エッセンへの道  (シンガポール旅行記)

     早いもので、あっという間にシンガポール観光最後の日となってしまいました。
    今日はちょっと足を伸ばして、リゾートアイランドのセントーサ島へ行くことにしました。
    幸い今日も曇り空。最後の1日をめいっぱい楽しむぞー!

3日目ちょっとぜいたくな1日を過ごせました。これぞ、バカンス!

<飲茶> Golden Peony コンラッド・インターナショナル・センテニアル内3F(シティ・ホール駅から徒歩10分)
  
 最終日の昼食は、飲茶コンテストで優勝したことがあるという”ゴールデンピオニー”へ。
ホテル内なのでジーンズで大丈夫かなぁ?とちょっとドキドキしながら行きましたが大丈夫でした。
ただし、Tシャツ短パンではまずい雰囲気でしたので、ご注意を。
 で、注文したのは4品。
写真左から時計回りに「エビ揚げ春巻き」「水餃子のXO醤ソースがけ」「エビ蒸しシュウマイ?」のような感じでした。
どれもとってもおいしかったですが、特にエビのプリプリした食感はたまりません!
最後の1品は「チャーシュー入り肉まん」
ちょっと甘めですが、あつあつふっくらジューシーです。  →

そして、締めくくりはもちろんデザート!
中華料理お決まりの「マンゴープリン」と「Kui Lin Kau」なるものを注文。
「マンゴープリン」は果肉たっぷり。予想通りのおいしさ。→
←で、問題は「Kui Lin Kau」。真っ黒のゼリー&はちみつ。
ゼリーはほのかに苦いが、はちみつといっしょだとなんとか食べられる感じ。
後に調べたところによると、Herbal Jellyと呼ばれる薬膳ゼリーで、美容によい亀の甲羅のエキスが入っているらしい。なるほど、確かに体によさそうでした。(良薬口に苦しってね)

と、これだけの料理をS$40ほどで食べることができるなんてほんと幸せ。毎度のことながら、なにか中国にいるような感覚でした。


<セントーサ島>


 セントーサ島は、シンガポールの南に位置する小さい島です。
ここに行く手段は、@ケーブルカーAフェリーBバスの3種類です。
1番わかりやすいケーブルカーで移動することに決定したものの、乗り場まで来て、あまりの高さ(地上約60m)に泣き出しそうになりました。
ここでショックだったのは、窓口のお姉さんの態度。
往復チケットだけでいいって言ってるのに、観光つきオプションを薦めまくる。(しかも、高い!)
ケーブルカーも、通常は往復S$8.5(写真左上)なのに、最新型のケーブルカー(写真右上)往復S$9.0を薦める。
なんだかなぁ・・・。あれじゃ、英語がわからない観光客はいわれるがままに払わされてるなぁ。かわいそうに。

 と、まぁそんなことはいいとして、ケーブルカーで約5分。
セントーサ島へつきました。
ここは、シンガポール内のレジャーアイランドとして人気を集めているようです。
そうそう、入島するのにお金がかかります。S$6/人。
ガイドブックにはS$5/人と書いてあったのですが・・・値上がってました。
 島内には、プール、水族館、  映画館、昆虫博物館などいろいろな施設がありましたが、我々は、とりあえずマーライオン・タワーを拝み、島内をレンタサイクル(2人乗りのやつでけっこう楽しかったよー)で回って帰りました。1時間も走ってられるかな?と最初は思いましたが、島の中心部は起伏があり、なかなかいい運動になりました。


<ペラナカン料理>
”Blue Ginger” 97 Tanjong Pagar Rd.(タンジョンパガー駅から徒歩5分)

 素材や見た目が中国風で味付はマレー料理に近い独特の料理。なんでも中国系移住者の男性とマレー人女性が結婚した家族のことをペラナカンというらしい。
 そして、そのペラナカン料理の専門店”ブルー・ジンジャー”へ。ここは「シンガポールベストレストラン2002」にも選ばれたらしく、大人気のレストラン。お客が絶えません。
ということで、今旅行で最も豪華なディナーとなりました。ぱちぱち。
しっかし、ここもめちゃくちゃ辛かったー。マンゴージュースはほんと辛いものには合うなぁ。おいらは、ビーフ・レンダンという牛肉の煮込みみたいのがおいしくてそれだけでライスを食べていました。
 日本人には・・・どうなのかな?レモングラスが結構効いてて、苦手な人は辞めておいた方が無難です。


<タクシー>

 豪華ディナーの後は、シンガポール初タクシーです。
運転手は「日本人は丁寧で礼儀正しいから大好きだ」と日本人をべた褒め。ずいぶんと親日家だった。
彼に、セントーサ島に行ったことを話すと「あそこは、何もかもが高くて行く気がしない」とのこと。
確かに、リゾートだからなぁ。高いのはしょうがないね。
で、なんだかんだ話しているうちにホテルへ到着。運賃はたったのS$3.80。チップは必要ないのだが、親日家の彼に免じてダーリンはS$4支払い、おつりはお断りした。(といっても、ほんとにわずかな額だけど)