七代カン
我が道を行くカンちゃん
・・・2003年10月28日誕生のセーヤとクラの子供で、マセとガツに育てられた。生まれつきがに股という軽度のハンデを背負っているが、そのハンデを生かした、片脚ぶら下がりや壁面(スダレ)張り付きや空中殺法を得意技とする。父親に似た美しい桜文鳥と言いたいところだが、胸にボカシがひとつも無く、母似で頭の羽毛が逆立っている。性格は一見物静かな唯我独尊タイプで、ちょっと何を考えているかわからないところがある。2005年グリに略奪愛を仕掛けていたが、年下のハルと夫婦となり、抱卵育雛も無難にこなしている。影のスケ番との噂が高い。
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 生まれながらに障害を持ちながら(ペローシス)、産卵も抱卵も育雛もしっかりこなした気の強いカンが、2008年6月17日夜、 つぼ巣の中で永眠した。満4歳。半年ほど前から調子を崩し、お腹の病変から胆のう腫と推測されてからの5ヶ月 間、大きなお腹で行動に不便を感じながらも、日常生活を続け、前日まではよく食べていた。
  気が強く賢い文鳥で、闘病中もいつもは何を考えているのかわからない様子ながら、要求があればはっきり意思を態度で示していた(連れて行って欲しい方向を見る)。やすらかに。

年下の夫ハルとタッグを組みつぼ巣を独占していました。 聡明な目付きながら、頭の羽毛が逆立つ愛嬌もありました。
ペローシスでも気が強く他の鳥に引けをとりませんでした。 がに股飛行や垂直休憩が得意でした。

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