしすぎるということで・・・

佐橋: 来週も・・

中西: 来て、いいんですか?

小倉: きてください。お願いします。

佐橋: 毎週、飲もう。

中西: 毎週飲もう。

小倉: その頃には、完全な酔っぱらいになって・・(笑)

中西&佐橋: (笑)

小倉: ずーーと飲んでんのかいっていう。(笑)

中西: やっぱり、じゃぁ、追いつくべく、なんか飲まないと・・

佐橋&小倉: うんうん。

中西: 飲もうと思っても、カルアミルクとか、そういうのしか飲めないですよ。

佐橋&小倉: (笑)

佐橋: いいですねぇ。(笑)

佐橋: と言うわけで、今週は中西圭三さんをお迎えして、

小倉: お送りし、

佐橋: なかなか素晴らしい飲み会で、来週も、

小倉: 来週も、聴いてちょうだい・・・








(Fin)



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