3.設計
DIYでウッドデッキ造りとなると、材料費もちょっと小遣いでという範疇を超えてしまうので、行き当たりばったりも度が過ぎるとちょっと費用的にかさんでしまいます。
その為にある程度正確な設計図を書いておきたかったのです。
当初オートキャド(2次元CAD)での設計を考えていたがなかなか手間が掛かります。
基礎図面などはオートキャドで描くのがやりやすいのですが、躯体となるとちょっと厄介です。
建築用のキャドソフトがあれば楽に出来そうなのですが・・・と思っていたところに良さそうなソフトを発見しました。
岡田金属の ライフソーとソーガイドのセット を購入するとおまけでもらえる木工キャドソフト「もでりん」です。
これを使えば登録した2×材などを3D表示の画面に配置していくだけで木取り図までもが出来てしまうありがたいソフトでした。
早速試用版をダウンロードして設計に取り掛かったのですが、いまひとつ思うような設計ができなかったのです。
このソフトにも弱点があったのです。
材料を斜めに配置できないために面白みの無いありきたりのウッドデッキしか設計できなかったんです。
ホームページを見ると近いうちに斜め配置が出来るベータ版を公開するらしい事がわかりました。。
試用版を使ってみて良ければソーガイドのセットを購入しようと思っていましたが、様子見となりました。
数ヶ月経ち「もでりん」のホームページを見ると、いよいよ材料の斜め配置が出来るアルファバージョンが公開されるという事です
その情報を元にアルファバージョン公開前でしたが、先行して「もでりん」を手に入れるためにソーガイドのセットを購入しました。
セットの中にユーザー登録用のパスワードが同封されているのでそれを入力して正規ユーザー登録を済ませると「もでりん」をダウンロードできます。
試用版と違い寸法入りの三面図が作成できるが、まだ肝心な材料の斜め配置ができるバージョンではありません。
しばらくアルファ版の公開を待つことになりました。
設計再開
ついに材料を斜め配置できる「もでりん」のアルファバージョンが公開されました。
早速ダウンロードして使ってみましたが、ちょっとややこしいです。
以前のバージョンでは材料の長さ調節はピタッと出来ていたのに、アルファバージョンでは斜め配置が出来るようになった代償にドラッグによる長さ調整がやりにくくなってしまったのです。
それでも斜め配置が出来るアドバンテージは大きくイメージ通りの設計が出来ました。
もでりんで設計したウッドデッキ3D図面
アルファバージョンのバグとして材料の種類が20種類を超えると材料取り図の色分けが出来ずにすべて真っ黒に塗りつぶされてしまい役に立ちませんでした。
20種類以下になるように分割して図面を印刷してなんとかすることが出来たのでよかったですが。
ここまで設計図が出来れば後はプラモデルを組み立てるのとあまり変わりはありません。
ただ材料が大きくて持ち運びや組立がちょっと大変なだけです。