開校50周年の記念式典・祝賀会に参加して

 副会長(十一期) 河田 順治

 平成14年10月12日(土)に九品仏小学校開校50周年の記念式典と祝賀会に参加してまいりました。

 午前中が記念式典で午後が祝賀会でした。
 午前中の記念式典は、小規模校ならではとも言える児童全員参加で行われました。前半は型どおり、校長の式辞に始まりあまり九品仏にかかわりのないご来賓の方々の祝辞、御来賓の方々の紹介でした。

 後半は、うって変わって、子どもたちが主役でした。九品仏小学校の成り立ちや九品仏の町の歴史や様子を各学年毎に切り口を決めて順に「呼びかけ」方式で1人1人の子どもたちが説明してくれました。また、その説明にあわせて壇上の幕に裏からプロジェクターで写真が写しだされたりもして、とても判りやすく親しみ深く九品仏小学校の50年間の歴史やそれを支えてきた地域の様子を窺い知ることが出来ました。

 それから、子どもたちの全員合奏「八木節ラプソディー」(なぜ八木節なのかは?)太鼓をたたく音、樽をたたく音の元気さにとにかく目出度い気分になりました。そして最後に懐かしい校歌を歌ってお開きとなりました。

 午前中の記念式典と午後の祝賀会の間の時間で、ランチルームでの同窓会が作った九品仏小学校の歴史資料展示を見たり、パソコンルームでこれも同窓会のメンバーが作った昭和30年当時の校舎を再現したCG作品を見たり、廊下に展示された児童の作品展示を見たりしました。

 歴史資料の展示には同窓会から50周年記念に贈呈されたガラスケース3台も活躍しており、学校が保管してくださっていた貴重な資料が日の目を見ることが出来たといえます。30年当時の校舎を再現したCG作品は同窓会のホームページでも見られますので興味のある方はトライしてみてください。

 午後は、同じ体育館とはとても思えないようにPTAの方々の装飾で和風にシックに飾られた体育館でアットホームなイメージで開校50周年記念祝賀会が行われました。こちらも御挨拶で始まりましたが、九品仏小学校にかかわりの深い方の御挨拶ジャックがあり、一時はどうなることかと思いましたが止めに入った勇気ある先生のお蔭で何とか納まり、PTAよりの記念品の贈呈、乾杯までたどり着き、全員ほっと一息でした。 その後の歓談は九品仏小学校にかかわりの深い方ばかりなので昔話やら何やらでとてもにぎやかでした。そんな中読み聞かせのお母さんたちの会の代表のお話コントのようなものがあったり、あっという間に時間が過ぎてしまいました。最後に校長先生の謝辞があり祝賀会も目出度くお開きとなりました。

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