3D投資法における株価チャートの活用

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3D投資法における株価チャートの位置付けは?

投稿者:藤山 投稿日:2007/06/10(Sun) 16:51 No.532

はじめまして。
「3Days投資法」に出会って現在いろいろな銘柄で検討しています。
相性が良い銘柄は右肩上がりのチャートを描く傾向があるように思います。
「特A」や「A」の銘柄を見つけて実践に踏み込もうかと思いチャートを見ると、
今まで25日移動平均線が支持線になっていたのに現在は25日線を割り込んだ状態だったりします。
となると躊躇してしまいます。
やすまろ様はチャートをこの「3Days投資法」においてどのように位置付けされていらっしゃいますか。
お聞かせいただければ幸いです。

株式相場全体のトレンド把握が重要です

管理人やすまろ - 2007/06/11(Mon) 10:42 No.533

 藤山さん、はじめまして。
3D投資法において株価チャートをどのように活用するかということは、非常に重要なテーマであり、大きな意味を持っています。

その意味は以下の通りです。
(1)当該銘柄及び株式相場全体のトレンドを観察し、認識すること。
(2)利益が出易い局面、損失が出易い局面であるかどうかを判断すること。
(3)利益が出易い局面であれば買い出動する。損失が出易い局面であれば買い出動を見送るか、取引する株数、金額を減らすこと。
(4)上記の判断により、勝率を向上させ、かつ損失額を減らすこと。

3D投資法で利益を上げるには、買い出動した後にAP値算出の基点となった始値まで株価が戻る必要があります。それを踏まえると利益が出易い局面、損失が出易い局面が見えて来ます。

3D投資法で利益が出易いパターンは以下の通りです。
(1)押し目を伴う緩やかな上昇相場のとき。
(2)ボックス相場のとき。(但し大きな株価調整が無いこと。)

3D投資法で損失が出易いパターンは以下の通りです。
(1)買い出動した時に当該銘柄が高値圏で、その後下降トレンドに移行したとき。
(2)株式相場全体が高値圏、或いは買われ過ぎで、その後大きな株価調整が発生したとき。
(3)当該銘柄及び株式相場全体が下降トレンドのとき。

上記のパターンを踏まえて、3D投資を行なう時期を考えながら実施する必要があると思います。2005年当初は日経平均がまだ安値圏で、年間を通じてほぼ上昇トレンドでしたので、3D投資法が良く機能しました。

2006年のライブドアショック以降、村上ファンド問題、世界同時株安など、大きな株価調整が発生するようになりました。その為、コツコツ利益を積み上げても、大きな株価調整で吐き出すことが多くなりました。

従って3D投資投資法を実施する上で、株式相場全体のトレンド把握が重要になって来ており、株価チャートの活用による投資時期の判断が損益を大きく左右すると思われます。

過去の投稿記事の中に関連するテーマがありますので、合わせて御参照下さい。

高値圏の判断について
http://www.cam.hi-ho.ne.jp/invest/Q&A/Q&A_2006-01-21.html


特A判定銘柄の投資可否
http://www.cam.hi-ho.ne.jp/invest/Q&A/Q&A_2006-07-30.html


以上、よろしくお願い致します。

実践しながら勉強します

藤山 - 2007/06/12(Tue) 19:01 No.535

やすまろ様、早速のご返事どうもありがとうございます。
書籍にはチャートの事はほとんど触れられていなかったので、やすまろ様のサイトに出会えて大変勉強になります。
個別銘柄は当然の事、株式相場全体のトレンド認識・判断は非常に重要なのですね。
その時々に応じて臨機応変にやってくのはかなり経験や能力が必要ですが、
これから実践をしながら少しづつでも身に付けられたらと思います。

移動平均線だけでは無く、当日始値の前日終値との差、騰落レシオ、移動平均乖離率、ボリンジャーバンド、
多くの指標での総合判断は、利益率を上げるのに必要不可欠との事参考になります。

これから分からない事があるとまた質問してしまいそうです。
ご多忙のところ申し訳ありませんが、その時はよろしくお願いいたします。


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作成日:2007年06月16日 土曜日
更新日:

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