日歩とは(ひぶとは)

信用取引における日歩の意味、日歩の本来の意味、日歩の計算式、計算例について解説しています。

株式投資家個人生活研究所信用取引用語知識3【た行~わ行】>日歩とは(ひぶとは)

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日歩の意味

 日歩とは信用取引において、信用買い(=空買い)をした際に徴収される金利のことです。日歩は買い方金利とも言います。
 楽天証券の金利を例にすると、日歩(買い方金利)は年2.85%です。(2007年9月6日時点)

 日歩は信用取引の建て玉を決済した時に清算されます。信用取引の金利は、受渡ベースでの両端入れと言って、建て玉した日と返済した日との、両方の日数を入れて計算します。
 信用取引でデイトレード(日計り取引)をした場合は、日歩は1日分の金利となります。円未満は切り捨てとなります。

日歩の本来の意味

 日歩の本来の意味は、利息計算期間の単位を1日として定められる利率のことです。通常、元金100円に対してかかる1日分の利息を何銭何厘と表します。

日歩の計算式

 日歩の計算式は以下の通りです。
日歩=約定金額×年利率×日数÷365(日)

日歩の計算例

 例えば、買い方金利が年2.85%、約定金額が100万円、日数が10日の場合の日歩は、
日歩=100万円×0.0285×10(日)÷365(日)
   =780円となります。

 同様に、日数が30日なら日歩は2,342円、90日なら7,027円、180日なら14,054円となります。

 信用取引では基本的に長期投資は有り得ません。と言うのは、日歩を上回る値上り利益が無いと、信用買いをする意味が無いからです。
 従って、信用買いにおいては、日歩と含み益との両方に注意しながら取引する必要があります。


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更新日:2017年05月06日 土曜日
作成日:2006年10月28日 土曜日

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