Kankoro アメリカ旅日記 第44日目4月8日木曜日


明け方6時頃、グォォォ−!!!というすごい音に飛びあがった。 レンタカーを車ごと持って行かれるんじゃないかとあわてて窓から外を見ると ゴミの収集車であった。ゴミ箱は寝ている部屋の斜め横にあったので、大きな 収集車が入ってきてゴミを機械で持ち帰るところであった。人騒がせだ。
MOTELのまわりは夜も明るく不気味な人影も見当たらなかった。 午前0時ごろ一人の髪の長いスラリとした女性が部屋を見に来たが泊まらずに 帰っていった。女性一人じゃちょっと不安なMOTELだ。
MOTELのチェックアウトは昼頃が多いのにこの4th AVE MOTELは10時半が チェックアウトだそうで車を置いて州立大学に行く予定が狂ってしまった。 荷物をまとめてチェックアウト。クーポンには$39.95と書いてあったが $45.00を支払った。もちろん$45.00でも安いと思うが、$5の差はなん なのだろうか。レシートにも明細がない。建物も傾いているが、よくわから ないMOTELだった。 

すぐそばに PORTLAND STATE UNVERSITY があった。ダウンタウンの中に あり、公園をはさんで大学が街の一角にいくつかに分かれてある。 BOOK STORE も SHOP も充実していて、猫好きのカンコロは猫のコーナーに ある猫の写真集を長い間眺めていた。学食でTACOSとコーヒーで朝食ともブランチとも つかない食事をして大学を後にした。 

FREE WAY5号でさらに南に向かう。 LANE COUNTY の中の EUGENE で FREE WAY を下りた。UNIVERSITY of OREGON がある。道路地図がないが表示くらいあるだろうと2時間南に 向かって走る。昨日に比べて雨がぱらつき寒い。ボランティアの サービスもなく地図らしいものもサービスエリアにはなかった。 EUGENE の表示と一緒に UNIVERSITY OF OREGON の表示もあり、FREE WAY から126号とある 道に下りる。市内に入ったが大きなビルがあるでもなく、きれいなSHOPが あるでもなかった。VISITOR INFOMATION があったので、入ってみると 親切に女性が声をかけてくれた。UNIVERSITY OF OREGON を聞くと丁寧に 教えてくれた。街の地図もくれた。オレゴン州の道路マップもあったので これ幸いにもらってきた。 

大学は5号線の近くにあった。FREE WAYを下りるのがひとつ早かったようだ。 しかし、大学に近づくといかにも学生街といったにぎやかな通りがあり、 学生らしい人がたくさん歩いていた。 通りは飲食店やSHOPも並んでいたが、どれも平屋建てだ。店の前には テラスもある。 学生たちに混じって構内に入り、SHOPに入ってみた。 大学のスポーツ・チームキャラクターはアヒル。とてもかわいい。 他の大学のSHOPに比べるとゴルフ用品が多い。ゴルフボールにもアヒルが 付いている。ゴルフウエアも充実している。 コインパーキングまで戻ってまだ時間があるので、近くのコーヒーショップで コーヒーを飲む。生クリームがたっぷりのったホットチョコレート、 アメリカに来て始めてだ。美味しい!!コーヒーも普通のコーヒーの倍以上の 価格がしたが美味しかった。これが STAR BUCK COFFEE 初体験だ。

今夜のMOTEL探しをしたらすぐ近くに一昨夜泊まった Quality Inn があったので 行ってみた。カウンターに向かった相棒だがすぐに戻ってきた。カウンターで しかめっ面で空いている部屋はない。といわれたらしい。駐車場はほとんど車が 泊まっていないし、宿泊客らしい人も見当たらない。なんだかよくわからないが 宿泊拒否のような気がした。相棒の人相が悪かったのか?
他にもMOTELはたくさんあったが、隣町の SPRINGFIELD にある Village Inn を目指す。 SPRINGFIELD は5号線をはさんで EUGENE と反対側の 東側にありビジネスの街とガイドに書いてあった。 確かに工場やOFFICEが続いている。大型スーパーもあった。
Village Inn は大きなMOTELだった。建物は二階建てだが、敷地も広いし、 奥には長期滞在ようのアパートもある様だった。 ペットと一緒に宿泊することもできるらしく、ペット同伴ようの棟 Pet AREA もあった。 喫煙の部屋を頼むとなんと、ペット同伴者用の棟の部屋のキーをくれた。 部屋は清潔で明るい。コーヒーメーカーこそなかったが Continental Breakfast のチケットもくれた。
荷物を置いて道を隔てた大きなスーパーに行った。途中カンコロはお腹の調子が 悪くなり、MOTELに帰ったのだが、その間に信じられない事が起こった。 こんぺい糖よりずっと大きな雹(ヒョウ)が降ったのだ。パリパリ派手な音を たてて降り、カンコロがトイレからでると辺りは真っ白になっていた。 この当たりでも珍しいのか、カメラやビデオを回している人が外には数人いた。 今日は寒いと思っていたが、雹まで降るとは思わなかった。

☆一言アドバイス☆湯沸し器
MOTELにはキッチンのついているものもあるが、特別に要求すれば別だが 普通はキッチンなしだ。ちょっとお茶を飲むのもフロントにお湯をもらいに いかなくてはならなかったり不便だ。Villege Inn の前の大型モールには 食品のスーパー以外にホームセンターなどもあり、湯沸しポットを$14.99で 買った。マグカップ2杯分くらいのお湯を5分ほどで沸かせて持ち運びに 都合の良いくらいの大きさだった。とても便利だ。



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