空売りとは(からうりとは)

信用取引における空売りの意味、空売りにおける利益と損失、空売りの決済方法、空売りの目的、などについて解説しています。

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空売りの意味

 空売りとは信用取引における取引形態の一つで、当該銘柄の現物株を保有していない状態で、或いは当該銘柄の現物株を保有しているが、その現物株とは別個に、当該銘柄の株を証券会社等から借りて売ることです。
 空売りの「空」は、株式を保有していない状態のことです。「空」の状態なのに、株を売るので、空売りと言います。
 空売りは信用取引特有の取引方法で、信用売りとも呼ばれます。

空売りにおける利益と損失

 空売りは下落トレンドで利益を出せるのが大きな特長です。
 相場の地合によって、空買いと空売りとを使い分けることで、株式投資の幅が広がります。

空売りで利益が出る場合

 空売りを行って利益が出る局面は、空売りした後に値下がりして、売値より安い価格で買い戻した場合です。

空売りで損失が出る場合

 空売りを行って損失が出る局面は、空売りした後に値上りして、売値より高い価格で買い戻した場合です。

空売りの決済方法

 空売りした株式銘柄、すなわち売り建て玉の決済方法には、以下の2通りがあります。

1.買い返済
空売りした株式銘柄を買い戻すことにより返済すること。
2.現渡し(げんわたし)
空売りした株式銘柄と同じ銘柄の、保有している現物株を証券会社に渡すことにより返済すること。

空売りの目的

 空売りの目的は以下の2つです。

  1. 株価の下落局面で利益を得ること。
  2. 保有している現物株の値下がりが予想される局面で、同じ銘柄の株式を空売りすることで、現物株の値下がりによる損失と空売りによる利益とを相殺させて、運用資金の損失を防ぐこと。これをつなぎ売りと言います。

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更新日:2015年10月20日 火曜日
作成日:2006年10月08日 日曜日

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