移動平均乖離率とは(いどうへいきんかいりりつとは)
株式投資家個人生活研究所>株式用語集>あ行>移動平均乖離率とは(いどうへいきんかいりりつとは)
移動平均乖離率とは、株価が移動平均からどの程度離れているかを割合(%)で表した指標です。単に乖離率と呼ぶ場合もあります。
移動平均乖離率は以下の計算式で算出されます。
移動平均乖離率=(株価-移動平均)÷移動平均×100(%)
移動平均乖離率がゼロの時は、株価と移動平均とが等しい時です。移動平均乖離率がプラスの時は、株価が移動平均より高い時です。移動平均乖離率がマイナスの時は、株価が移動平均より低い時です。
株式投資の投資スタイルの種類として、順張りと逆張りとがあります。移動平均乖離率は逆張り投資の指標として使われることが多いです。
株価が移動平均から大きく乖離した場合は、その後是正されるという経験則があり、逆張りではその性質を利用しています。
株価がプラスに大きく乖離した場合は買われ過ぎなので、その後値下がりする可能性が高くなります。
また、マイナスに大きく乖離した場合は売られ過ぎなので、その後値上がりする可能性が高くなります。
移動平均乖離率を逆張り投資の指標として使う場合、例えばある銘柄の移動平均乖離率が-20%となった時に、売られ過ぎなのでそろそろ反転して値上りするだろうと予想して買い出動します。
しかし移動平均乖離率が-20%で必ず反転するという保証は無いので、そのまま更に値下がりすることがあれば、しばらくして反転する場合もあります。
移動平均乖離率がどの程度の値で反転するかは、銘柄毎の特性、相場の地合によってまちまちですので、注意が必要です。
移動平均乖離率は絶対的な指標ではなく相対的な数値です。ですから、そろそろ安値圏かな、そろそろ高値圏かなと言った大よその判断には使えますが、移動平均乖離率だけを信じて売買するのは危険です。
移動平均乖離率と他のテクニカル指標とを組み合わせて、売買シグナルの精度を高めようと試みた投資法がいくつかあります。その代表例が3点チャージ投資法です。
|
マンション管理士試験研究所|宅建試験初心者合格サイト|株式投資初心者徒然日記|抜け毛はげ対策研究所|
株式投資トップページ
作成日:2007年02月06日 火曜日
更新日:2009年06月25日 木曜日