ブレイとチビの写真館


その後のブレイ

「あいさつがわりに、さえずってやろう」
1997年6月にやって来たブレイは一日中さえずり続けた


「俺にも食わせろ!」 「俺様が先だぞ!」 「美声を聞かせてやろう」
疑惑の手乗りである彼は、まったく遠慮することがなくあつかましかった


「何か尻尾につけやがったな」 「動けねえぞー!」
メスを襲う性欲鳥に制裁を加えたが、まったく反省はしなかった(マネしないように!)


「あなた、何をしているの?」 「あやまりゃいいんだろ」
しつこくメスに関係を迫るので牢獄へ、妻チビが心配している


「あら、急に明るくなったわ」 「まあ、まあ、エサをあげなくちゃ」
1998年、しっかり者のチビは浮気亭主などかかわりなく産卵・抱卵・育雛に励んだ


「煮干を、チビちゃんのお土産にするのだ」 「ヒナにエサをやるのは、しんどいぜ」
「父親の責任」に目覚めたブレイは、積極的に育児参加をするようになった


「お互いにすごい顔してるわねえ」 「あなた、かっこよく撮ってもらいなさい!」
この夫婦は換羽であろうと何であろうと、一年中仲良くよりそっている


「綺麗なネーちゃん、お茶しない?」 「さあ、さあ、かっこいいだろう、強そうだろう?」
それでも妻と浮気は別物らしく、ブレイはあらゆるメスに言い寄り続けるのだった


「新入りは静かにしなさい!」 「トウモロコシはおいしいわよ」
怒ったり、食べたり、それでもチビはどこかのんびりしている

 

その後のブレイ