よく眠れない夜が明けた。二階の部屋に夜遅くに人が入り早朝に
出て行ったようだ。よく音が聞こえていた。しかし、帰りの緊張からか
朝はすっきり目が覚め、朝食のパンも美味しかった。
空港までシャトルバスで送ってもらった。モーテルのバスの運転手も
さすがに2回も送迎したせいか親切にしてくれた。
空港ではレンタカーの事務所に相棒が忘れ物を聞きにいってくれた。
昨日返したレンタカーの運転席前のボックスにサングラスを二つ置き忘れたのだ。
残念ながら忘れ物はでてこなかった。軽くて小さめのサングラスは
お気に入りだったのだが、仕方ない。アメリカでなくしたものは
この二つだけだったのか。それならいいのだが。
結局冷静になって考えた結果、最小限の土産をお高い空港のお店で購入する。
カンコロはアメリカ最後のお土産に(なんどこの台詞が出たか)キラキラ光る
きれいな玉を転がす猫の置物を$17.38で買って貰った。お高いお土産だ。
搭乗手続きの時、荷物が重すぎた。二人分を一つのバッケージに入れている
ので制限をオーバーし追加料金の対象になるという。二つに分けると追加料金は
いらないという。相棒がカンコロに通訳してどうする?というので、二つに分けると
いっても他にカバンは持っていないし、追加料金がどのくらいの金額か聞いてから
考えようかと相談していると、わざわざ日本語のできる社員を呼んでその説明を
再度してくれた。その日本語のできる初老の日系人らしい男性は
親切に別の場所に荷物を移動して取っ手の付いた段ボール箱をいくつかもって
きてくれ、荷物を分けるようにいってくれた。
おかげで追加料金はとられることはなかった。
飛行機は随分と空いていた。客室乗務員はどこでも好きなところに移動
していいと冗談を言うくらいだった。シートに寝転ぶこともできたし、
している人もいた。満席だった往路(関空−LA)と違って客室乗務員に余裕があったので、
サービスも良かった。もちろん、往路も良かったが、なにしろ回ってくるまでに
時間がかかった。寝ずに映画を見ているとアイスクリームを配ってくれた。
機内食もとても美味しかった。
☆一言アドバイス☆
SEATAC空港には日本語の案内ブースがあったり、日本語のパンフレットがある。
日本語のできる職員も用意されているようだ。それだけ日本人の利用が多いのかも
しれないが、とても助かる。ただし、日本語のできる人がいるのは午前中、もしくは
その前後の時間帯までだと思う。
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