「DOG'S MESSAGE」

ハ チ か ら 一 言(Part41〜45)

2001年3月号掲載分(Part41・42)

また増えちゃった!

 みなさん、こんにちは!ハチです。お元気ですか?
 ところで、またまた増えちゃいました!えっ体重?なんて声が聞こえてきそう…。でも違うんです。新しい仲間がまた増えたの。仔猫なんです。
 その日、御主人様と私はいつものように農道を散歩してたの。そしたら前から自転車に乗った男の人がすごい勢いで私たちの横を通り過ぎたの。普段は農作業の人しか通らないような山すその道を血相変えて走り去る人を見て御主人様が「何かおかしいな?ハチ、行ってみよう。」って言ったの。まかせといてよ!御主人様。さっきの人の匂いは私の自慢の鼻が覚えてるわ。行きましょう。
 山の方に向かって15分くらい歩いた頃、側溝の中からミーミー鳴く声がしたの。急いで御主人様を引っ張って、声のするあたりを覗いてみると、小っちゃな仔猫が。仔猫は私たちの声に気づくと一所懸命溝から這い上がってきたの。匂いをかいだら、さっきの人らしき匂いがなんとなくするような…。御主人様が抱き上げると、手のひらにちょこんと乗るくらい小さかった。「この仔猫、ひげが全部切ってある。なんてひどいことを…。」御主人様が言った。私知ってる。猫のひげってとっても大事でアンテナの役目をしてるんだよね。かわいそう。「すぐに獣医さんへ行かなくちゃ。ハチ行くよ。」
急いで家へ向かいながら、私いろいろ考えて分かったの。巡り会った子は、まず獣医さんへ行って、そしてお家の中に入ってくる。ナナやロクもそうだった。また仲間が増えるってこと。そうでしょ、御主人様!さあ、また私も忙しくなるわ。(でも楽しみ…)

二代目ロクもよろしく!

 こんにちは!ハチです。お元気ですか?
 みなさん前回お話した仔猫の話、覚えててくれてるかな?その子ったら獣医さんで一通り検査してもらったら耳ダニがついてたくらいで健康そのものだったの。でもね、目が悪いみたいで、あまりよく見えてないみたいなの。御主人様が目の前で手を振っても、あまり反応ないし、この前なんか静かに近づいたら"シャー"って言って毛を逆立てて威嚇されたんだって。もう!私の大事な御主人様に失礼な!なんて怒ってたら、「ナナと一緒で完全室内猫にするし、耳と鼻は大丈夫そうだから問題ないだろう。」って御主人様が言ったの。そうよね。家の中に敵はいないし、食べ物は鼻が効けば捜せるし。(私の鼻には勝てないと思うけど…)
 ところで御主人様、この子の名前は?って聞いたら、「"ロク"。ロクだよ。」ニコッとして教えてくれた。わあ、すてき!この子、先代のロクの名前をもらったのね。先代とは家に来て9ヶ月という短いつき合いだったから、今度はその分もずっと一緒にいてほしいと思ってつけたのね。私には分かる。私(ハチ)とナナと二代目ロク。また定員3人に戻ったね。さあて、ロクのしつけはナナに任せて私は今までどおり御主人様に遊んでもらおっと。えっ、ロクのしつけが済んでから?そんなあ、御主人様…。
(主人からも一言)
 新入りが来ると、ハチとうまくやってくれるかがいつも心配の種。でも、やはり時間が解決してくれます。仲良く寄り添って寝てる姿を見ると、ほんと心が和みます。

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2001年4月号掲載分(Part43)

犬の5歳って厄年?

