Kankoro アメリカ旅日記 第45日目4月9日金曜日


朝、とても寒かった。室内は暖房が効いていているが外は寒い!! とても静かなMOTELだった。泊まっている人達もマナーが良いらしく静かだし、 道を挟んだ大型スーパーは24時間営業だったのに、車の音も人の騒ぐ声も 聞こえなかった。街全体も静かだった。
Villege Inn の Continental Breakfarst はちゃんとしたレストランで コーヒーにトースト、オレンジジュースが出たそうだ。別に注文すれば 別料金で卵も野菜もある様だ。そこで、相棒が見たのは高齢の夫婦や ペット連れの宿泊者達だった。ビジネス街の SPRINGFIELD とあったので、 このMOTELの利用者はビジネスマン中心かと思ったがそうでもないようだった。 多くの利用者のあるMOTELだ。 

EUGENE はオレゴン州の南北でほぼ真中の位置に当たる。日程の都合で これ以上南に行くのは無理なので、戻ることにする。 SALEM という、オレゴン州都を目指す。 5号線を1時間くらい北に戻ると表示があり、その横に WEST UNIVERSITY と 書いてあった。指示通りに5号線を下りたがわからずガソリンスタンドで Visitor Information を教えてもらい行ってみる。 すると、そのすぐ近くに TOKYO INTERNATIONAL UNIVERSITY と書いてある 建物がある。なにかと入ってみたら学食のようなところで日本人らしい 男の子がうどんを食べている。ちょうど昼時なので、カンコロもあつかましく 食べてみた。 食べ終ると食堂を閉めようとしている。相棒がこの大学のカタログはどこで もらえるのかと聞いたがしらないという。不思議なところだ。
 * 帰国後調べると TOKYO INTERNATIONAL UNIVERSITY は 海外に多くの提携大学をもつ埼玉にある大学だった。

WILLAMETTE UNIVERSITY に行く。Visitor Information や TOKYO INTERNATIONAL UNIVERSITY の看板の ある建物から道路と鉄道をはさんである。背の高い陸橋をつかって 道路や鉄道を越えて オレゴン州で一番古い歴史のある大学 WILLAMETTE UNIVERSITY の広い敷地に入る。 美しい建物が調和のとれた形で建っている。 芝が敷き詰められていて本当にきれいな大学だ。敷地内に川がひかれてあり きれいな水が流れている。 お決まりの絵葉書を買ったが一枚¢15ととても安かった。 

車をおいた Visitor Information にもどるとなにやら観光客のような 人達が集まっている。今から、tour と呼ばれるものが始まるらしい。 この Visitor Information の奥には昔紡績工場だったような工場跡を オレゴンの歴史紹介に使っているようだ。時間を決めて訪れた人を 説明してまわるのを tour と呼んでいるようだ。残念ながら英語なので カンコロはぐるりと一人でみて回った。人形や当時作っていたらしい 繊維や織物、それらで作られたものが展示されていた。SHOPには 暖かそうなひざ掛けなどが売られていた。

州庁舎に行く。Visitor Information に置いてあるパンフレットに 州庁舎には2時間無料の Visitor Parking があるとあったので行ってみた。 結局わからなかったので、コインパーキングに置いたが庁舎の まわりは整備されていて大きな木のある広い公園があり、芝を敷き詰めて あった。公園を歩くとリスが走りよってくる。足元までやってくるのだ。 あまりに可愛いので、車までチップスをとりに戻り、与えてみると 両手でもって可愛く食べた。人に慣れているのか、中には手から直接 チップスを受け取るものもいる。せっせとリスにチップスを与えていると 少し離れたところでカメラ片手にじっと見ている少年二人組みがいた。 少年というか、青年というか。少し年上に見える方の少年がカンコロに 「チップスをもらってもいい?」と聞いてきたので、チップスの袋を 差し出すと一つかみチップスを持っていき、座りこんでいるもう一人の 少年の足の上に置いて自分は少し離れたところでカメラを構えていた。 なるほど、リスと写真が撮りたかったのだろう。が、しこたまカンコロが チップスを与えてしまったリス達はそう簡単に近寄らないようなので 二人は場所をかえることにした様だ。

ブローチ 庁舎の中に入ると吹き抜けの天井になっていた。広い空間がある。 この庁舎でも tour をしていて庁舎の中を 説明付きで案内してくれる様だ。庁舎の一番上には金の像が立っていて、 その足元まで登らせてくれるようだ。自由にみてまわっても良いようなので 散策する。階段や廊下も広く、とても立派だ。SHOPもあって、 お土産物が売られていた。アンティークの小物の店が多いらしく 街中には何軒もありアンティーク店のMAPまであった。もちろん このSHOPにも多く置いてあり、カンコロはブローチをつい買って しまったが、箱があるわけでもなく壊れない様に持って帰るのに気を使った。

庁舎をでて車までもどり今日泊まる所を探す。もちろん Cupon Guide 登場。Salem にも Motel がいくつかあった。その中にAAAのマークの ついている Salem Inn を選び、行ってみる。FREE WAY 5号沿いの Salem の街の入り口にあるようだ。FREE WAY 5号沿いに Motel と いうよりHOTELにみえるようなエレベーター付きのMotelが 何軒かあった。その中の Salem Inn も背の高い HOTEL 風の Motel だった。
入り口に Continental Breakfast 付き室内プール付きで $59.00からとあった。クーポンには$49.00とあったのでよさそうだ。 フロントには子供連れの家族や初老の紳士がいて、フロントの女の子が 一人で対応していた。 クーポンで宿泊できる様子だ。車のナンバーを聞かれ相棒が見に行っている あいだに、その女の子に話しかけられたが、まったくわからずキョトンと 突っ立っていたら驚いたことに「わかりませんか?」と日本語で言われた。 高校で日本語の授業をとっていたそうだ。カンコロは6年間も英語を 習ったのに。と、恥かしかった。

部屋は4階で今回の旅行で始めてエレベーターのある所に泊まった。 ランドリーもある。たまった洗濯物もあるので、ありがたい。 宿泊客達は広い暖炉のあるロビーでくつろいだり、 プールにいくようで、子供達も嬉しそうに浮き輪を抱えていた。 部屋も広くて明るく清潔感があった。冷蔵庫や電子レンジも備えてあった。 ベットはキングサイズだ。
Motel の同じ敷地内にレストランがある。宿泊客も多く利用している ようだが、宿泊客以外にも人気があるのか、レストランにはたくさんの客が 入っていた。金曜日のせいだろうか。この Motel の人気だろうか。 とにかく、人が多く出入りする Motel だ。 部屋に電子レンジがあるので、来るまでに見かけた大型スーパーにレンジで チンする食品を買いに行った。冷蔵庫もあるので デザートも買い、飲み物もたっぷり買いこんできた。
食事の後にランドリーを使うのにフロントでコインに両替をしてもらおうとしたが フロントはまだ、泊り客が3組以上も並んでいた。人気の Motel のようだ。

☆一言アドバイス☆ガソリンスタンド
SALEM という街でガソリンを入れた。BPのマークのBP OILだ このスタンドはLAのようなセルフではなく、限りなく日本のガソリン スタンドに似ていた。従業員がやってきて給油をしてくれるしドライバーは 車で座ったままですべてのサービスが受けられる。セルフより値段は 高いが、日本の給油になれているカンコロにはホッとできるガソリン スタンドだった。



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