母校の近況

九品仏小の子どもたちと

平成七年度 同窓会担当教諭  曽田 千津子

  同窓会担当となった昨年春、同窓会会長の富田さん、副会長の佐原さんと

お話する機会がありました。九品仏小の昔の様子などを伺ったり、「同窓会だより」を

見せていただいたりしました。この「同窓会だより」を、同窓会設立の折から

十年近くも続けて発行なさっていると知り、感心致しました。

  私が九品仏小にお世話になって、三年目がスタートしました。実は、九品仏小に

お世話になることが分かったときは、私はとても不思議な縁を感じました。私は

浄真寺のそばで生まれ、一才半ぐらいまでお寺の境内が遊び場でした。そして、

娘も奥沢六丁目で生まれ、やはり一才半までお寺の境内で遊んだのです。

九品仏小の辺りもよく歩いたので、以前からなんとなく九品仏小児親しみを感じていました。

  学校では、昨年度から子どもたちが自分で考えていることを、自分の言葉で

しっかり言えるように、「話し合い活動」の研究を進めています。昨年度も、各学級や

代表委員会で様々な議題で話し合いが持たれました。その結果として、地域清掃を行ったり、

異学年と遊んで交流を深めたり、学級でお祭り集会を企画したと、いろいろな活動が見られ、

子どもたちは実に生き生きと活動していました。今後も、子どもたちのために研究を進めて参ります。


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