クラス会だより
五期生の「お集まり会」
五期 岩男 史生
戦国の世に震源が「人生わずか......」と謡った歳にさしかかり、誰が言いだしっぺか「同期会を開き、皆で第二の一歩を」との趣旨で95年10月22日、母校のランチルームを借り、手作りの「お集まり会」をもちました。子ども達の謝恩会「お別れ会」から38年ぶりです。
我々五期生は、一年の二学期から尾山台・八幡小から「もらわれて」九品仏最初の一年生となり、その侭六年生までクラス替えなしの持ち上がり。そのためどの組も濃密な紐帯、40数人皆が、それどれ竹馬の友でした。
その反面、他のクラスとの人間関係は稀薄で「同期が一同に会しても三つのグループになってしまうのでは」との懸念もありました。でも、心配は全く無用。通学区域の狭い小学校だったからか,近所同志や中・高の同窓、友達の友達は....と出身クラスを超えて様々なつながりを確認できました。
30年ぶりに会って、すぐには名前が出てこなくても、やがて思い出話に花が咲きます。「自己紹介の中に六年間で一番印象深いこと、エピソードも交えて」との要請に、何も覚えていないと困惑気味の人も、クラス対抗野球試合や集団赤痢事件の話に触発され色々と思い出され、スピーチが弾んでいく.......遠い過去から蘇ってくる懐かしい場面を共有するうち、アッという間に四時間は過ぎました。
集団写真はボケていますが、二次会も駆けつけた人合せ31名。最初の同期会にしては大盛会でしょう。一組小池先生は所用、二組の道法先生はリハビリ中、三組の高橋先生は既に鬼籍に入れられており、先生方にご参加頂けなかったが残念でした。
(追記)当時の写真を持参し、久し振りにお会いした道法先生は、脳梗寒の後遺症に強い意志で立ち向かい、驚異的な機能回復の途次でした。明るく迎えて下さり、言語障害はのこるものの記憶は鮮明で、懐かしい話を沢山してくれました。それから50日目.....年が明けた96年1月6日、不慮の事故で、急逝されました......心からご冥福をお祈りします。
三十七期生の同窓会
三十七期 山口 三奈
九品仏小学校を卒業してはや6年。私たち第37期生は、今年4月からそれどれがまた新たな道を歩き出します。期待や不安、誰もが胸にしている時期、3月23日(土)午後2時から母校のランチルームをお借りして羽田野先生を含めて24名の仲間が集まりました。久しぶりに見る顔、校舎、九品仏の町になつかしさを感じました。
皆で近況報告をしましたが、進学する人、就職する人、浪人する人......それどれでしたが、みんな頑張っているようでした。
また何年後かに同窓会を開き、思い出話に花を咲かせたいと思っています。
三十九期、旧一組のクラス会
三十九期 富田 京子
卒業してから毎年開催しているクラス会ですが、七年は6月4日(日)に、学校のランチルームを会場にして第四回目を開きました。
担当の石塚先生を中心に15名の仲間が集まり、相変わらずにぎやかに楽しい会でした。
みんな高校一年になり、少しは大人?になった筈なのに、すっかり子ども気分で、大はしゃぎでした。夕方からは有志で自由が丘に繰り出してカラオケを楽しみ、又、次回の開催を約束しました。
なお、八年四月には、石塚先生が九品仏小から等々力小へ転任されることになり、さびしくなりますが、私たちの仲間の結束は変わらずに強いので、これからも毎年、先生をお呼びして続けていくつもりです。
39期のみなんさ!今年も元気でいきましょう。よろしく。
9号目次へ
前のページへ
次のページへ