母校の近況
九品仏小学校開校五十周年
本当にありがとうございました
平成十四年度 同窓会担当教諭
細川 浩美
ここでは、「式典」への学校の(児童)活動についてお知らせします。
年度当初に(全校児童参加)、発表テーマを(九品仏の街)と決め、「生活科」「総合的学習の時間」を主に取り組みました。
一年生は、「楽しい街、九品仏」をテーマに、学区内の公園での遊びを通して、みんなと仲良しになったことを、二年生は「わくわくの街、九品仏」をテーマに、つばめが子育てをしている街のひみつや、かたつむりがいるあじさいなどの発見を発表しました。
三年生は、「住みやすい街、九品仏」がテーマに、商店街のお店にうかがい、お仕事の様子や売れるようにするための工夫も教えていただきました。さらに、商店会長さんから、商店会の働きについてのお話も伺いました。それらをまとめて発表しました。四年生は、「美しい街、九品仏」をテーマに、自分達できれいな街にしようと、「猫じゃらし」公園の清掃ボランティア活動に参加し、集めたゴミからゴミについて調べたり、考えたことを発表しました。
五年生は、「我校の歴史」をテーマに、先輩の方々にインタビューしたり、同窓会長さんに来校していただいて、当時の学校生活のお話をお聞きして、五十年の年月の移り変りを知りました。六年生は、「歴史の街、九品仏」をテーマに、発掘の行われた古墳を手がかりにして、奥沢神社等にも足を伸ばして、大昔から人々が住みついていた事を発表いたしました。
パソコンと映像で、見ていただく方々に分かりやすくを心がけました。全校揃って練習し、児童たちは生き生きと参加し、呼びかけも次第に上手になっていきました。
そして式典を盛り上げたのは、全児童の「八木節ラプソデー」の合奏でした。「全員でお祝いしよう」と入学したての一年生も、鍵盤ハーモニカの練習を始めました。二、三年生は主メロディーにトライ。速いテンポにも日毎に腕を上げていきました。四年生は、区の音楽会にこの曲で参加したほどです。しかし、中心は五、六年生です。講師を招いて練習を重ねました。「八木節」のリズムづけの毎日、学校の周りの方々もよく耐えてくださいました。
十月十二日、式典は進んでいきました。