バリ島通信・バックナンバー


2001.8.14(火) ~家~

月刊!バリ島通信です。ってもっとマメに送れよなぁ~(笑)

「どんな所に住んでるの?」という質問を数人からもらったので、 今回は“家”を紹介します。イェ~イ! (←くだらないギャグでスミマセン)

私が住んでるのは、バリ島南東部に位置する“サヌール”という地区。 欧米人に人気で、真っ赤に日焼けした痛々しい白人のジジ&ババをよく見かけます。 日本人は他の観光地に比べるとあまりいません。 ここは観光地というわりに廃れたイメージがあり、 日本のちょっと田舎の駅前商店街がず~っと続いた感じを想像してもらえば近いと思います。

で、家は高級ホテル・バリハイアット! …のすぐ近くにある車が1台しか通れない道(一応アスファルト)を入り、 さらにバイクしか通れない小道(砂利道)を入った奥にあります。

家の塀には南国らしくブーゲンビリアの花が咲き乱れ、 庭にもヤシやバナナの木が植えてあります。 敷地内は大家さんの家(奥様が日本人)と長屋(といっても2軒)と小さなお寺が2つほどあって、 その長屋のほうの1部屋に住んでます。 バリはヤシの木よりも高い建物はNGなので、この敷地内はすべて平屋 (ちなみにデパートは4階建てまである)。 建物の外見はバリ調の赤い壁に白い彫り物が施され、 かなり海外チックで良い感じなのですます。

3段の階段を上がるとテラスがあり、椅子と小さなテーブルが置いてあります。 テラスの大きさは3畳分ぐらいかな。 で、そこを抜けて、部屋に入ります。部屋は1つで8~10畳ぐらいです。 壁は白で床も白いタイルが引いてあります。 クィーンサイズの木製ベッドと引き出し式のタンスがあり、 いずれもバリ製なので見た目は超グッド。
さらにその奥にお風呂とトイレと洗面所が一緒になった マンディルームと呼ばれるユニットバスがあります。 ここは4.5畳分あって、ハッキリ言って広すぎ! トイレに入ってるとき、誰かにノックされても、 きっと叩き返すことはできないでしょう。

こんな広~~い部屋でも、家賃は1年間7.5ジュタルピア(契約時で約8万2千円)でした。 あ~ごめんなさい。日本に比べると激安ですねぇ。

ちなみに隣室にはイギリス人カップル(両方25歳らしい)が住んでいますが、 私が英語を話せないのをわかって以来、「ハーイ!」としかしゃべってくれません。 時々彼女のほうが黄昏てたりして、彼が「どうしたの?」という具合に話し掛け、 ラブラブしてくれる脇でひとり空しく洗濯物を干してたりします。 彼らの部屋は私の2倍あり、キッチンも付いているようです。

たまに水が出なくなったり、電話が通じなくなったり、 屋根裏をネズミらしきものが走ったりしていますが、 そんなことを気にしてたら生活できなくなるので、 すべて「まぁバリだから」と自分を納得させて暮らしています。 こんなことはうちだけじゃなく他の家もそうなんでねぇ。 日本と同じような生活を望むのは無理ッス。ま、バリだから。

次回は、「毎日なにをしてるの?」にお答えしようと思います。 いつ届けられるかは謎です(笑)

それではまた。

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