現引きとは(げんびきとは)

信用取引における現引きの意味、現引きの目的と用途、予約買い、塩漬け、について解説しています。

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現引きの意味

 現引きとは、信用取引における、信用買い或いは空買い決済方法の一つで、信用買いの建て玉代金を支払い、現物株として引き取る決済方法のことです。
 現引きは、現物株を受け取るので、品受け(しなうけ)とも言います。

現引きの目的と用途

 現引きの目的と用途には、「予約買い」、「塩漬け」があります。

予約買い

 現引きの目的と用途の一つとして予約買いがあります。
 今後、値上りが見込める銘柄があり、当該銘柄を購入したいが、現状では購入資金が足りないという場面を想定します。
 近日中に資金を準備出来る予定、例えばボーナスが入るとか、借金のあてがあるなどの場合は、とりあえず信用買いをします。
 その後、購入資金の準備が出来た時に、現引きして現物株を取得します。

 仮に、現引きした時点で当該銘柄が値上りしていたとしても、当該銘柄を信用買いした時点の約定金額で取得出来ます。
 結果的に、信用買いした時点で、あたかも当該銘柄を予約していたかのように取得出来たことになります。

塩漬け

 現引きの目的と用途として、予約買いの他に、塩漬けがあります。
 信用買いした銘柄が、予想に反して値下がりして、信用期日が近づいたという場面を想定します。
 長期的には値上りが望めそうなので、この段階では損切りはしたくないと仮定します。このような時に資金が調達出来るのであれば、現引きして現物株を取得し、長期間保有して値上りを待つことが出来ます。

 現引きとは反対の取引で、信用売り或いは空売りの決済において、買い返済を行わずに、同じ銘柄の現物株を差し入れて決済することを、現渡し(げんわたし)と言います。


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更新日:2015年07月09日 木曜日
作成日:2007年01月02日 火曜日

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