2001年6月

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06.27on air■セロファン■公式HP

■プロフィール:マニアックさとポップさの共存。近年のセロファンは、そうした目標を確実に具体化しつつある。そもそも英米のロックをスマートに解釈した、少しヒネリの利いたメロディとサウンドで人気を集めてきた。その”ミニ・カーネーション”的な方向性に、演奏力の向上・楽曲構造の複雑化・アレンジの多様化が加わり、独自のスタイルが現れるようになり、ドライなサイケデリック・感覚である。その結果、長大な楽曲が顔を表すようになった。特にライブのサウンドは凄みを増している。何といっても、ライブでは30分に及ぶ超大作に大変身した”フライト”は、圧倒的な存在感を誇り、イエスやカンサスなどの名曲を彷彿とさせる演奏でライブのハイライトになっている。

06.20on air■ゴーイング・アンダーグラウンド■公式HP

■プロフィール:埼玉県桶川出身の若手のギター・ロックのホープ。下北沢のライブハウスで支持されるウイーザー/レンタルズ・スタイルのパワー・ポップ的なバンド・サウンドに、日本のフォーク等からの影響を感じさせる甘酸っぱい楽曲を組み合わせたスタイルで、若者ばかりでない広い層から支持を集めている。最近、ライブのサウンドは重厚に展開しつつある。どう考えても不釣り合いなヴォーカル松本のルックスに代表される親しみやすいキャラクターと、実直極まりなく青臭い歌詞も人気の秘密。

06.13on air■渋さ知らズ■公式HP

■プロフィール:最低3人から最大60人まで、編成も音楽もその場次第で変化する“フリー”ジャズ・バンド。一度でもステージに立った者は一生メンバーと見なされるため、89年の結成からメンバーは増加の一途を辿る。フェダインの不破大輔、ROVOの勝井祐二や芳垣安洋あたりが常連だが、忌野清志郎や山下洋輔までが入った時もある、フリーさ(いい加減さ)を誇る。さらに、ジャズ/ソウル/ロック/演歌/民謡までがまぜこぜになった、人情に満ちた演奏もフリーそのもの。当然ながらスタイルとしてのフリージャズとは全く違う。ライブはその音圧と熱気で常に祝祭空間を紡ぎだす。(コメント多謝!)
■コメント:公式HPの写真のコーナー、面白いっす。(byでっさん。)

06.06on air■WHAT’S LOVE? +渋さ知らズ■What's Loveの公式ページ

■プロフィール:97年に結成。人呼んで「スカ歌謡」。ルーツミュージックとしてのスカでもなく、巷で大流行のスカパンクのスカでもない、歌を前面に押し出したスカを追求する。よっぽど大胆か大馬鹿者しか書けないような内容の詞には、男の哀愁がイヤになるぐらい色濃く漂う。そう、決して格好良くなれない親しみやすさが、彼等の最大の魅力である。(コメント多謝!)