RSI・相対力指数とは

株式投資のテクニカル指標におけるRSI(相対力指数)について解説しています。

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RSI・相対力指数の意味

 RSI(相対力指数)とは、一定期間における株価の上昇幅及び下落幅を使用して、株価の相対的な位置を表すテクニカル指標です。
 RSIは「Relative Strength Index」の頭文字を取ってRSIと表記されます。日本語では「相対力指数」と訳されています。
 RSI(相対力指数)はアメリカのアナリストである、J・W・ワイルダーによって考案されました。ストキャスティクスと同様にオシレータ系の分析手法と言われています。

RSI・相対力指数の計算式

 RSI・相対力指数は次の計算式で算出されます。

  • RSI = U / (U + D) × 100 (%)

記号の意味
 U:期間内の値上がり幅の合計
 D:期間内の値下がり幅の合計

 株価が上がる日が多いと、
・分子のU、分母のUが大きくなり、
・分母のDは小さくなる
ので、RSIの値は100%に近づきます。

 株価が下がる日が多いと、
・分子のU、分母のUは小さくなり、
・分母のDが大きくなる
ので、RSIの値は0%に近づきます。

RSI・相対力指数の計算日数

 計算期間としては、9日或いは14日が一般的に使用されます。

RSI・相対力指数の使い方・考え方

売りの判断

 RSIは0%~100%の範囲で推移します。
 RSIが80%以上だと、
・買い方の勢力が強い、
・買われ過ぎである、
・上昇のピークが近い、
と判断します。
従って売りのタイミングとなります。

買いの判断

 一方、RSIが20%以下だと、
・売り方の勢力が強い、
・売られ過ぎである、
・下落のピークが近い、
と判断します。
従って買いのタイミングとなります。

RSI・相対力指数の注意事項

 トレンドが継続するときは、買われ過ぎ或いは売られ過ぎの状態がしばらく続く場合がありますので、注意が必要です。
 例えば、買われ過ぎと判断して現物売り、或いは信用売りした後に更に値上がりすることがあります。
 反対に、売られ過ぎと判断して現物買い、或いは信用買いした後に更に値下がりすることがあります。

 RSIは単独で使うと、トレンドが反転しない場合に、判断を誤ることがあるます。
 3点チャージ投資法MM法を例として、他のテクニカル指標と組み合わせて使用されることが多い指標と言えます。

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更新日:2013年06月24日 月曜日
作成日:2005年02月13日 日曜日

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