 こんにちはハチです。みんな元気ですか?
 この前、パソコンでホームページを見ていた御主人様が言ったの。「犬の5歳って厄年なんだって!いろいろなトラブルが多いらしいぞ。」そういえば私も5歳。でも元気一杯だし、関係ないわって思ってたの…それなのに、何だかこの頃妙に耳の中がかゆくって、でも掻いてるところを見つかると叱られるから、時々目を盗んでは後足で掻いてたの。
 ある日、あまりにも痒かったのでブルブルと首を振ってばかりいたら変に思った御主人様に耳の中を見られちゃいました。そしたら左の耳の中が血のかさぶたと膿でいっぱい。御主人様はびっくりして即獣医へ。麻酔をかけられ、しっかり中を洗浄してもらった私は大きなエリザベスカラーをつけられちゃいました。痒くても掻けないし、あちこちぶつかるしでもう最悪。ま、掻き破っちゃった私が悪いんだけど、やっぱり厄年なのかなあ…。
 御主人様も私みたいにならないよう、自分の厄年の時には気をつけてね。怪我したりしないよう、私がいつでもそばでガードしてあげるね。

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2001年5月号掲載分(Part44)

私、毎日絞られてます。

 こんにちはハチです。みんな元気ですか?
 今回はちょっと汚い話なんです。(お食事中の方、ごめんなさい!)みんなは肛門腺って絞ってもらってる?う○この後なんかにすごく匂いのキツイ分泌液が出たりするよね。あれのことです。私は毎日散歩から帰ると足を洗ってもらった後に御主人様が絞ってくれます。肛門の下、4時と8時の方向に肛門嚢っていう袋があって、そこに溜まってるんだって。御主人様が親指と人差し指でつまむようにグイグイ絞ってくれるんだけど、時々すごい勢いで出ちゃったりもするの。この前なんか、あまりの勢いに絞ってくれてる御主人様の顔にかかっちゃって大騒ぎ!でも絞ってもらった後は気分爽快なんだ。これが溜まりすぎると肛門嚢炎っていう恐い病気になるんだって。だから絞られてる間は余りいい気分じゃないんだけど、我慢してやってもらっています。
 ちなみに猫のナナは去年肛門腺の除去手術をした(体質的に分泌液が固まりやすくて出口をふさいじゃうんだって)ので大丈夫なんだそうです。絞られなくて済むのがうらやましいけど、手術はちょっと…。体の小さい子ほど溜まりやすいらしいから、みんなも時々絞ってもらうといいよ!

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2001年6月号掲載分(Part45)

ケガの功名?

 みなさん、こんにちは!ハチです。
 以前お話した私の外耳炎のこと覚えてる?最初はそんなにひどくなかったから、獣医さんでお薬もらって様子を見てたんだけど、何せ痒くて痒くて、御主人様の目を盗んではついつい後足でボリボリ…。これがいけなかった。化膿して、どんどん悪化してしまい、より痒くなって…もう悪循環。その間、嫌いな苦いお薬を1日10錠も飲んで副作用で下痢してしまったり、エリザベスカラーをずっとつけてなくちゃいけないからストレスが溜まったり。それまで大好きだった獣医さんへ行くのも、麻酔かけて洗浄の繰り返しだから嫌になってきちゃった。「食物アレルギーかも?」ってことでごはんも獣医さんで処方された抗アレルギー食に替わって他のおやつは一切ダメ!もう、すごくショック。でも御主人様の励ましもあって5ヶ月くらい経った今は、かゆみもなくなってきてずいぶん良くなってきたの。御主人様もホッと一安心。「ハチもおやつをやめたら、ずいぶんとスリムになったね。久しぶりに体重測ろうか。」おんぶして測ってもらってびっくり!何と2.8kgも減っていたの。御主人様も目を丸くして、急いで私の成長記録を読み返してみたら、生後10ヶ月頃の体重と同じだったんだって。そういえばこの頃の散歩は何となく体が軽いような気がしてたんだ。じゃあいよいよおやつの復活かな、なんて思ってたら、「ハチもそろそろ中年の仲間入りだから成人病(?)にならないように、この体重を維持していこうね。」 だって・・・え!ってことは、まだしばらくおやつ抜きなの?がっかり。でも、健康で長生きして御主人様に心配かけないようがんばるわ。

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