キタ 
ぶきっちょキーたん
・・・2003年5月センター北というところにある大きなペットショップで、1980円で買ってきた桜文鳥。筋肉質でずんぐりむっくりした体格で頬の白斑が大きい。順応性は高いが手を恐れ、放鳥の終了時間に姿を消し、必死で探す飼い主をよそに部屋の片隅でジッとしている危ない面があった。ケイをセーヤに横取りされたゴンの婿候補としての期待に応え仲良し夫婦になり、2004年には二世も誕生した。2005年換羽時にその破壊的なさえずりが裏返って出なくなるという事態があったが、回復している。
  彼のさえずり キタの写真館  

 人間にはあまり慣れなかったが、年上の妻ゴンの従順な夫としてよくその立場をわきまえていたキタが、2007年4月30日、つぼ巣で亡くなった。朝にカゴの下で丸くなっているのを発見した時にはすでに衰弱しており、投薬などもむなしく、2、3時間後のことだった。換羽となっていた以外は前夜も異常がなく、原因は不明だ。
 頬が大きくクチバシが短く厚い、その容姿は褒められたものではなかったが、爆発的な声量を誇るさえずりが見事な文鳥だった。やすらかに。

片脚上げた姿勢をよくとっていました。 いつも妻のゴンと一緒に電気ポットでくつろいでいました。
人間とは距離を保ちつつ、食べるものはしっかり食べていました。 たまに妻を守ろうとして張り切ることがありました。

表紙へ    系図へ