朝から晴れていた。２週間前に シアトルに着いた時の寒くて暗い感じは なくなっていた。 午前中帰りの荷物整理をした。相棒の仕事の資料が結構多くて 荷物は増えていた。車に荷物を積み、ＵＷに行く。大学の学食で食事をして Ｈ先生の研究室に行く。あいにく不在だったので、大学内にある BURKE MUSEUM に行く。
BURKE MUSEUM は自然史博物館で原始から現代までの歴史を展示してあり 最後は世界の国の紹介をしていた。ところが日本のところが少しおかしい。 いや、アメリカから見た日本なのだろう。
もう一度研究室に行くとＨ先生がいらっしゃった。ご挨拶をしてお別れをした。
風はまだ冷たいが、大学に来る最後の日に晴れていて暖かい。 キャンパスの桜はようやく散りはじめていた。ＬＡでＨ先生から頂いた 手紙に「桜の花の散らないうちにおこしください。」とあったので、 もう１ヶ月以上も咲いていることになる。見事な桜の木は咲き続けて いたのだ。
ふと、もしかしたら大学の校舎の間からＭｔ．ＲＡＩＮＩＥＲが見えるかもしれないと 見に行ったが見えなかった。いつも夕方にしかその美しい山は見えなかったので 夕方まで待つことにした。大学のメイン通りの BOOK STORE で時間をつぶしたが やはり山の頭には雲がかかっていてその姿をすっきり見ることはできなかった。 キャンパスからは見えなかったが、空港に向かう FREE WAY の前方で 美しく見えた。車のトランクにいれたカメラが恨めしい。　

空港でレンタカーを返し、最後に日本でお世話になった方にお土産を 買う予定にしていたので、空港のお店に行く。ところが高い！！ 同じスモークサーモンがシアトルのスーパーと＄５は違う。 貧乏性がこんな時に出て結局お店をぐるっと回っただけだった。 　

シアトル第一日目に泊まった空港内の SEATAC MOTEL に電話をして 迎えを頼んだが、ちょうど電話を置いて相棒が帰ってきたときに見覚えの ある SEATAC のバスが女性を送ってきたので、乗せてもらった。 モーテルでは前回と同じ部屋に泊まることになった。
アメリカ最後のディナーは近くの Denny's でとることにした。 メニューを見て悩んだ挙句、ハンバーガーを頼んでしまった。 アメリカで５０回は食べたであろうハンバーガーを最後のディナーにまで 頼んでしまうとは。オーダーしたあと後悔が押し寄せてきたが ファーストフードとは違うこれぞハンバーガー！というものが出てきて 満足した。相棒の頼んだオムレツも美味しかった。