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2005年3月29日

あれ〜

あのずっと先のほうに見える

小さな光


あれって

もしかして

トンネルの出口

なんじゃないの



2005年3月24日

会社の不正を告発すると

専務に宣言する夢を見た


苦渋の表情を浮かべる専務の横に

突然水戸黄門が現れて

これで一件落着かと思ったら

黄門様が懐から札束を出して

「これでなんとか収めてくれんか」と言われ

助さん角さんと3人で

黄門様を袋叩きにしているところで

目が覚めた


気分がいいのか悪いのか

よくわからないまま

枕元のタバコに火をつけた



2005年3月21日

頭の中に何かいる

頭の中に誰かいる

僕じゃない誰かが

……

何を言ってるんだい

僕は君だよ

頭の中の誰かが笑う


……

じゃあ

……

僕はいったい

誰なんだ

……

……



2005年3月20日

吐き気がするほどの

自己嫌悪の夜

・・・

・・・

なにやってんだろ

おれ

なんてバカなんだろ

おれ

・・・


暖かいのに

冷たい





2005年3月17日

おでん酒
 二人いつしか
     国言葉



ほろ酔い気分で
父詠む



2005年3月15日

満開の白梅の

儚い佇まいに見惚れ

おまえはもうちょっと待ってくれと

まだ青い

桜の枝に

語りかける



2005年3月12日

真夜中

不意に泣きたくなって

美和明宏が唄う

いとしの銀巴里に

レコード針を

落とす



2005年3月11日

拙者

・・・

いまだに朝食は

パンダが刻印された

ホットサンドじゃないと

機嫌が悪くなりますから

・・・


切腹!






2005年3月9日

あのさあ

こんなに狭くて車の通りの激しい道で

僕が道路側を歩くのを見て

幸せを感じるっておかしくない?

だってさ

僕が車に轢かれて死んじゃったら

悲しくないの?

だったら

縦になって一列で歩けば

ふたりとも安全じゃない

えっ

夢がないって?

死んじゃったら夢も希望もないじゃない

あっ

待ってよ

なんでそんなに

すたすたひとりで先に行っちゃうんだよ

そんなにせっかちに歩いてると

車に轢かれちゃうよ



2005年3月5日

温泉に置かれた

コインマッサージが

あまりに気持ちよくて

1時間ぶっ通しで

コインを入れ続けたら

身体中の筋肉が

バラバラに

なった



2005年3月4日

あのね


君は今日

何回笑った?


僕はね

いっぱい

いっぱい

笑ったよ


だからね

とっても

とっても

幸せだったよ


・・・

楽しかったよ


おやすみなさい


またあした



2005年3月3日


コンビニで買った

雛あられを頬張りながら

ふと見つけた

路地裏に入ってみる


あの狭い曲がり角の向こうに

もしかしたら

素敵な何かが

待っているかもしれない




2005年3月2日



初めて逢った時から

たとえ何年経っても

その人といっしょにいると

すごく胸がどきどきして

なんかね

キスしたいなって

思うことない?


ふふ

あのね

僕はあるよ



2005年2月27日


垂直の雪壁に挑む

山岳映画を観て

胸が躍るか

足がすくむか

そこが

本物の山ヤと

インチキな山ヤの

分かれ道




2005年2月24日

キーボードに

打ち込む

文字が冷たくて

僕はパソコンの火を落とし

机の引き出しから

便箋と

ペンを

取り出した




2005年2月23日

前向きに

すこしだけ

後ろに

下がってみる



そんな

感じ




2005年2月22日

インスタントの

茶碗蒸しの中に

ぎんなんを

一粒見つけて

ひとり喜ぶ




2005年2月18日

素敵な夢を見た


素敵な夢の途中だったのに

朝の5時半に目が覚めた

なんだよーと思いながら

朝刊を取りに行ったら

東の空に

オレンジ色の朝日が昇った


早起きしてよかったと

ちょっとだけ

と思った




2005年2月17日

なんで

立ち上がるたびに

僕が家中の電気を消して

回らなきゃならないんだ

いいかげんにしないと

デンコちゃんに

言いつけるぞ

l



2005年2月13日

思ったこと

正しいことを

口にすることが

何時も正解とは

限らないんだよ

オブラードって

とっても薄いけど

でも時には

とっても大切な

ものになるんだよ



2005年2月11日

ふらりと出掛け

路地裏で

偶然見つけた

怪奇骨董屋のような

玩具屋で

腹話術の人形のような店主から

埃にまみれた

かるたを買う


どきどきして

まだ封を開けていない






2005年2月10日

元気かい?

と訪ねられ

元気だよと答え

なんだか

少しだけ

自分が

元気になった

ような気がした




2005年2月9日

ねえ

なんでそんなに

やさしくできるの?

……


それはね


おまえの笑った顔を見ると

ぼくが幸せな気持ちに

なれるからだよ

……


なんちゃって〜♪

……

あのさあ

お腹空いたから

塩ラーメン

食いに行こうぜ


……


もう…


ばか


……



2005年2月8日

疲れたなあと

呟いた瞬間

僕は今

生きてるなあと

実感した



2005年2月7日


何時もの年よりも

雪化粧が長く続く丹沢は

何時もの年よりも

200mくらい標高が高く見えて

丹沢の麓に暮らすことに

何時もの年よりも

幸せを感じている

今日

このごろです



2005年2月6日


3年振りに逢ったあの人は

3年前まで逢っていた時よりも

ずいぶんと笑顔が素敵になっていて

木枯らし吹く鎌倉の切通しを

素知らぬ顔をしたまま

ズンズンと歩きながら

彼女の視線を

背中に感じた僕は

実はけっこう

ドキドキしていたんだ


……



2005年2月5日

やわらかく

ゆるやかに

やさしく


そっと

……



2005年1月21日

僕の周りには

温かい

人々が

いっぱいいます


それが

僕の

一番の

自慢です



2005年1月20日

心の迷走


でも

心が迷い

そして

迷った分だけ

いつか

自分の心に

今よりも

深みが増すことを

信じて



2005年1月19日

あなた

ボケっとしているようで

いろいろなこと

考えすぎるのよ


勝手なことばかり

やっているくせに

その間も

勝手なことをやっている事について

変に考えているから

何時の間にか

心が重たくなっちゃうのよ

・・・・・・

ねえ

・・・・・・

本気で心配しているんだから

ノンキな顔で

アイスクリーム舐めながら

わたしの話聴くの

やめてくれない



2005年1月18日


森で拾った10粒の

ドングリを見てごらん

おんなじようで

みんな形が違うだろ


でもみんな

ドングリなんだよ


だからさ

僕たちだって

何から何まで

みんないっしょじゃなくたって

いいんじゃない?


だからって

僕たちは

いつまでも

やっぱり

僕たちなんだからさ



2005年1月17日

何気なく

ほっぺたに手を触れて

アクビをしながら

心の中でこう思う

よかった

今日も

君がいてくれて



2005年1月13日

カツカレーのカツは

貧相な

ぺらぺらカツが好き



2005年1月12日

ねえ

もう少しの間だけ

手を繋いでいていい?


指を絡めているだけで

僕の心は

枯葉の絨毯の上を歩くように

とても

とても

落ち着くんだよ




2005年1月7日

鎌倉


頼朝の墓の前で思う


あなたは



兄弟仲良く

暮らしているのかと




2005年1月5日

薄曇の心が

揺れて

揺られて

・・・・・・

なかなか

晴天とは

いかないようで


・・・・・・



2005年1月3日

得意げな

父の笑顔が

好き

子供のような

母の笑顔が

好き



2005年1月1日

あけまして

おめでとう

・・・

っていうと

なんだかほんとに

めでたい気分になって

心が明るくなるから

不思議だ






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